皆様こんにちは。
2021 Miss SAKE 準グランプリ 糟谷恵理子です。
12月4日(土)に、長野県小諸市文化センターにて行われました『第2回お米コンクールこもろ&第3回JA佐久浅間一番うまい米コンテスト』および同時開催の『「風さやか」食味コンテスト』に参加してまいりました。
米・食味分析鑑定コンクールは、米・食味鑑定士協会および開催地域の実行委員会が主催されているお米のコンクールです。
2000年より始まり第23回を迎えるこちらのコンクールは、国内外を問わず5000をも超える出品数を誇り、”信頼できる良質で美味しい米作り”を推進するという形で生産者・消費者の皆様を支えています。
今回のコンクールには、お米コンクール部門に251点、「風さやか」部門に60点もの出品が集まり、このうち、食味・味度計による機械分析・審査を通過した20検体が最終審査に進出致しました。
最終審査にて米・食味鑑定士を含む審査員が実際に食して『光沢・香り・硬さ・粘り・味わい』などを総合的に評価した上で、各部門5名のノミネート者から最優秀賞が決定されました。
この度私も僭越ながら、受賞者の方の表彰補助をさせて頂きました。
米作りが盛んな佐久では多数の優れたお米の出品がなされた中、今回お米コンクール部門では下高井郡野沢温泉村の野沢農産生産組合様が最優秀賞である長野県知事賞、「風さやか」部門では佐久市塚原地区の池田幸史様が最高金賞を受賞されました。
米食味鑑定士協会会長 鈴木秀之様は「〝より美味しいお米を追い求めて一生懸命に作る〟ということが米作りの発展に何よりも重要です」とお話しくださいました。
長野県は、周囲の山々から流れる清冽な水や気温における大きな日較差・年較差などお米作りに適した条件に恵まれています。
しかしその環境に慢心することなく、生産者の皆様はあくなき探求心を持って、今よりもさらに美味しいお米を作ろうと日夜努力を続けていらっしゃいます。
このことが、長野県のお米は日本全国でも最高峰に美味しいお米であると言われ続けることができる所以であると、本コンクールを通して改めて感じました。
昼食にはJA佐久浅間女性部の皆様特製のきのこ汁を頂戴致しました。
まろやかな信州味噌をふんだんに使ったお味噌汁と香り豊かなきのこ、秋の味覚を堪能させて頂きました。
また、今回出品されていた長野県オリジナル米「風さやか」の試食もさせて頂きました。
毎日食べたくなるようなあっさりとした味わいで、冷めてももっちりとした食感が損なわれず大変美味しく頂けるという点が印象的でした。
今後も長野県オリジナル米のさらなる発展に向けて、微力ながらお手伝いできますよう精進してまいりたいと思っております。
このような素晴らしいコンテストに携わらせて頂きましたことを大変光栄に存じます。関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
そして受賞されました皆様、この度は本当におめでとうございました。
さらに同日同会場では、株式会社関東甲信クボタ代表取締役社長 大和經宜様が主催の農業機械展示販売会も開催されておりました。
展示販売会のほかに、会場では「浅間嶽」や「寒竹」をはじめとする長野県の地酒が多数販売され、賑やかな活気を肌で感じることができました。
さらに、関東甲信クボタ様が「生産者と消費者の架け橋となりたい」という思いからオープンされている『おれん家ふぁ~む』ブランドの日本酒、「大和乃剣」と「なでしこの香」も販売されており、多くの注目を集めておりました。
農業への関わりを持つ企業として、日本酒を通じて豊穣な大地を守り抜くという決意が込められているというお話を伺い、大変感銘を受けました。
日本の食文化の中心である”米”の多様な可能性をより広く皆様にお伝えすることができますよう、私も一層励んでまいりたいと思っております。
関東甲信クボタ様、この度はこのような大変貴重な機会を頂戴致しまして誠にありがとうございました。
2021 Miss SAKE 長野 / 2021 Miss SAKE 準グランプリ糟谷恵理子