皆様こんにちは。
2026 Miss SAKE 宮城の大森麻妃呂です。
2026年9月5日(土)、東京・銀座の歌舞伎座にて、「國酒と歌舞伎」特別貸切公演が開催されました。
本公演は、格式高い「秀山祭九月大歌舞伎」を舞台に、日本が世界に誇る伝統文化である「歌舞伎」と、日本の國酒である「日本酒」を一度に体験していただく、一夜限りの特別な企画です。
「國酒と歌舞伎」では、松本幸四郎丈による開演前のご挨拶と演目紹介をはじめ、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)に出品された日本酒のお土産、特製のお弁当、当日限定の特別な「筋書」、そしてMiss SAKEがアテンドする特製看板での記念撮影など、本公演ならではの6つの特別な体験が用意されました。
私たちMiss SAKEは、アテンド役としてご来場の皆様をお迎えし、歌舞伎座の大看板前や花籠にてお酒を振る舞わせていただきました。
ご協力いただいた酒蔵の皆様
今回の「國酒と歌舞伎」では、全国各地の酒蔵の皆様にご協力いただき、さまざまな日本酒を皆様にお楽しみいただきました。
ご協力いただいた蔵元の皆様と、提供いただいたお酒は以下の通りです。
・株式会社辻本店様:御前酒(岡山県)
・山梨銘醸株式会社様:七賢(山梨県)
・千代むすび酒造株式会社様:千代むすび(鳥取県)
・剣菱酒造株式会社様:剣菱(兵庫県)
・綾菊酒造株式会社様:綾菊(香川県)
・飯沼本家様:甲子(千葉県)
・宮坂醸造様:真澄(長野県)
・初亀醸造株式会社様:初亀(静岡県)
・八鹿酒造株式会社様:八鹿(大分県)
加えて、日本酒造組合中央会の皆様にもご協力いただきました。
全国各地の酒蔵の皆様のお力添えにより、今回も多くの方々に國酒の魅力をお伝えする機会をいただくことができました。
この場をお借りして、改めまして心より御礼申し上げます。
秀山祭九月大歌舞伎
今回上演された演目は、以下の4作品です。
一、雛鶴三番叟
二、伊賀越道中双六 沼津
三、銘作左小刀 京人形
四、一條大蔵譚
中でも「沼津」と「一條大蔵譚」には松本幸四郎丈が出演され、会場は大きな盛り上がりに包まれました。
また、開演前には松本幸四郎丈が舞台に登壇され、ご挨拶とともに今回の演目についてご紹介くださいました。
普段の歌舞伎公演とはまた異なる、特別貸切公演ならではの幕開けとなりました。
今回の「秀山祭」は、明治から昭和にかけて歌舞伎界を牽引した初世中村吉右衛門の功績を顕彰するために始まった興行です。
2006年に二世中村吉右衛門を中心として始まり、2026年は初世中村吉右衛門の生誕140年、そして「秀山祭」20年という節目の年でもあります。
長い年月をかけて受け継がれてきた伝統が、今この瞬間にも舞台の上で息づいていることを感じました。
國酒と歌舞伎。日本が誇る二つの伝統文化
「國酒と歌舞伎」
この二つには、長い歴史の中で人々によって受け継がれ、時代とともに進化しながら現在へとつながってきたという共通点があります。
日本酒をはじめとする國酒は、古くから「神に捧げる酒」として、祭礼や人々の暮らしの中で大切にされてきました。そして、各地域で育まれた風土や文化とともに、その土地ならではの酒として受け継がれています。
一方、歌舞伎は、江戸時代初期に出雲阿国が始めた「かぶき踊り」などを源流として発展し、江戸や上方を中心に、時代ごとの人々の趣味や嗜好を取り入れながら、名優や作家たちによって新たな演目が生み出され、今日まで受け継がれてきました。
どちらも、ただ昔から変わらず残っている「伝統」ではありません。
その時代を生きる人々によって新しい価値が加えられ、変化しながらも、大切なものを守り続けてきた文化なのだと感じます。
近年では、2025年に公開された映画『国宝』をきっかけに、歌舞伎に改めて注目する方も増えています。
だからこそ、伝統文化を「昔のもの」として終わらせるのではなく、次の世代へとつないでいくために、演者だけでなく、私たち観客も実際にその文化に触れ、楽しみ、魅力を知る機会を持ち続けることが大切なのだと思います。
初めての歌舞伎鑑賞
そして今回、Miss SAKEが主催する「國酒と歌舞伎」という企画を通して、歌舞伎の中心地ともいえる銀座・歌舞伎座という特別な場所で、國酒ともに日本文化に触れる機会を皆様にお届けできたことを、とても嬉しく思います。
開演前から終演後まで、ご来場の皆様の輝かしい笑顔や、初めて飲む日本酒に興味を持ってくださる姿を拝見し、私自身も大変嬉しい気持ちになりました。
また、公演中には会場いっぱいに響く温かな拍手や笑い声が生まれ、客席全体が一体となって舞台を楽しんでいることが伝わってきました。
実は、私自身、今回が初めての歌舞伎鑑賞でした。
歌舞伎というと、どこか「自分にはまだ早いのではないか」「格式が高く、少し敷居が高いのではないか」というイメージを持っていました。
しかし、実際に歌舞伎座で舞台を拝見してみると、その印象は大きく変わりました。
演者の皆様のお芝居を間近で拝見する中で、表情、手振り、声の抑揚、間、目線、そして小道具の一つひとつにまで、長い年月をかけて磨き上げられてきた技術と魂が込められていることを感じました。
舞台上で繰り広げられる世界に引き込まれ、まるで自分自身もその時代へタイムスリップしたかのような、圧倒的な臨場感を味わうことができました。
特に「沼津」では、松本幸四郎丈が演じる十兵衛の台詞の中で、Miss SAKEについて触れていただく場面もあり、大変嬉しく、光栄に感じました。
また、舞台全体を大きく使いながら演じられる姿は非常に迫力があり、観客の皆様もその臨場感に引き込まれ、終始楽しんでいらっしゃる様子が印象的でした。
初めて歌舞伎を鑑賞した私にとって、今回の体験は、「伝統文化は、実際にその場に足を運んでこそ感じられるものがある」ということを改めて教えてくれる機会となりました。
日本の「美」と「魂」を次世代へ
今回の「國酒と歌舞伎」は、日本酒を楽しむだけでも、歌舞伎を鑑賞するだけでもない、日本文化そのものに触れることのできる特別な時間だったように思います。
日本には、日本酒、歌舞伎、着物、食文化、茶道、伝統芸能など、世界に誇ることのできる素晴らしい文化が数多くあります。
そして、それらを次の世代へつないでいくためには、ただ「守る」だけではなく、まず私たち自身がその魅力を知り、楽しみ、体験することが大切なのではないでしょうか。
今回、Miss SAKEとしてこのような貴重な機会に携わることができたことを、大変ありがたく思います。
これからも國酒はもちろんのこと、歌舞伎をはじめとする日本文化の一つひとつを、私自身が実際に体験し、学び、その魅力を自分の言葉で国内外の皆様へお伝えしていきたいと思います。
日本の「美」と「魂」を、次の世代へ。
これからもMiss SAKEとして、日本文化の魅力を未来へつなぐ架け橋となれるよう、一つひとつの出会いを大切に活動してまいります。
最後になりましたが、本公演の開催にあたりご尽力くださった皆様、そしてご協力いただいた酒蔵の皆様、ご来場くださった皆様に、心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
2026 Miss SAKE 宮城 大森麻妃呂



















