皆様こんにちは。
2022 Miss SAKEの磯部里紗です。
先日、フランス・パリにて、JETRO(日本貿易振興機構)パリ事務所 武田家明所長、坂本紀代美様、岩田知統様、西尾友宏様を訪問させていただきました。
JETROは、海外74カ所、国内48カ所から成る国内外ネットワークをフルに活用し、対日投資の促進、農林水産物・食品の輸出や中堅・中小企業等の海外展開支援に取り組むとともに、調査や研究を通じて企業活動や通商政策に貢献する、2003年に設立された独立行政法人です。
2017年4月には、日本産の農林水産物・食品のブランディングのためにオールジャパンでの消費者向けプロモーションを担う新たな組織として、JETRO内にJFOODO(日本食品海外プロモーションセンター)が創設されました。
特にJFOODOの取組み主要品目には日本酒が含まれており、今回お会いさせて頂いた岩田様がJFOODOフランス拠点の代表を務めていらっしゃいます。
是非ブログをご覧の皆様に、JFOODO様の日本酒に関するお取り組みをご共有させてください。
JFOODO 2022年度 日本酒プロモーション概要
│2022年度 プロモーション対象国・地域
中国、米国、香港、シンガポール、フランス、英国
│実施内容
日本酒は特定の食材・料理・飲食シーンとの結びつきが弱いため、「〇〇〇といえば日本酒」という連想関係を創ることが、消費拡大には必要です。2022年度は、「魚介類といえば日本酒」という連想関係を創ることにフォーカスします。日本酒の持つ魚介の生臭さを包み隠し、うま味を増幅させる、という科学的根拠を活用しながら、「魚介類に最も合うアルコール飲料は日本酒である」というポジションを確立します。
│プロモーションサイト・SNS
JFOODOでは対象国・地域の消費者に対し、現地言語でプロモーションサイトを制作し情報発信しています。
● 米国・フランス向けプロモーションサイト(英語・フランス語)
● 香港向けプロモーションサイト(繁体字(香港)・英語)
● 中国向けプロモーションサイト(簡体字(中国))
フランス版のサイトはこのような感じで、とてもおしゃれなデザインに仕上がっています。
日本酒標準的裏ラベル
本来はラベルの印刷データを作成するためには専用のソフトや技術を必要としますが、オンラインで簡単に日本酒の輸出用標準的裏ラベルを簡単に製作できるシステムも提供していらっしゃいます。
こうしたフォーマットが整備されることで、従来の日本酒の裏ラベルが持つ「選びにくい」という課題を解決し、海外の消費者がより日本酒を選びやすくなるようになると思います。
日本酒の海外展開に関する構造的課題のうち、JETRO及びJFOODOで取組んでいらっしゃる事業のお話を伺いながら、Miss SAKEとしてはどういう貢献ができるのだろうか、といったことを考えながらお話を伺いました。
まだ確実な答えには辿り着けていませんが、
日本酒を初めとする日本産の「食」の海外展開に精通されている皆様とお話しさせて頂いたことで、様々な知見をご共有頂き、大変有意義な時間となりました。
この度は貴重な機会を頂き、誠にありがとうございました。
そして、今後とも何卒、よろしくお願いいたします。
2022 Miss SAKE 磯部里紗