皆さま、こんにちは。
2025 Miss SAKE 鳥取 伊吹莉奈と申します。
【第一回ナデシコプログラム】
2025年3月15日(土)に2025 Miss SAKE ナデシコプログラムが始動致しました。
<ナデシコプログラムとは>
大和撫子として、一人の自立した女性として成長するために開かれる特別講義
<︎Miss SAKEとは>
伝統ある日本酒と日本文化の魅力を日本国内外に発信する「美意識と知性を身につけたアンバサダー」
ナデシコプログラムの全講義を通じて、Miss SAKEとしての日本酒及び日本文化の知識を深めていくために、最終選考会の6月13日(金)までに全20回行われます。
そして、本日晴れて、第一回ナデシコプログラムが開催されましたので、ここでご報告致します。
【講義内容】
①Miss SAKEとして、所作・マナー講座(2024 Miss SAKE 南侑里 様)
②契約・経費精算について(一般社団法人Miss SAKE 理事 田中康治 様 )
③ぶれない自分軸・自分らしさを発掘するコアチョイスメソッド (事務局長 中村信次郎 様)
④ 着付け講座(民族衣裳文化普及協会 着付け師の先生)
①Miss SAKEとして、所作・マナー講座について
2024 Miss SAKE 南侑里様よりMiss SAKEとしての活動内容や、そこでの振る舞い、心持ちについてご教授いただきました。
『Miss SAKEは、伝統ある日本酒・日本文化の魅力を多くの方へ紹介する伝道師であり、日本酒に込められた、想いや情熱を語り継ぐことこそが、我々の使命。』であると、教えていただきました。
これから、自分はどんなMiss SAKEになりたいのか、Miss SAKEを通して、どんな世界を創っていきたいのかについて改めて考える時間でした。
また、『自分にとっての日本酒とは…?』という問いをいただきました。
私の今の答えは、『人と人を繋げる輪』です。
日本酒を囲み、共に“乾杯”することで、人と人との輪が繋がり、そこからさらに大きな輪が広がっていくと感じています。また、日本酒を知ることで、その土地の歴史や文化を知ることにも繋がり、時代を超えて心でも、人と人が繋がることもできると思っております。
この問いに対し、ファイナリスト全員が想いを発表し、『コミニケーションツール、ご褒美、学びを得るもの』など、様々な想いがありました。
ファイナリスト全員が異なる想いを持っており、大変興味深かったです。このように、異なる想いを持っている23名が集まって学ぶことで、さらに想像を超えた学びが広がっていくのだと実感し、ここでも日本酒が繋げてくれるMiss SAKEの『輪』を感じました。
南様の講義で学んだことを胸に、これからMiss SAKEとして常に意識を持ち、誇りを持って生きていきたいと思います。
②契約・経費精算について
一般社団法人Miss SAKE理事の田中康治様より、主に経費申請に係る書類記載、提出方法についてご説明いただきました。事務の面でも、皆さまのご支援、ご協力により、表舞台に立つことができているのだと、改めて実感致しました。
何事もテキパキとやっていきたいと思います。
③ぶれない自分軸・自分らしさを発掘するコアチョイスメソッドについて
事務局長の中村信次郎様より、ご自身についてこれまでのユニークなご経歴等をお話いただいた後、早速参加者それぞれで<人生のカルテ>を作成致しました。
<人生のカルテとは>
自分は何歳まで生きるのか、人生の目的、自分にとっての幸せとは何か、をまず考え、そこから現在まで逆算し、今何をすべきか?と、自分の価値観をどんどん深堀りし、そこから”自分らしさ”を見出していくワークです。
『自分にとっての幸せとは?』と尋ねられたとき、皆さまはどうお答えしますか?
一つの答えとして、「中道」というお言葉を教えていただきました。
『中道=“バランス”のとれた人生を歩み続けること』
この“バランス”は人それぞれ異なります。
以下の「5つの基本的な欲求(人間が生まれながら持っている欲求)のバランスが、自分なりに保たれていることで、より幸せで充実した人生を送ることができるとのことです。
「5つの基本的な欲求(CORE)」
①愛・所属の欲求
②力(承認)の欲求
③自由の欲求
④楽しみの欲求
⑤生存の欲求
ワークシートの中に、5つの基本的欲求チェックシートがあり、ファイナリスト各々が自分のCOREの五角形を完成させました。
『CORE(私の哲学、生き様、価値観などの譲れない自分自身の根源的な部分)×
︎RESOURCE(私の得意なこと、スキルなど)』
この2つを掛け合わせることで、『自分らしさとは≒私の提供できる価値』が見えてくると、教えていただきました。
改めて、自分の内面と向き合う時間を作ることで、普段気付いてない、本当の想いが浮き彫りとなり、自分自身でも、「こんな想いが自分の中にあったんだ」と驚きもありました。
まだまだ、心の奥底に秘めた想いがあるのだと実感し、これからも自問自答していくことで、その秘めた想いを形にしていきたいと思います。
さらに、自分がMiss SAKEとして、提供できる価値をしっかりと確立し、軸を持って活動していきたいと思います。
④ 着付け講座について
この時間では、民族衣装文化普及協会の着付け師の先生方より、振袖の着付け、ふくら雀という作り帯の結び方をご教授いただきました。
Miss SAKEの活動は、第一礼装である振袖で行います。
振袖を自装できなければ、活動することができないため、大変気が引き締まる思いで取り組みました。
「“たたみ半畳”どんなに広い場所であっても、このスペースしか与えません。」
まず、先生のお言葉に衝撃を受けました。
着物は、洋服に比べ持ち物や使うものが多く、着付け道具などが広がってしまいがちです。
しかし、着付けがしっかりと身に付いていれば、本来はたたみ半畳しか必要がないそうです。
このとき私が思ったことは、『着付け道具や着付けをする場所、全てを自分の体の一部にすることが大切』ということです。
着付け前の準備から片付けまで、全てが“自分のもの”となっていれば、必ずたたみ半畳で収まり、綺麗に着こなせるのだと思いました。
着付けを“自分のもの”にするために、本日学んだことを何度も何度も繰り返し、しっかりと身につけていきたいです。
第二回ナデシコプログラムは、一日かけて着付け講座を行っていただきます。
まだまだ不安が残りますが、ファイナリストの方々と共に、切磋琢磨し助け合いながら、全員で上達したいと思います。
【最後に】
これから、2025 Miss SAKEファイナリストとして、皆さまと学び、成長できること、大変光栄に思います。これからナデシコプログラムを通して、しっかりと自分、日本酒、日本文化と向き合い、皆さまへ、より多くの魅力をお伝えできるよう、成長して参ります。
休憩時間には、ファイナリストのみんなと記念撮影をしました。
本日は、宮城代表の芦立愛美(あしたて まなみ)さんとお隣の席で、共に学びました。
2025 Miss SAKE 鳥取 伊吹莉奈