皆様こんにちは。
2022 Miss SAKE 京都 大国桜です。
10月9日(日)、大阪の京阪シティモールにて開催された「うまいもんと伏見の酒まつり」に2022 Miss SAKE 大阪 田澤萌奈さんと参加させていただきました。
今年で4回目の開催となる本イベントは、伏見酒蔵小路様による企画で、京都・伏見酒造組合 17蔵元の日本酒や伏見の名産や器などを販売し、様々なお客様に伏見のお酒をお楽しみいただきました。
トークイベント「ハイパー縁側@天満橋」
「ハイパー縁側」とは…
そのまちに暮らす人や仕事をする人、子どもたち、まちの外から来る人たちが集まり、「CHAT」を始める次世代の縁側。
このおしゃべりを通じて、まちに流れる歴史や取り組み、人の生き方を共有しながら、少し先のまちの未来を企画していく活動だそうです。
一般社団法人Miss SAKE顧問でもいらっしゃる伏見酒造組合 理事長の増田德兵衞氏と『海外への日本酒の普及について』トークイベントを行わせていただきました。
増田德兵衞商店様の日本酒は、最近では海外での会合や飛行機のファーストクラスで提供されたりと、国内外の方々から愛されています。
日本酒乾杯条例
2013年、京都市では清酒の普及を促進するために「日本酒乾杯条例」を制定しました。
京都市が主催するイベントの乾杯では日本酒が使用され、ホテルの宴会でも利用を呼びかけています。
この条例の効果もあり、30年ぶりに京都の酒蔵の出荷量が増加したといいます。
日本酒をもっと気軽に、「とりあえず日本酒!」と言ってもらえるようMiss SAKEとして魅力を伝えていきたいと改めて感じました。
日本酒のおもしろさとは
国内外へ日本酒を発信するアンバサダーとして活動しているMiss SAKE。
「海外の方へ日本酒に興味を持ってもらうにはどのような発信をしたら良いか?」
ずっと自分の中で問い続けており、増田様に聞いてみました。
増田様は「日本酒は土地の背景や歴史を伝えるともっと興味を持ってもらえる。」とお答えくださいました。
私自身もナデシコプログラムで様々な酒蔵様を訪問させていただき、その土地の空気を実際に体感することで、日本酒に対して深い思いを汲み取ることができました。
日本酒の味わいだけでなく、日本でしか感じられない四季のうつろいや自然豊かな土地の美しさを知っていただくことは、これからの海外輸出で重要な役目を担っていることに気が付きました。
また「どんな食事とも合わせられる、みんなで飲むことができること」が日本酒の魅力だといいます。
たしかに、どんな食事でも日本酒は邪魔をせず、そっと寄り添ってくれるような、食事に彩りを添える役割として存在しているように感じます。
日本人のように“相手を察して思いやる”そのような国民性もお酒に現れているかのようです。
トークイベントを終えて…
日本酒は“人の想い”が詰まっている。
そんな想いをたくさんの方に知っていただきたい。と改めて感じたイベントでした。
縁側でお話しているような温かい空間で、終始穏やかな時間となりました。
この日はあいにくのお天気でしたが、多くのお客様にご来場いただきました。
「昔、伏見に住んでいたんだよ〜。」と懐かしそうにお話をしてくださる方や、「今度伏見に行ってみたい!」と京都の土地に興味を持ってくださる方もいらして、日本酒を通じて地域の交流を深めることができた気がして嬉しくなりました。
お客様と直接お話をすることができ、心より日本酒が愛されていることを改めて実感した一日となりました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
そして貴重な機会をくださった関係者の皆様方に改めて感謝申し上げます。
また皆様とお会いできる日を楽しみにしております。
2022 Miss SAKE 京都 大国桜