皆さまこんにちは。
2023 Miss SAKE 新潟 佐藤 萌香です。

第6回目のナデシコプログラムを受講してまいりましたので、ご報告します。

大和撫子を体現する動き

〜日本舞踊体験稽古を通して〜

藤間流勘右衛門派 藤間美都也(ふじまみつや)様より、日本舞踊体験稽古をしていただきました。ありがとうございます。

優しく相手を思いやり、強く逞しい女性は私の理想の大和撫子です。

今回、日本舞踊についてご教授いただき、踊りで和の心を体現することにとても魅力を感じました。
日本舞踊は女性らしい可愛らしさや、感情をも身体で表現します。

日本舞踊は、チアリーディングやヒップホップのように激しい踊りはありませんが、体幹を使いますし、綺麗に見せたり情景を思い浮かべて頭も使います。
実際にやってみると、普段使わない筋肉を使って、じんわり汗をかきました。

今回、年中色褪せることなく青々と逞しく縁起の良いものとされる、松の絵が描かれた屏風を美都也様がご持参下さりました。

それを背景に、さらには美都也先生の生演奏三味線でさくらさくらの音楽に合わせて踊り大変贅沢で、有意義な時間となりました。

所作や立ち振る舞い、首を長く見せ立ち姿までも綺麗に。
日本舞踊に触れ、奥ゆかしさを感じました。

そして、心持ちについてもお話しくださいました。
この活動に関わるすべての方へ、感謝の気持ちを忘れないこと、自分で決めた事を続ける事。

課題や仕事など何かに追い込まれたり、自分に余裕がない時に、感謝の気持ちを忘れたり、やり続ける事から逃げたくなったりします。

でも、自分が決めたことは責任を持ってやり続けなさいという教えはとても胸に刺さりました。
言葉に出したり心で思うことは簡単ですが、実際に実践に移すのは想像以上に大変です。

心が折れそうになり、できない理由を探すこともあると思います。しかし、「継続は力なり」と、自分を信じてやり続けます。

最後に美都也様より、踊りをご披露いただきました。

心を整え、心で踊る美都也先生。

どの動作、ポージングもすべてしなやかで美しく感動致しました。まだまだ見ていたいと目を惹かれ、私も普段の所作や行動で綺麗に動ける女性になりたいです。

美都也先生、貴重な学びをどうもありがとうございました。

命と健康を守る安全な食事のために

続いて、株式会社コープニュース代表取締役  田中陽子様より健康になる食事学についてご講義いただきました。ありがとうございます。

食事は、生命維持や楽しみなど色んな意味を持ちます。
しかし、一歩間違えればそれらを覆してしまいます。
安全に楽しく生命を維持する食事のためにはどうしたら良いのでしょうか。

私は普段、料理をすることが多いです。
出来れば国産のものをと選んで買うようにし、ポテトチップスなどに遺伝子組み換え食品が使用されていることはわかっていたつもりでした。
しかし、フードインクの映画や、田中様の講義を受けて理解には全く至っておらず、自分の食に対する関心の低さに落胆し、反省致しました。

さて、遺伝子組み換えとは、他の生物に有用な性質のある遺伝子を、その性質を持たせたい生物などに人工的に埋め込ませたものです。

これだけ聞いても分かりませんが、何らかの作用で人体に影響を及ぼします。
例えば不妊、免疫疾患などの健康被害が出るそうです。

私たちがよく口にする大豆はほとんどがこの遺伝子組み換えのものなんだそうです。知らずに食べていたと今、恐怖さえ感じます。

そして、映画の中でアメリカの豚を飼育している場面が出てきましたが、体が便まみれで不衛生な現場が一目瞭然でした。
O157など、重大な感染症を招いているのは人間です。大切な命を奪うこともあります。

私たちが今からできること。それは、これらの現状を理解し、食事をとることです。
食材を買う際は、産地を確認し今一度遺伝子組み換え食品を認知したいと思います。

また、命を頂いている動物に誠意をもって飼っているとはまるで言えない現場が映っており、田中様のお話の中に日本の豚は感情が豊かで人が近づいても恐れたりしませんとありました。

たくさん効率的に安く手に入る外国のお肉ですが、命がある大切な動物です。そんなお肉を私たちが買うことで、供給率が上がり辛い動物が増えます。
そんなことが少しでも減るためにも、食品を選択しようと思います。

命の基盤とも言える大切な食事、味わいや人が集まって賑やかに楽しむ食事。
自分や大切な人を守るための第一歩として、現実を知り、それを受け止めできることから少しずつ取り組んで参ります。

貴重なお話しをありがとうございました。

アンバサダーとしての心持ち

〜最先端の宇宙開発そして人文社会との関連性の講義を通して〜

最後の講義では、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 主任、一般社団法人ニュースペース国際戦略研究所NGSL 岩渕 泰晶様より最先端の宇宙開発そして人文社会との関連性のご講義をしていただきました。
ありがとうございます。

国際化が進み、技術の発達が著しい世の中。人々の考え方や常識も変わりつつあり、私の身近で言えば働き方や恋愛についての考えが変わったでしょうか。

一方で、ご高齢の方などは特に、古くからの考えをお持ちの方もいます。正解はありませんが、それぞれ違った価値観や考えなどを持つ人々が共存しているのです。

「宇宙飛行士は地球を代表するアンバサダー」

日本の宇宙開発は、平和や国際協調のために尽力しております。

四季をもつ日本の特長を大切にしつつも、アジア衛星利用と欧米共同プロジェクトの両面があり、発展途上国と先進国の両方の気持ちを理解する。
つまり、自国の大切にしたいことを持ちながら、他国の大切にしたいことを理解し、お互いにお互いを尊重することで最大限両者が納得できる形になると思います。

カーツ・ルーインの理論によると、民主型は生産性が高く長期的に有効といいます。
また、レンシス・リッカートによると、参加型のリーダーシップの生産性が最も優れているそうです。

1人の人が先頭に立って物事を進めるより、メンバーの目線に立ち同じ立場で物事を考え、それぞれが責任を持って発言し全員がリーダーシップを発揮することが、より良い関係で物事が成功へ進むと思います。

より大きな物事を達成するためには人、もの、お金など様々な資源が必要です。

内閣府が設定している「宇宙産業の市場規模の将来目標」では2030年に現市場規模の約2倍の2.4兆円を目標に掲げています。

岩渕様は、様々な企画、講演を行い、人々の意見を聞くといいます。
何にでも興味を持ち、自分と違う意見を聞くことが成功への第一歩と考えます。

私も、日本酒や日本文化を世界に発信するアンバサダーとして他者の意見に耳を傾け、尊敬しながら自分の意見を述べるようにしようと思います。

インスタグラムやYouTubeなどで、既に世界に発信しているアンバサダーとしての心持ちや大切なことを教えていただきました。ありがとうございました。

2023 Miss  SAKE 新潟 佐藤 萌香