Miss SAKE News/Blog

2023・2024 Miss SAKE Japanが半原宮大工2daysツアーのファムトリップに参加してまいりました。

こんにちは。

2024 Miss SAKE Japanの南侑里です。  

2024年10月11日と12日に、国内外から集まったインフルエンサーの皆様と共に神奈川県相模原市愛川町を巡るファムトリップに参加しました。半原宮大工の伝統技術、豊かな自然、そして美食文化に触れる2日間を過ごし、2日目には2023 Miss SAKE Japanの山田琴子さんも合流し、参加されました皆様とともに貴重な体験を共有させていただきました。

1. 勝楽寺山門

半原宮大工集団が手がけた重要文化財である曹洞宗 勝楽寺の山門を訪問し、一般社団法人半原宮大工集団代表理事 本村克裕様に案内していただきました。伝統的な建築技術と木材の使い方について学び、その匠の技に魅了されました。本村様は、宮大工の世界で長年経験を積まれてきた方で現在宮大工の方全国に300名ほどしかいないという貴重な人材でもあるお方です。宮大工の方に直接お話をお伺いできるという貴重な経験をさせていただきました。

勝楽寺の山門は、嘉永4年(1851年)に建てられました。この山門は約8500人の手によって手がけられ、「たった約2年で完成させられたのではないかと言われている」と本村様より伺いました。短期間で手がけられたものが、現在もなお美しい形で残っていることの素晴らしさに感動いたしました。

2. 塩川の滝

天気にも恵まれた塩川の滝訪問。皆様自然のエネルギーを思う存分に感じられたようでした。滝の音に包まれながらの散策は、心身ともに癒されるひとときでした。

3. 大裕工務店

次に訪れたのは、大裕工務店。ここでは、勝楽寺でご案内いただいた本村様、そして半原宮大工の塾生の方にご案内いただき、かんな削りなどの魅力溢れる体験を皆様に堪能していただきました。 

原寸大の設計図を見せていただくという貴重な機会もいただき、皆様興味深々のご様子でございました。

木の香りと感触を楽しみながら、宮大工の技術の繊細さと奥深さを知っていただくことができ、これから宮大工がさらに広まっていく未来にワクワクいたしました。

4. 満留賀

ランチは「満留賀」で美味しいうどんをいただきました。前回は細麺のざるうどんをいただきましたが、秋ということで今回は温かい太麺のうどんを堪能し、その食感と風味を楽しみました。

参加者の皆さんも食事を満喫し、和やかなひとときを過ごしました。

5. 中野神社で正式参拝

参加者の皆様には装束に着替えていただき、中野神社で正式参拝を行いました。

神社の静けさの中で太鼓の響きが身体の奥にまで伝わり、頬をかすめる風がその場の神聖さを一層引き立てました。

参加者の皆様は、宮大工の技が細部にまで施された拝殿と本殿の美しさに感嘆し、先人たちが守り続けてきた歴史と伝統を肌で感じるひとときを過ごしました。

初めての玉串拝礼では、緊張感の中にも心が清められるような感覚を味わい、日常から離れた特別な時間を皆様と共有できたことに深い感謝を感じています。

6. 割烹旅館 大進館

この日の宿泊は「割烹旅館 大進館」。客室には温泉付きのお部屋が用意され、参加者の皆様はそれぞれのペースでリラックスされました。

窓の外には自然豊かな景色が広がり、日常から離れた贅沢な時間を楽しみました。

夕食では、秋の味覚である松茸をふんだんに使った豪華なお料理を堪能。土瓶蒸しの香りが漂う中、日本酒とお料理のマリアージュを楽しみました。フランス、ドイツ、カンボジア、フィリピンから参加された皆様と、料理と日本酒の魅力を共有できたことは大変嬉しく、文化を超えた交流が実現しました。

夕食の席では、旅館に置いてあります日本酒について皆様にご説明をさせていただきました。

食事の後には、感謝の気持ちを込めて歌を披露し、一瞬一瞬が心に残る特別なひとときを皆様と共に創り上げることができました。この場が、言葉や音を超えて心が通い合う瞬間になったことを心より感謝いたします。

