Miss SAKE News/Blog

2022 Miss SAKE 京都 大国桜 / 第5回ナデシコプログラムレポート

「継続は力なり」

皆さま、こんにちは。2022 Miss SAKE 京都 大国桜でございます。

先日第5回ナデシコプログラムが行われましたのでご報告させていただきます。

【第5回ナデシコプログラム】

  1. 日本舞踊体験稽古
  2. Miss SAKE Channel 特訓2
  3. 石川酒造様 見学

【①日本舞踊体験稽古】

日本の伝統的な踊り『日本舞踊』について藤間美都也 様にご講義いただきました。

藤間先生は日本舞踊の楽しさを伝えたいと多摩を中心に日本舞踊をお教えになっております。

佇まいから優美で日本女性として憧れる姿でございました。

『日本舞踊』とは…?

歌舞伎舞踊の技法を基本として、男性だけの歌舞伎から派生し女性による舞踊が加わったものだといいます。

踊りと舞としぐさの3つの要素を持ち、女性の活躍の場として歌舞伎から独立して発展しました。女性らしい雅な動きや、所作の裏側に隠れた思いなどを知るととてもおもしろく、日本らしい奥ゆかしさがあると思いました。

女性の活躍を支えていた踊りだったとはびっくりです!

今回は「さくらさくら」に合わせた踊りを伝授いただきました。

踊った瞬間、まるで自分が花を咲かせているような華やかな気持ちになりました。

手先から足先まで意識を向けた優美な動きは、細部までこだわる日本の女性の美が込められていると感じました。

日常生活でも日本舞踊の動きを取り入れて生活してみるととても丁寧で上品な佇まいになりそうです。

(簡単そうに見えるお辞儀、背筋と腹筋を使うのでなかなか苦戦しました…練習あるのみです。)

「お稽古は楽しむもの」

お家を出てからお稽古をして帰る家路に着くまでを楽しむと藤間先生はおっしゃっておりました。

お稽古というとどうしても苦しく辛いものというイメージがありました。

しかし、“好きこそものの上手なれ”という言葉があるように、心から楽しいと思えるお稽古は成長も早いのかもしれません。

そして「継続は自信になる」というお言葉も印象的でした。

特技がないことがコンプレックスだったという藤間先生。

“日本舞踊”だけは楽しく続けられ、それがいつの間にか自分の特技になっていたといいます。

一つのお稽古を長く続けることが自信につながる、自分が楽しいと思ったことは誰に何と言われようと続けるというお言葉に勇気をもらいました。

答えが出るか分からないけれど、自分の感覚に自信を持ち楽しんで継続していきたいです。

このナデシコプログラムも毎週新しいことを学ばせていただき、本当にワクワクしています。学べば学ぶほど日本の伝統は素晴らしく、私を通して後世にも伝えていきたいという思いが強くなりました。

藤間美都也 様、この度は大変貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

【②Miss SAKE Channel 特訓2】

You Tube「Miss SAKE Channel」での発信について、Miss SAKE 事務局長 中村信次郎 様、2021 Miss SAKE グランプリ 松崎未侑 様にご講義いただきました。

動画で大切なことは“誰に向けて発信するか”を考えて撮影すること。と特訓1の講義で学び、今回は若い女性に向けて発信することを意識して撮影してみました。

私はこのナデシコプログラムで毎回お世話になっているゲストハウス「酒坊−多満自慢−」をご紹介させていただきました。

伝えたいことを分かりやすく動画にまとめたり、簡潔に話したり、まだまだ課題が多々ありますが、Miss SAKEとして国内外の方に日本酒・日本文化の発信をできるよう精進してまいります!

これから様々な発信をしてまいりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

Miss SAKE 公式チャンネルはこちら>
https://www.youtube.com/c/MissSAKEChannel/featured

【③石川酒造様 見学】

いつもお世話になっている「石川酒造」様の蔵を見学させていただきました。

第1回ナデシコプログラムから大きな蔵を横目に、中はどうなっているのだろう…と気になっていたので今回は見学させていただけて大変嬉しく思います!

