皆さま、こんにちは。2022 Miss SAKE 福岡 白石 萌莉です。
先日、第三回ナデシコプログラムに参加してまいりましたので、ご報告をさせていただきます。
本記事では、以下内容についてご紹介させていただきます!
- 「着付け講座」 – 着付け講師 前井雅美様、2021 Miss SAKE 準グランプリ 糟谷恵理子
- 「FOOD GROOVE JAPANの目指すもの」- FOOD GROOVE JAPAN代表 鈴木基次様
「健康になる食事学」- 株式会社コープニュース代表取締役 編集者 田中陽子様
着付け講座
前井先生の着付け講座・総仕上げ編。
今回は「ふくら雀」と呼ばれる帯の作り方を学びます。
そもそも、ふくら雀って何?ということで調べてみました。
ふくら雀は、冬になると外でまんまるに膨らむ雀のことを指すそうです。
寒さから身を守るために自分で羽の中に空気の層をつくりますが、見た目がふっくらしていることからその名前が付けられました。
その佇まいから、豊かさを表す縁起ものとされ、「福良雀」「福来雀」と書くこともあります。また、雀自体に「厄をついばむ」意味があり、一族繁栄や家内安全の象徴とされてきました。
ふくら雀が羽を広げたような着付けとなることに由来し、「ふくら雀」の名を冠した帯の結び方には、「食べ物に飢えることなく豊かな一生を送れますように」との願いが込められているそうです。
お見合いや結納などで結ばれることが多く、皇室の方々の正装にも取り入れられている伝統のある結び方。
今回は、そんなふくら雀の作り方を学ばせていただきます。
帯は自分で見えない分自装の中でも難易度が高く、なかなか苦戦してしまいましたが。
着付け講師 前井雅美先生、2021 Miss SAKE 準グランプリ 糟谷恵理子さんに教えて頂きながら、そして周りのファイナリスト達と確認をし合いながらなんとか形にすることができたように思います。
(付ける位置が低すぎたり、羽根の部分の広がりが甘かったりとまだまだ課題は山積みですが・・!)
本来であれば、2回では到底終わらない内容をぎゅっと2回に詰め込んでくださった今回の講座。
まだまだ練習が必要ではありますが、自分で美しく着物を着付けることができる基礎を学ばせていただいたと思うと、胸の高まりが止まりません。
実は、私の密やかな夢の一つに「着物を着るおばあちゃんになる」というものがあったのですが、おばあちゃんになるのを待たずして、早くも夢が叶ってしまいそうです。
着付けは難しいものではあるものの、要素を紐解いてみると練習次第で必ずできるようになるものだと実感いたしました。
わたしが「おばあちゃんになったら」と期限を先延ばしにしていたように、若者にとって着物はまだまだ敷居が高いもの。より若い世代の方にも、お着物をもっと身近に感じていただけるような発信をしていきたいなと感じた次第でございます。
また、最後に前井先生から、「海外にお着物で訪れると特に、周りの方から話しかけていただく機会が多い」と教えていただきました。
日本でも普段使いで着ている方は多くはないお着物、国外だとより珍しく「COOL JAPAN」を体現するものとなり、日本に関心を寄せていただくきっかけとなるのではないでしょう
日本国内外を問わず、どこででも自信を持って着物を着付け、日本酒を含む日本文化のアンバサダーとして相応しい女性になることができるよう、引き続き練習を進めてまいります。
FOOD GROOVE JAPANの目指すもの
FOOD GROOVE JAPAN代表 鈴木基次様、株式会社コープニュース代表取締役 編集者 田中陽子様にお越しいただき、団体の活動について、そして食についての講座を開いていただきました。
印象に残っているのは、「生産者としてもらった情報を、消費者に届けるアンカーだと感じた」という鈴木様のお言葉です。
美味しいお食事はたくさんありますが、普段の生活で生産者様に思いを馳せる機会はなかなかありません。
ご自身の経験からその橋渡しをしよう、と思い立った鈴木様の思いのこもった活動がとても素敵で、これからご一緒させていただく機会があると思うと大変嬉しく思いました。
また、田中様からは食事学についてのお話を頂戴いたしました。
実家を離れ一人暮らしを始めて8年目、自炊はしておりましたし「コンビニごはんは夜ご飯にはしない!」とマイルールを定めてはいたものの、なかなか食に関して意識を向け切れていたかというと「NO」だなと痛感したお時間でございました。
私達のお腹には1000種類の100兆個の腸内細菌がいて、腸が身体の様々な物事を司っていることが、研究により明らかになっているそうです。
食物繊維が豊富な食事をいただき、腸が喜ぶ生活を送ること。
正直、この分野に関してのお勉強はまだまだだなと思いましたので、おすすめいただいた書籍なども読みながら、自分の身体は自分で守っていきたいと感じました。
また、次回以降のナデシコプログラムにて、女性の体について学ぶ機会も頂けるとのことで
そちらも大変楽しみにしております。
お食事の時間
お食事のお時間には、一般社団法人 代表の大西様より、加藤吉平商店「梵」特撰 純米大吟醸酒、田中様や鈴木様からも猪と豚を交配させた、栄養価たっぷりのいのぶた(はじめて食べました!)や自家製の梅酢、山椒など様々なものを差し入れていただき、美味しいお食事とともに日本酒を頂かせていただきました。
どんな日本酒を飲んだのかというと・・こちら!
各県の代表が、それぞれ自慢のお酒を持ち寄り、魅力をPRしていただきながらお酒を味わわせていただくというなんとも贅沢な時間でした。
飲んだこともあり大好きなお酒もありましたし、これまで飲んだことがなかったお酒も!
各県の味わいの違いは学びが大きかったですし、なにより大好きなみんなと交わすお酒は格別に美味しかったです。