2021年9月20日に、フランスを代表するパラスホテルであるホテル・ド・クリヨンに於いて、Kura Master 2021 日本酒コンクールおよび本格焼酎・泡盛コンクールの結果発表が行われました。
弊社団の蔵元 特別賛助会員である「梵」で有名な加藤吉平商店 社長 加藤団秀様と、
2018 Miss SAKE最終選考会にご来場いただきプレゼンテーターを努めていただいた、Kura Master 名誉会長 門司健次郎様 (前駐カナダ大使、元ユネスコ代表部大使) もセレモニーに参加されました。
Kura Masterとは、フランス全土から集まったトップソムリエら72名が審査員を務め、ブラインドでテイスティング審査を行う鑑評会です。今回は過去最多となる312蔵より960銘柄のエントリーがあり、すべての出品酒の中から選ばれる最高賞「プレジデント賞」と、各出品カテゴリーのトップ5又はトップ2より選ばれる賞「Kura Master審査員賞」の発表が行われました。
<Kura Master 2021 日本酒コンクール プレジデント賞>
<Kura Master 2021 日本酒コンクール 審査員賞>
[純米酒部門]
[純米大吟醸酒部門]
[サケ スパークリング部門]
[米品種 五百万石部門]
[米品種 美山錦部門]
結果発表会では、門司健次郎様 Kura Master名誉会長 就任ご挨拶、駐フランス日本国大使 伊原純一様ご挨拶、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)日本政府代表部 特命全権大使 尾池厚之様 乾杯ご挨拶、日本酒部門 審査委員会 パズ・ルバンソン副委員長より閉会のことばと共に取り仕切り行われました。
このような国家間での移動が物理的に制限される状況下でも、パリ市内のコンコルド広場横に建つ格式あるホテル・デゥ・クリヨンの「マリーアントワネットの部屋」で授賞式が開催されたことと、多くのフランスのソムリエの方々が審査する日本酒および焼酎の鑑評会が盛大に実施されたことは、フランスの方々が日本酒に対して愛情を持って誠心誠意向き合おうとしてくださる姿が実感できる機会でした。
洗練された文化のメッカである、フランスのパリにて、日本酒が高く評価されることで、
日本酒の伝統を守ってこられた各酒蔵の皆様のご苦労とこだわりが、さらに日本国内外で周知されるきっかけとなることと祝福いたします。
受賞蔵の皆様、おめでとうございました。
2021 Miss SAKE 松崎未侑