岐阜県多治見市 月光工房様が作る「魔法のグラス」
皆様こんにちは。
2021 Miss SAKE 岐阜 小粥瞳です。
7月1日、岐阜県多治見市にございます、株式会社 片岡ケース製作所 月光工房様で、サンドブラスト加工による月光グラス作りの体験をさせていただきました。
【動画】魔法のマイグラス作成体験! @月光工房
陶器の街として知られる多治見で、近年陶器に劣らず注目を集めているのが、こちらの月光グラスです。
月光グラスとは?
月光工房様では名前の通り、暗闇で光る「月光グラス」を主に製造されています。
月光グラスには特殊な蓄光材が用いられており、明るい場所と暗い場所で色が変化したり、少ない蓄光でも色鮮やかに光るようになっています。
また私も体験させていただいた*サンドブラスト加工ですが、ガラスの表面に特殊な砂を吹きかけることにより表面を削り、模様をつけていく加工法です。
月光工房は、サンドブラスト加工技術を知り尽くした日本の職人が、ガラスにこのサンドブラスト加工を施すことで、透明感のある美しく繊細な形に彫り出しています。
さらにそこに特殊な蓄光材を流し込むことで、この美しい形と光が融合。2つの高度な技術の融合によって生まれた、まさに日本の匠の技が光る逸品です(特許出願中)。
*月光工房様HPより引用
実際の体験では、美味しい日本酒をより美味しく、そして楽しく頂けそうな、可愛らしい酒杯と、何にでも使えそうなマイグラス作りに挑戦しました。
そして今回のためだけに、なんと工房スタッフの皆様がMiss SAKEのロゴを用意してくださいました!
上の写真、青いフィルムの中でMiss SAKEロゴ(透明な部分)が、砂を当てて模様を付けたい箇所なので切り抜かれています。
この硬いフィルムのようなものをグラスに貼っていくのですが、丸いグラスに模様が潰れないように貼るのが本当に難しかったです。
(不器用な私はスタッフの皆様のお手を借りて、何とか貼ることができました)
そしてサンドブラスト加工をする前に、砂が当たって他の部分に傷が付かないよう、テープで保護していきます。
しっかり保護ができたら、砂を当てていきます。
砂を当てる長さによって表面の凹凸の深さが変わってくるため、素人の私には非常に難しく感じました。
こちらも最後はスタッフの方に丁寧に仕上げていただきました。
そして、フィルムやテープを剥がして完成です!
明るい場所で見ると、綺麗な赤色と白色のグラスですが、暗闇で見てみると…
雰囲気ががらっと変わります!!
眺めているだけでも可愛く、お酒もより美味しく頂けそうです。
お酒に欠かせない酒器は、使用するものによって味わいが変わったり、気分によって酒器を選んだりと楽しみがあります。
酒器選びもお酒の醍醐味の一つです!
ゆっくりしたい夜に部屋を暗くし、月光グラスのほのかな明かりの中で、香りや味の余韻を楽しみながら日本酒を頂きたいですね。
こちらのサンドブラスト加工技術と美しい蓄光材の融合は月光工房様独自のものであり、特許も出願中だそうです。
長い歴史を持つ美濃焼の一大イベント「たじみ陶器まつり」にも出店され、多治見市のお土産としても推奨されています。
Makuakeでもクラウドファンディングを成功させるなど、多くのメディアからも注目されており、今後のご活躍が楽しみです。
一つのグラスに模様を入れるだけでも多くの工程が含まれており、機械では難しい作業も多く、手作業で一つ一つ造られているスタッフの皆様の技術に、改めて感動しました。
株式会社片岡ケース製作所 月光工房の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、誠にありがとうございました。
後日体験の様子をYou Tube 「Miss SAKE Channel」内にてアップ致しますので、そちらもご覧ください。
月光工房様では一般の体験も受け付けております。
スタッフの皆様が手厚くサポートしてくださるので、お子様でも楽しめると思います。
是非、特別なマイグラスを作りに行ってみてください。
株式会社 片岡ケース製作所 月光工房
TEL:0572-23-3326 (営業時間09:00〜18:00)
HP:https://www.gekko-kobo.com/
*グラス作り体験については、月光工房様へお問合せをお願いいたします。
〒507-0054 岐阜県多治見市宝町5−16