7. 古民家 山十邸

二日目のスタートは、古民家「山十邸」から。明治16年(1883年)に建築された中津地区の豪農熊坂半兵衛の居宅で「山十」はこの熊坂家の屋号です。瓦葺き、入母屋(いりもや)造り。間取りは六間取りで、ほぼ西を正面に向けて建ち、南側に土間、その北側に六室を設けています。材はケヤキが使用され、大黒柱は約50センチメートル角、上り段は幅約62センチメートル、長さ713センチメートルの一枚板。

昭和19年(1944年)、思想家・大川周明の所有となり、周明の没後、さらに別な所有者を経て、昭和63年に町所有となりました。その後一部修復したのちに平成元年から一般公開されるようになりました。

「山十邸」では、当時の暮らしぶりを偲ばせる道具を見学させていただきました。大工道具や生活用具の数々は、その時代の技術と知恵を物語っており、歴史の重みを感じる貴重な時間となりました。古民家の趣ある佇まいの中、訪れた皆様は日本の歴史を深く学び、心静かなひとときを楽しみました。

コスプレイヤーの方の撮影やウェディングフォトなどで撮影スポットとしても選ばれる古民家「山十邸」はどこを切り取っても風情と趣が感じられました。

8. レインボープラザ(愛川繊維会館)

愛川繊維会館にお邪魔し藍染め体験として世界に一つだけのオリジナルTシャツ作りをしました。輪ゴムと割り箸で柄を生み出すため、それぞれの作品には個性が光り、皆さんの笑顔があふれる楽しい体験となりました。

9. ヤマノカミ

ランチには「ヤマノカミ」でスパイスカレーをいただきました。川沿いのロケーションに癒されながら、美味しいカレーを楽しみました。

本格的なスパイスカレーですが日本人にも親しみやすいお味で、国内外のお客様に喜ばれる大変美味しいカレーでし

10. 久保田酒造

 

神奈川県相模原市にある久保田酒造は、創業1872年(明治5年)の歴史ある酒蔵。地域の自然を活かし、厳選された米と水で作られる日本酒は、地元をはじめ多くの人に愛されています。代表銘柄の「相模灘」は、その名の通り豊かな自然と酒造りの伝統が融合した逸品で、繊細かつ上品な味わいが特徴です。

久保田酒造では、女将さんに蔵を案内していただきました。酒造りの工程やこだわりについて学んだ後、全種類のお酒を試飲。お気に入りの一本を見つけた参加者の皆様が次々とお酒を購入する姿が印象的でした。

久保田酒造はNetflixドラマ「忍びの家」のロケ地としても使用されており、参加者の皆様は一層惹きつけられていました。歴史ある貯蔵蔵の柱が黒く塗られているのにも理由があり、防腐効果のある柿渋が使われています。この柿渋は一つひとつ手作業で丁寧に塗られているとのことで、その作業へのこだわりと蔵全体から感じられる伝統の温もりが、私たちの心をワクワクさせました。

11. さがみ大工道具館

最後に訪れたのは「さがみ大工道具館」。宮大工が道具を選びに訪れるこの専門店では、職人たちが使う道具の数々に触れ、その精緻な技術の裏にある支えを感じることができました。

最後に

この2日間のファムトリップでは、愛川町の伝統技術、自然、そして食文化を多角的に楽しむことができました。

文化や国を越えて、日本の伝統と魅力を多くの方と共有することができましたことは、Miss SAKEとしての活動の意義を改めて実感する素晴らしい経験となりました。お世話になった皆様、そしてご同行いただいた本村さんに心より感謝申し上げます。

いつの日か皆様と素敵な旅でご一緒できることを楽しみにしております。

一般社団法人 半原宮大工集団インスタグラムはこちらから

宮大工養成塾 神奈川校インスタグラムはこちらから

2024 Miss SAKE Japan南侑里

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