皆さま、こんにちは。
2023 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤ひかりです。
白い息に冬の訪れが感じられるようになった2023年12月17日(日)、千葉県の内房を走行する「BOSO地酒バルトレイン(内房)」に乗車してまいりました。
「BOSO地酒バルトレイン」
こちらは、東日本旅客鉄道株式会社千葉支社が千葉・房総の地酒や食をはじめとした地域の魅力の発信と鉄道を利用した旅の高付加価値化を目的として企画しました。列車内では3つの酒蔵の地酒が各4銘柄提供され、地域の食材をふんだんに使ったおつまみセット共にお楽しみ頂けます。また、樽酒の振る舞いや車内販売などもあり、車窓から見える景色と共にゆっくりと味わっていただけます。
(JR東日本ニュースより https://www.jreast.co.jp/press/2023/chiba/20231102_c02.pdf )
今回乗車させていただいた君津駅・館山駅間を走行する内房コース以外にも、勝浦・鴨川エリアを走行する外房コース、佐原・銚子エリアを走行する北総コースがございます。コース毎に提供されるお酒が異なることもあり、ほとんどのコースが販売開始後すぐに完売する、大人気のイベント列車です。
バルトレインとして使用されているB.B.BASEは、JR東日本が運行する観光列車で、自転車をそのまま載せることができるスペースが設けられています。2023年が千葉県誕生150周年ということもあり、先頭車両には記念のヘッドマークが取り付けられておりました。
車内の様子
列車が駅から発車すると、今回のツアーのご案内の車内アナウンスが流れました。僭越ながら、私もそのアナウンスに参加させていただき、乗車された皆さまにご挨拶をさせていただきました。その後、号車ごとに順番に日本酒の飲み比べセットをお配りいたしました。
参加者の皆様は順番に配られるお酒と共に、南房総市内に店舗を構える千葉県の名物でもあるさんが焼きの専門店「青倉商店」のおつまみセットを笑顔で楽しまれていました。
(JR東日本ニュースより https://www.jreast.co.jp/press/2023/chiba/20231102_c02.pdf )
「さんが焼き(千葉県)」
房総半島近くの海ではアジ、イワシ、サンマなどの魚がたくさんとれます。漁師たちはとれた魚を船の上でみそといっしょに細かくたたき、「なめろう」という料理を作りました。漁師は山へ仕事に行くときには、アワビのからにあまった「なめろう」を入れて持っていき、山小屋で蒸したり焼いたりして食べました。山の家で食べた料理ということで、この料理を「山家(さんが)焼き」と呼ぶようになりました。
(農林水産省 公式ホームページより https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/cuisine/cuisine2_3.html )
12月17日の日本酒のラインナップ:
酒蔵 | 銘柄1 | 銘柄2 | 銘柄3 | 銘柄4 |
和蔵酒造 | 聖泉 本醸造初しぼり | 和蔵 にごり酒 | 竹岡 純米吟醸 山田錦 | 竹岡 純米吟醸 五百万石 |
藤平酒造 | 福祝 特別純米 山田錦 | 福祝 純米大吟醸雄町 | 福祝 純米吟醸 彗星 | 福祝 しぼりたて生酒 |
小泉酒造 | 純米吟醸 きみさらず | 純米超辛口 与三郎 | 東魁 純米しぼりたて | 東魁 にごり酒 |
和蔵酒造 取締役会長 池田亨様が4号車にて、乗車された方に樽酒を振る舞いました。イベントのロゴ入りの枡は、乗車の記念として皆さまにプレゼントされました。
〈車内では落花生とおかきでできたお煎餅「轟太鼓」などのおつまみも販売されておりました!〉
参加者の中には、今回初めて千葉県の酒蔵の日本酒を召し上がるという方もいらっしゃり、蔵ごとに複数の日本酒を飲むことができるセットを喜んでくださいました。
これまでは、千葉の日本酒をイベント会場内でご紹介することが主でしたが、今回のように車窓からの景色や地域の食材と共にご紹介する機会を得て、新たな魅力の発信方法を実感することができました。また、皆様と千葉の魅力溢れるおいしい日本酒を列車内で味わうという、普段ではなかなか体験できないひとときを共有することができたこと、大変嬉しく思います。
この度は、私たちMiss SAKEも乗車する機会をいただきまして、誠にありがとうございました。
今後も、千葉県の日本酒や地場産物、地域の魅力を発信し、より多くの方に千葉県を訪れるきっかけを作れるよう、Miss SAKEとして尽力してまいります。
2023 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤ひかり