Miss SAKE News/Blog

小野有葵子様のオペラコンサートに南侑里が行ってまいりました。

皆様こんにちは。

2024 Miss SAKE Japan 南侑里です。

6月20日に豊洲シビックセンターホールで、「小野友葵子&I BOCCIOLI〜平和は愛と笑顔から~」が行われるということで、初オペラはぜひ小野様のオペラを!と思い、今回お伺いさせていただきました。この日は、埼玉代表南家果林、鳥取代表林原有香、そして2023 Miss SAKE Japan 山田琴子さんとともにお伺いしました。

小野様は、ソプラノ歌手であり、錦戸部屋の女将でもあるお方。

私たちMiss SAKEはナデシコプログラムにて錦戸部屋を見学させていただいており、水戸泉様、奥様をはじめとする錦戸部屋の皆様には大変お世話になっております。

このようなご縁があり今回私たちはお伺いさせていただきましたが、私はシンガーとして活動する中で小野様のことを元々存じており、是非一度小野様の歌を聴きたいと思っておりました。そのため今回は、私にとって念願のコンサートだったのです。

まずは、皆様に小野友葵子様のプロフィールをご紹介いたします。

プロフィール

小野友葵子

ソプラノ歌手・錦戸部屋女将。北海道中標津町出身。
4歳でエレクトーン、6歳よりピアノを始める。
昭和音楽大学声楽科、同大学研究科を卒業。

第19回大阪国際音楽コンクール入選。
第20回大阪国際音楽コンクール『エスポアール賞』受賞。
第21回大阪国際音楽コンクール第3位。
第1回日本クラシック声楽コンコルソ第2位。

ソロリサイタルをはじめコンサート、テレビ、ラジオに出演。
他にもクラシック、 ポップスのボイストレーナー、朗読、新聞や雑誌のコラム連載、経営者向けインタビューDVD教材のアシスタントMCを務めるなど、その活動は多岐に亘る。

カフェから大ホールまで、ジャンルを越えた作品を歌うコンサートは常に好評を博しており、情感豊かな表現や飾らないトークは好感度が高い。

また東日本大震災被災地、北海道胆振東部地震被災地にて《被災地にお花と笑顔を!》プロジェクトを毎年独自に実施、これまでに福島・岩手、北海道むかわ町の学校や施設に足を運び、花植えやコンサート、寄付などを行なっている。

BS-TBS『日本名曲アルバム』に出演。(2013年、2014年)
『日伊国交150周年記念 ≪Opera Gala Concert≫』に出演し、M.カッラーロ指揮 東京ニューシティ管弦楽団、イタリア人テノール、バリトン歌手と共演。(2016年)
自身プロデュースオペラ『椿姫』ヴィオレッタ役でオペラデビュー。(2018年)
イタリアゴヴォーネ城でのコンサートに出演。(2019年)

2015年よりミラノにも拠点を置き、イタリア各地でもコンサートに出演。
2018年よりオペラやコンサートの企画・プロデュースも手掛け、「若手アーティストがもっとステージで歌える機会を」という想いで始めた、若手オペラ歌手応援企画『I BOCCIOLI』のプロデュースにも力を入れている。
2022年2月より、自身のラジオ初レギュラー冠番組『小野友葵子のBella Serata!!』がスタート。
2022年5月より、クレープアリサ東京(武蔵小山)での『MERENDA月1コンサート』がスタート。
2024年7月3日キングレコードよりメジャーデビューシングル『あなたへ』リリース。

この日のコンサートは小野様だけでなく、小野様プロデュースのオペラグループ「I BOCCIOLI」も出演されるというとっても豪華なコンサートでございました。

「I BOCCIOLI」は現在10名で構成されておられますが、この日は10名の中から 海上玲菜様(ソプラノ)、織田彩耶子様(ソプラノ)、吉成有美子様(ソプラノ)、石井怜様(テノール)、松田健様(テノール)、樋口晃子様(ピアノ)の6名が出演しておられました。

このコンサートは、2部制で構成されており、1部は「I BOCCIOLI」の皆様の楽しいステージ、2部は小野様のソロステージ。

第1部は、お芝居を交えたオペラでケンカの曲や男女の掛け合いの曲などバラエティたっぷり。お客様から笑いが起こるなどといったとても楽しい時間でございました。

その中でも私が特にお気に入りだった曲は、ロッシーニの「猫の二重唱」です。この曲は、石井怜様(テノール)、松田健様(テノール)が猫耳をつけて猫になりきってハーモニーを奏でるというもの。

歌詞は全て「ニャーオ」なのですが、言葉として聞こえるくらいに表情や、声の表情が豊かで、気づけば猫の世界に入り込んだような気持ちになっておりました。

第2部の小野様のソロステージは、圧巻のステージで瞬きする間も忘れてしまうほどでございました。

芯のある声、誰にも真似できないような透き通ったビブラート、吸い込まれるような表情。全てに感動いたしました。

特に私の心の中に残ったのは、フランクの「天使のパン」です。

この曲はトマス・アクィナスが聖体の祝日のために書いた讃美歌『Sacris solemniis』の最後の2節。

私は、元々キリスト教の学校に通っておりましたので、懐かしい記憶とともに聖堂にいるかのような気持ちになり、疲れた心を癒してくださるようなお歌でした。

この癒しをぜひ皆様にも感じていただきたいと思いますので、次回このようなコンサートがございましたら、心の底から是非ともお勧めしたいと思います!

改めまして、小野友葵子様、「I BOCCIOLI」の皆様、素敵なコンサートをありがとうございました。

2024 Miss SAKE Japan 南侑里

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