皆さま、こんにちは。
2023 Miss SAKE Japan 山田琴子です。
2023年もいよいよ残すところ最後の1日となりました。
明日はいよいよお正月。
そんなお正月を目前にして、是非お正月を日本酒を飲むきっかけとして頂きたく、ブログにて発信をさせていただきます。
<お正月のお屠蘇>
お正月に飲むお屠蘇ですが、これも日本酒であるということをご存知ですか?
お屠蘇は、日本酒や味醂に屠蘇散という薬草を浸した飲み物で、お正月に伝統的に飲まれています。
元々中国からこの伝統は来ており、「蘇」と称する悪鬼を「屠る」という意味から「屠蘇」という名前がついています。これを飲むことにより、一年の疫病を払い、家族の長寿を願うものになります。
現在も、年末になるとスーパーなどで屠蘇袋やお屠蘇のセットが販売されております。
日本酒造組合中央会様の「日本の酒情報館」では2024年のお正月を迎えるにあたり、古来より日本で正月の祝い酒として飲まれてきたお屠蘇の新しい形「ネオお屠蘇」を提供されるそうです。「味醂ベースのオーセンティックなお屠蘇(常温)」と「颯茶と貴醸酒をベースにカルダモンを加えたネオお屠蘇(燗)」の2種類があり、2024年1月5日(金)より1月31日(水)まで期間限定で有料試飲(いずれも1杯300円<税込>)提供されるそうです。
詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000083559.html
皆さまも是非、来年一年の健康と家庭の安全を願い、おせちと一緒にお屠蘇を飲んでみてくださいね。
<お正月の御神酒とは>
お屠蘇の他にも、お正月にお参りに行った際に、「御神酒」をいただいたこともある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
御神酒(おみき)とは、神事などで神に捧げられるお酒のことを指します。
お米で作られた日本酒は、神事においても大変重要で「御神酒の上がらぬ神はなし」という言葉もあるほど欠かせない要素になっています。
この御神酒ですが、神事にて神様に捧げられたのちに「御神酒」として参列者などに配られることがあります。
神様にお供えした日本酒には霊力が宿るとされ、そのお下がりをいただくことで無病息災を願います。
近年では、その御神酒を持ち帰って自宅でも楽しめるように瓶に詰めたものを渡す神社も増えているそうです。
また、神社だけではなくご自宅の神棚に御神酒をお供えし、その日本酒を家族でいただくということもできます。
参考(月桂冠の御神酒):
https://www.gekkeikan-shop.jp/c/0000000100/sake010005
いかがでしたでしょうか?
折角の年に一度のお正月。
普段なかなか日本酒に縁がない方も是非、お正月をきっかけにご自身と大切な方々への無病息災を祈り、日本酒をいただいてみてはいかがでしょうか?
どうぞ良いお年をお迎えください。
2023 Miss SAKE Japan
山田琴子