【武蔵の國酒祭り 2018】
皆様、こんにちは。
2017 ミス日本酒 東京代表 加藤香です。
大国魂神社参道わき広場にて開催された「武蔵の國酒祭り 2018」に参加して参りました。
全国各地の酒を集めてのきき酒会で、会場となる大国魂神社内には醸造の神様が祭られている『松尾神社』が鎮斎されています。
お酒は古代より神様とのコミュニケーション手段・清らかなものとして、神事にはお神酒があり、特に、巫女や処女の女性が造る“口噛み酒”は神聖なものとして神事に重宝されていました。
また、現代の清酒作りは、寺院にて始まったと言われています。
本来、寺院での酒造りは禁止されていましたが、神仏習合の形態をとる中で鎮守や天部の仏へ献上するお酒として、荘園からあがる米を用いて寺院で製造されていたと言われています。
また神職者による”祀り”は、大衆の”祭り”へ派生していく中で、各地域の寺院や神社にて祭(神事)が催され、寺は人が“集まる場”として地域のコミュニティへと発展し、お酒を酌み交わす行為が当然のように行われるようになっていきました。
そして今日。
歴史あるこの地において地域と日本酒文化を盛り上げるためにこのきき酒会が開催されております。
私は鏡開きのセレモニーと東京都のお酒のブースにてお手伝いをさせて頂きました。
雨天でしたが沢山のお客様が来場され、jazzの演奏やスタンプラリー、府中市観光協会によるおつまみコーナーもあり大変盛り上がりました。
お気に入りのお酒を見つけ「東京のお酒美味しいね」言っていただき、とても嬉しく思っております。
東京のお酒を知って頂くため、より一層努力して参ります。
関係者の皆様、誠にありがとうございました。
2017 ミス日本酒 東京代表 加藤香