皆様こんにちは、2021 Miss SAKE 北海道 加藤千紘です。
4月17日 第6回ナデシコプログラムに参加して参りました。
オペラ歌手(ソプラノ)小川里美様ご講義
午後から参加させていただき、声楽家、オペラ歌手(ソプラノ)小川里美様のご講義でした。
ミス・ユニバース・ジャパンに選ばれ活動を経て、イタリアへ留学され、オペラ歌手として活動されているという華やかな経歴を見て、”天才・生まれ持った才能”をお持ちの方なんだろうと思っているところがありました。
もちろん、CDで聴かせて頂いた歌はとても素晴らしく、天性の才能も大前提で、それに加えて勉学、努力に励んだ結果というのがとても納得できるお人柄でした。
きっと成功した面をたくさんお話することもできたと思いますが。オーディションに落ちた経験がおありになること、歌手としては遅咲きだったとおっしゃり、追求・極めるということを体現したような方だと、プロフィールを拝見した際の印象がガラリと変わりました。
お話を伺い、私にはないものは国際的な感覚だと感じました。
イタリアについて語られてるお姿から、私は海外からの日本の目線も必要なのだと思いました。
いいところも、悪いところも海外を経験した小川様だからこと語れる面もあると思いますが、私も日本の中で、北海道とは?海外からみた北海道は?を突き詰めGWの課題にしたいと感じました。
印象的だったのは、2006年からはイタリアにお住まいになり歌手活動をされている中で。出演者に対しオーケストラ、スタッフなど何人もの方が関わっていることで。自分が好きで歌っているという概念を超えた使命を感じたという点です。
Miss SAKEグランプリを目指す自分たちの姿と重なり、ナデシコプログラムを受講させていただく中で出場者より多いスタッフや講師の方、北海道の事務局の方、その先の日本酒業界の方も考えると似た使命感を感じました。
また、選ばれる人と選ばれない人がいるという点においても、小川様はお仕事でも、そんなに嫉妬したりしないという冷静で俯瞰的に自分を見れていることがわかりました。
そんな冷静さも大切に、恐れず自分にできることを突き詰めていきたいです。
後半はカンボジア文化支援についてもご教示いただきました。
カンボジアの方を育成、招待して公演をする、学生のためにやってるところがあるとのことで。人材輩出にも取り組まれ経験を還元される様子にも共感をいたしました。
JAXA 岩渕様 ご講義
最後は岩渕泰晶様のご講義でした。
宇宙は北海道の大樹町が町づくりとしてかがけていて有名であり、毛利衛さんの故郷である余市町に宇宙記念館があるのでワクワクしたイメージでした。
また、新月に祈りや願望を書いたりすることや、健康に気をつけるようになってからは月の満ち欠けに応じて月経がくる(月と入っている)ことにも自身、女性としての関わりと感じておりました。
宇宙の技術と聞いて自分の理解に不安は覚えましたが、宇宙開発にもコンテストがあるとのご説明も頂けたので楽しく理解でき、岩渕様の経営学の面から見たダイバーシティや女性の活躍においてとても興味深く、納得できる内容でした。貴重な資料も、共有いただき感謝申し上げます。
天から稲妻、雷(神なる)と、空(宇宙)と地上を掛け合わせた解釈はとても日本的で、こういった解釈が好きなので楽しませていただきました。
宇宙ステーションと聞くと、直接的な関わりはないように感じてしまいますが、GPS、車の自動運転技術にも必要と聞くと身近に感じる方も多く、関わりを感じられると思いました。人に何かを伝える、お話しするという視点での参考になりました。
お話で一番、以前から興味を持っていたのは宇宙飛行士選抜の部分です。
最先端の技術を学び、発展させる頭脳はもちろん、コミュニケーション能力や適応能力など多岐にわたる才能を持ち合わせないとなれないというのを以前から知っており、選抜の際の合格率なども体系的に知ることができました。
そのステップに加え、トレーニング期間の年月を知り、ナデシコプログラムの3ヶ月や、自分が不安になっていることなどまさに宇宙レベルから見るとちっぽけだなと思いました。
今後も月への旅行など更なる進化、発展がある可能性に満ちた世界なので、私は日本酒と駆け合わせ発信することや、宇宙と日本酒との関係性を感じました。
貴重なご講義ありがとうございました。