まずは石川酒造様のご紹介から。

“酒飲みのテーマパーク”として日本酒・ビールとレストラン・ゲストハウスまで1日中楽しめる場所となっています。

人が交流しやすい広々とした空間で、いつもお客様の楽しそうな笑顔で温かい雰囲気に包まれています。

創業百年以上日本酒を造り続け、『多満自慢』は“多くの人の心を満たして、多摩の自慢になるお酒を造りたい”という想いから名付けられました。

今や地元の人から国内外さまざまな人に愛されるお酒となっています。

お酒造りの記録が記されている日記に「鉛筆からペンへ」「ペンからエクセルへ」と時代の流れに合わせて書き方が変わることも残しているというエピソードが、歴史を物語っているなと驚きました。

蔵の中も見学させていただきました!

中はひんやりとして、大きなタンクが並ぶ様子は圧巻でした!

酵母が元気に活動するには温度・湿度などの外的環境だけでなく、造り手の想いや蔵の雰囲気など全てにおいて居心地の良い環境が大切だそうです。

JAZZと同じでいつも決まりはないけれど、いい環境がいい酵母を育てると石川社長は語ります。

蔵の雰囲気も相まって、石川酒造様のお酒は温かみがあって、ずっと飲んでいたくなるような心地の良さを感じます。

どんなに自動化が進んでも美味しいお酒造りにかかせないのは“チームワーク”とおっしゃる石川社長の目はキラキラと輝いておりました。

代々継いできた歴史の裏側もお聞きすることができ、大変貴重な機会となりました。

お時間を作ってくださった石川社長、誠にありがとうございました。

【鍋&SAKE】

本日は酒粕チーズ鍋!

2020 Miss SAKE 松井詩 様がご出演されている「鍋&SAKE」レシピから作りました。

概要はこちら
https://youtu.be/bQD-LoZd61U

お鍋にカマンベールチーズ!?と最初は驚きましたが食べてみると酒粕のまろやかな旨味とチーズの塩味がとろっと口の中で溶け合い、思わず微笑みがこぼれてしまいました。

“ほっぺたが落ちる”とはまさにこのことですね!

お鍋の主役である豚は北海道の「アポイ豚」株式会社コープニュース 代表取締役 田中陽子 様よりいただきました。

アポイ豚は山の中で一年中放牧でのびのびと育ちます。
頭数も少ないので毎日なでて、話しかけて、大切に育てられているので、人についていっちゃうほど人懐っこいそうです。

甘みとお肉の旨味がしっかりと合わさって酒粕チーズに負けない味わいでとってもジューシーでした。

毎回素晴らしいお肉を届けてくださる 田中陽子 様、このような贅沢なお食事ができることを心より感謝申し上げます。

Miss SAKE ファイナリスト7名による地元の日本酒とおつまみ

今回のラインナップはこちら…!

憧れだった日本酒がずらり…!

皆さんが持ってきていただいたおつまみとも相性抜群で、今回も手が止まりませんでした。

日本各地のお酒をいただけて、大変贅沢な時間となりました。

そして「酒と恋には酔って然るべき」の最新刊を一般社団法人 Miss SAKE 大西代表にお持ちいただき、お写真を撮影させていただきました!

カップ酒が大好きな主人公の愉快な日常が描かれており、楽しく読みながら日本酒についての知識も深まる一作です。

第8巻は、千代むすび酒造様のゲゲゲの鬼太郎カップ酒シリーズが登場しておりますので、ぜひ皆様読んでみてくださいね。

【さいごに】

今回は“継続すること”について考えた1日となりました。

お稽古・動画など何事も継続することで見えてくるものがあると気づきました。

まずは始めてみて自分なりの型にはめていく。

そうしたらいつの間にか力となって、自分らしい道が拓けると感じました。

今回も素晴らしい学びの時間となりましたこと、ナデシコプログラムを支えてくださる皆様へ感謝申し上げます。

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