Miss SAKE News/Blog

一般社団法人ラブテリ様とMiss SAKEで来春のイベントに向けたディスカッション会を行いました。

皆様、こんにちは。

2024 Miss SAKE Japan南侑里です。

2024年8月28日、一般社団法人ラブテリ細川モモ様・池上あさみ様にお声掛けいただき、来春のイベントに向けたディスカッション会に2023Miss SAKEメンバー・2024Miss SAKEメンバーが参加させていただきました。

一般社団法人ラブテリ様は、「測って・知って・学べる」女性のための保健室を開催しておらます。

我々Miss SAKEは、ナデシコプログラムの特別講座「わたしのからだを知る1日」にて、細川様より現代の女性たちが抱えている健康問題についてお話をお伺いし、保健室を体験させていただきました。

あの日以来私は、他人事のように思ってしまっていた女性の健康問題を自分ごととして考えるようになりました。

来年の春に、女性健康週間に絡めたイベントをラブテリ様主催で開催されるとのことで我々Miss SAKEも働く女性の一員として、自分ごととして考えるようになった者として何かお手伝いをさせていただきたいと、今回ディスカッション会に参加をさせていただきました。

ブログをご覧いただいている多くの方に女性の健康に関する正しい情報が届きますよう、今回のディスカッションの様子を皆様にも共有させていただきます。

「一般社団法人ラブテリ」について一般社団法人ラブテリ(名称ラブテリ トーキョー&ニューヨーク)は、予防医療普及を目指す代表の細川モモが日米の専門家に呼びかけて女性と次世代の健康増進を目的として09年に立ち上げた非営利団体。アメリカで『DOHaD(生活習慣病胎児起源説)』『最初の1000日研究』と出会い、人の生涯の健康と経済所得の基盤、ひいては国の将来のGDPまでもが妊娠中〜2歳の栄養状態に影響を受けること知って衝撃を受けたことがきっかけで、数多くの問題を抱える社会を変えるために「研究(エビデンスの創出)」「啓発(測って•知って•学ぶ)」「協働(自治体•企業)」「人材育成」等を通じて活動している。

今回上がった議題は以下のようなものです。

★卵子凍結についてしっかりと考えているか

★正しい情報をどのようにして若い世代へ伝えていくのか

★自分ごとととして考えてもらうためにはどうすれば良いのか

★健康を維持するのが困難になった時代に女性は何を求めているのか

 

まず「卵子凍結についてしっかりと考えているか」について…

卵子凍結とは、卵巣から採取した卵子を将来の妊娠に備えて凍結保存することで、卵子は、年齢を重ねると共に老化してしまい、質が低下した卵子では妊娠率が下がります。
出産を希望する女性がさまざまな事情によって必ずしも若いうちに出産できるわけではないため、働く女性は特に将来のことを考え、卵子凍結という選択が必要不可欠となるのです。

しかし卵子を採取する工程が痛いというイメージから「怖くて今は考えていない」という人が多く、私を含め自分ごととして考えられていない人がこの日も多い印象でした。

現代では、女性の就業率が昔に比べて上がり、それにより食事や睡眠が二の次になってしまっている方が多くいます。そうすることで、生理不順やPMS・鉄欠乏症貧血が悪化したりと健康と仕事の両立ができなくなり、悲しいことに現在は女性の妊娠率が劇的に下がっているのだそうです。

厚生労働省調査でも4.4組のカップルが不妊治療又は不妊の検査を受けたことがあると回答しているとのことで、細川様のお話を聞いた我々は卵子凍結について再度考える良いきっかけとなりました。

では、そのような状況になる人を1人でも減らすためには、どうすべきなのか。

これに対し挙がった意見で特に多かったのが、「生理がおかしいなと思っていてもなかなか病院に行くほどでもないと勝手に判断してしまう」・「病院に通っていると思われたくない」という意見です。

やはり、時間的にも世間的にも婦人科はどうしてもハードルが高く、生理不順などは時間が解決してくれると思ってしまっています。しかしそうしていては、妊娠率が下がっていく一方で、手遅れになってしまう事もありうるのです。

そんな行きにくいというハードルを一気に下げ、悩みを親身になって聞いてくださるのがラブテリ様が開催されてこられた「測って・知って・学べる」保健室。ふらっと立ち寄り、悩みを打ち明けられる場所、これこそ現代に生きる女性が求めていたものなのです。

ラブテリ様は、来春にそういった場を提供してくださるイベントを行われる予定とのことで、ぜひ今悩みを抱えておられる方、悩みを言い出せていない方はラブテリ様のHPこちらから最新情報をご確認いただければと思います。

私自身も今春が待ち遠しい気持ちです。

最後に

今回のディスカッションで一番心に残った言葉は、「先をいっている人がかっこいいと思われる世の中にしたい」という細川様のお言葉です。

「卵子凍結はまだ結婚もしてないし考えなくてもいい。」そう思ってしまっている方、いらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、仕事と健康が両立しにくくなった今手遅れになってしまうかもしれない時代がもうそこまできているのです。

先のことを考えて行動に移すことができたら将来起きてくる悩みが一つでも減るのではないでしょうか。

将来悩まないためにも、一緒に先を行く人になりませんか?

ぜひ皆様に一般社団法人ラブテリ様の活動を知っていただき、自分の身体のことを今一度考えるきっかけとしていただけましたら幸いでございます。

改めて自分の体について考える機会を与えてくださいました細川様、池上様に改めて感謝いたします。

2024 Miss SAKE Japan南侑里

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