皆様、こんにちは。
2025 Miss SAKE 岐阜 中村由希です。
3月23日(日)に第4回ナデシコプログラムを受講いたしました。
私にとっては初めてのことに挑戦するプログラムがあり、実りの多い素敵な一日となりましたのでご報告させていただきます。
第4回の講義は以下の2つの内容でした。
・和髪講座確認、応用(講師:初代 Miss SAKE 森田麻衣様、2023 Miss SAKE 山田琴子様)
・Miss SAKE Channel特訓(講師:初代 Miss SAKE 森田麻衣様、2023 Miss SAKE 山田琴子様)
和髪講座確認、応用(講師:初代 Miss SAKE 森田麻衣様、2023 Miss SAKE 山田琴子様)
本講座では、初代 Miss SAKE 森田麻衣様と、2023 Miss SAKE 山田琴子様がMiss SAKEの活動をしていく中で欠かせない和髪の結い方をご指導くださいました。
山田様をモデルとして森田様が結い方のデモンストレーションをしてくださり、流れを覚えることから始まった講座ですが、私にとっては大変波乱万丈なものとなりました。
成人式や雑誌などで見かけるヘアスタイルはふわふわとした華やかなものが多くありますが、Miss SAKEで求められる美しい和髪は昔からの伝統と品を感じる、つるりとした結い上げのスタイルです。
先輩方の活動をSNSで見るたびに憧れていた髪型ですので、日本文化のアンバサダーとしてこのスタイルを習得したいと大変意気込んでおりました。
髪の毛を前方・サイド・そしてベースとなる部分の4つのブロックに分け、後毛がでないように丁寧にワックスやスプレーで押さえ、そして髪の毛の高さを出す「あんこ」を入れて美しい形を整える。
言葉にすると大変簡単そうに見えますが、実際に挑戦してみるとなかなかうまくいかず。ヘアアレンジが趣味のため、途中までは綺麗に進められるのですが、腰まである髪の毛を生業するのに苦戦し、髪の毛がなめらかにならず段差ができているとご指摘をいただきました。
山田様からそういった状況に対応できるコツをご教授いただき、至らぬことは多くあるもののなんとか時間内に形にすることができました。
日本では古来より髪には魔力や霊力が宿るとされ、神事に携わる女性は艶やかな黒髪を長く伸ばし、美しく手入れしてきました。そして時代が移り変わっていく中でも女性たちが美しく蓄えた髪の毛をしなやかに結い上げてきたのは、品性であり、八百万の神がいるとされる日本独特の美学のようにも感じます。
これから活動を通して出会う方々に、日本の美学を持つ大和撫子を感じていただけるよう、練習を重ねてまいります。
Miss SAKE Channel特訓(講師:初代 Miss SAKE 森田麻衣様、2023 Miss SAKE 山田琴子様)
和髪講座に引き続き、2023 Miss SAKE Japan 山田琴子様にご指導いただいた本講座。
Miss SAKE Channel、そして最終選考会に向けて。また、これから岐阜県の日本酒の魅力をリールやYoutubeなどで国内外に発信していきたいと考えていた私にとって、Miss SAKE Channelの特訓は絶対に習得したい内容として、力を入れて挑んだ授業でございました。
特訓、ということで、動画の作り方をご教授いただきながら、実際に皆で撮影し、1分ほどの自己紹介動画を作ってみるという内容。
・台本を作る
・動画を撮影する
・撮影した動画を繋ぎ合わせる
・色味や音の調整
・ロゴなどを取り入れる
・オープニングやエンディングのつなぎにエフェクトをかける
など様々なことがあり、それに加えて音楽の挿入やテロップ入れなど、わずか1分ほどの動画を作るにもたくさんの工程を踏まなくてはならないことを知りました。
まずは山田様のご指導の元、ChatGPTを利用し台本を作る作業から。近年AIの発展は目覚ましくはありますが、私は未だ上手に使いこなせていなかったため、条件をインプットするというところから覚えることとなりました。
余談ではありますが、しっかり学び使いこなせば日本酒の海外プロモーションを考える際に、国別の対策を立てるのに非常に役立つものだと感じましたので、動画に合わせてこちらもしっかりと勉強してまいりたいと思います。
台本制作の後は撮影に移りましたが、ずっと同じ画角からの動画では視聴者は飽きてしまう、ということで、いくつかのパターンでとった動画を繋ぎ合わせ、色味の調整をし。皆様に最後まで見てもらえるような動画に整えるのに、私は時間内では終わらず提出時間ギリギリまで作業させていただきました。
わずか1分、されど1分。日本酒の繊細な魅力を伝えるために細部まで作り込めるよう、これから精進して参ります。
Miss SAKEの使命の一つは、たくさんの人に日本酒の素晴らしさを知っていただくことにあります。
たくさんの職人たちが情熱を注いで作ってくれた日本の伝統文化とも言える日本酒の魅力を伝えるべく、私なりの視点での動画を作っていけるよう引き続き勉強をしてまいります。
また、動画を見ていただくためには本編だけでなく目を惹くサムネイル画像の必要性を知り、作成いたしました。Miss SAKE Channel動画を撮り終えるまでに、私自身、そして岐阜県の魅力をお伝えできるようなデザインを思案していきたいです。
日本酒と、日本の伝統文化を広く発信していくアンバサダーであるMiss SAKE。伝統を動画に収めるというのは「何を切り取り何にフォーカスするのか」に非常に注意深くならなくては、これまで先人たちが気づいてきてくださった素晴らしさを半減させてしまうように感じます。
動画の作成技術だけでなく、伝統を伝えるための理解を深めるべく、引き続き学習を続けてまいります。
2025Miss SAKE 岐阜 中村由希