Miss SAKE News/Blog

笑顔を繋ぐ伝統文化 〜三遊亭遊三 一門会の落語観覧を通して〜

皆さまこんにちは。
2023 Miss SAKE 新潟 佐藤 萌香です。

5月12日に東京銀座の内幸町ホールにて開催されました、「三遊亭遊三 一門会」にご招待頂きました。ありがとうございます。

こちらは、今回ご出演いただいた方々。皆さまが一度はみたことがある人がほとんどではないでしょうか。

私は、今回初めて落語を観させていただきましたが、名だたる落語家の皆さまのオーラに目を惹かれ、気持ちが高ぶりファイナリストもワクワクするほどに期待が膨らんでおりました。

ここで、落語の起源についてみてみます。

「落とし咄(ばなし)」などとも呼ばれ、「落語(らくご)」と呼ばれるようになったのは明治20年ごろからといいます。

諸説ありますが、安土桃山時代に武将の側近として彼らの話し相手でもあった「御伽衆(おとぎしゅう)」は、武将の政治や軍事の相談相手役で、武芸や趣味の指南役を担っていました。
また、敵の夜襲に備えるために夜通し起きている必要があり、彼らの眠気を覚ますために武勇伝や武功話を語って聞かせていたそうです。

それでもやはり眠気は迫ってくるもの。そこで、御伽衆の中には思わず笑ってしまう「オチ」をつける工夫をする人が出てきます。
この笑い話が、落語の起源だと考えられています。

噺を聴けばきくほどに、その世界に引き込まれ、最後は会場が笑いに包まれ、一体感すら生まれていました。

驚いたのは、演者さんのトーク力(噺)と表現力です。

1人あたりの持ち時間はだいたい15分といったところでしょうか。声のトーンや大きさ、強弱、語彙の選択、身振り手振りといったように、心地よくそして面白おかしく聴き手を飽きさせないものでもっともっと聴いていたいと思ってしまうほどでした。

そして落語は、派手な衣装や壮大な舞台装置などは使わずに、小道具は手拭いと扇子。

手拭いが本と化し、扇子が煙草と化すなど演者の工夫と表現力でいかようにも変化し、まるでそのものがあるかのようで情景が想像できました。

この15分間の噺をどれだけ練習し、どれだけの工夫や苦労が込められているのか。落語もまた、生きた歴史であると感じました。

素晴らしい日本文化を肌で感じ、またひとつ日本の魅力を知りました。日本の良さ、奥深さをさらに国内外へ発信し日本の価値ある伝統文化を繋いでいきたいと思います。

そして、なんと私たちもステージに登壇させていただき記念撮影をしていただきました。

演者さんを前に、汗が滲むほどのステージライトが緊張と興奮に輪をかけてドキドキワクワクしていました。

最後になりますが、この度は、素敵な会にご招待いただき誠にありがとうございました。

2023 Miss  SAKE 新潟 佐藤 萌香

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