皆様こんにちは。
2021 Miss SAKE 松崎未侑です。
6月1日、2日に開催されました「全国醸造機器工業組合・日本醸造用品組合展示会」に、2022 Mr SAKE ファイナリストの山﨑友輔さん、2022 Miss SAKE 広島 三反畑舞さん、代表理事 大西美香氏とともに参加致しました。
主催:全国醸造機器工業組合、日本醸造用品組合
会場は、日本屈指の酒どころ「広島県東広島市西条町」にございます、株式会社サタケ様のショールーム。
本展示会は2年に1度、全国新酒鑑評会の金賞等入賞の日本酒が楽しめる利酒の会と同時に開催されます。
*撮影時のみマスクを外しています。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、今年は3年ぶりの展示会となりました。
来場者数は例年よりも少し落ち着いたものの、2日間で全国各地から500人近くの人が会場に足を運ばれました。
来場者の中には蔵人や杜氏、研究者の方々も多く見受けられました。
数年間の研究による最先端の醸造関連機器が集う本展示会。
最新の吟醸用搾り機、甑、醪ポンプ、フィルター、精米機に加え、蒸留機、タンク、濾過器、部品等、ありとあらゆる醸造機器がありました。
醪への負担をなるべく軽減したり、食品ロスを軽減したりする効果がある機器など、
蔵元との共同で開発をしながら、新たな日本酒の付加価値が日々研究・創造されているのだと実感させていただきました。
今回の展示会では、Mr SAKE, Miss SAKEとしてご来場の皆様をお出迎えする心持ちで参加をさせていただきましたが、
機械の開発にも携わっていらっしゃる方々や専門の営業の方々が私達にも、仕組みや技術進歩について丁寧に解説をいただきました。
Miss SAKE の活動を通して酒蔵見学、稲作体験をさせていただき、
今回はWSET SAKE Level 3や蔵見学を通して触れる機会のあった醸造機器を実際に目の前で見させていただいたことで、
日本酒造りに必要なそれぞれの要素である点と点が繋がり、線となるのを感じる機会になりました。
職人様の熟練の感覚でこれまで受け継がれてきた日本酒造り。
働き方改革による労働時間の抑制や、酒造りの担い手の減少に伴い、今後の伝統技術継承には欠かせない醸造用品機械。
日本酒文化を次の世代へ末長く繋げていくために、
技術革新を進める職人魂に触れ、胸が熱くなる思いを感じ、学びの多いひと時を過ごさせていただきました。
イベント前には賀茂泉酒造の前垣社長にご案内を賜り、西条町内の蔵を巡りながら記念撮影をいたしました。
毎年10月に全国から数十万人以上もの人が集う西条酒まつりが、また無事に開催されますこと、
醸造用品機械の開発に伴う、日本酒・醸造業界のさらなる発展を祈念申し上げます。
2021 Miss SAKE
松崎未侑