「〜国技に触れる、美意識とは~」
みなさん、こんにちは。
2024 Miss SAKE 埼玉 南家果林です。
4月21日の第10回のナデシコプログラムについて報告いたします。
★プログラム内容
- 錦戸部屋稽古見学、ちゃんこ鍋
- ナデシコプログラム ファイナリスト特別カリキュラム
(講師:ベレックスホールディングス株式会社代表取締役 八藤浩志様)
午前中は両国にある錦戸部屋にお邪魔いたしました。
錦戸部屋の親方である水戸泉様は高砂部屋所属時に期待されておりましたが、怪我に悩まされ38歳で引退されました。
引退後は年寄・錦戸として指導に当たり、02年に錦戸部屋を創設されました。
現役時代は大量に塩をまく、塩まきで知られ、「ソルトシェーカー」としてイギリスで紹介された方です。
この日は日本の国技である相撲を見せていただく貴重な機会であったため、母の訪問着を着て伺いました👘振袖を着る機会が多いからか、訪問着も綺麗に着ることができました✨
まず、朝稽古を見させていただきました。最年少16歳ということに驚きました。体格差がありながら必死に稽古をつける姿に、とても心が熱くなりました。
体がぶつかり合う時に「バチン!!」と強烈な音が鳴っていたのがとても印象に残っています。生で見たからこその、相撲の激しさを肌で感じました。
力士の方々は取組だけでなく、日々の筋トレやストレッチも欠かせません。
股割りの際体の正面が全て地面についていました。これほど柔軟な股関節でないと怪我しやすくなってしまうそうです。
お相撲さんといえば「四股」のイメージが強くありますが、1日に200回以上行うそうです。屈強な下半身が出来上がるのもうなづけます。
朝稽古の後は、ちゃんこ鍋をいただきました♪
とても具沢山で、満足感があります。鶏肉、白菜、ニラ、にんじん、こんにゃく、きのことバランスよく食材が入っているため体に必要な栄養素をきちんと摂取することができます。少し濃いめの味付けなので、ご飯も進みます🌾
力士の方々は朝ごはんは食べず、昼と夜に味付けの異なるちゃんこを食べるそうです。朝食べない理由は、稽古中に吐いてしまう恐れがあるからです。どれだけ稽古がハードかが伺えます。
お昼のちゃんこを食べている時間は、錦戸部屋の親方への質問タイムとなりました。
髪結の様子も拝見させていただきました。使用する整髪料は力士専用だそうです。また、髪の毛を結っている紐は和紙でできているそうです。床山(髪を結う人)は複数の駆使を使い分けながら、綺麗な髪の毛を作っていきます。手際の良さに目を奪われました。
錦戸部屋では日本の国技である「相撲」に関する様々なことを学ぶことができました。錦戸部屋の親方が「相撲という歴史を守っていかなければならない。見る人が多くてもやる人が増えなければ意味がない。そのために力士の育成に携わっている。」とおっしゃっていたことが印象的でした。日本酒も同様に興味を持ってもらうだけでなく、飲んでもらわなければ意味がないと思っています。私は日本酒という文化を後世に繋いでいくために、今の活動を頑張りたいと思います。
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ナデシコプログラム ファイナリスト特別カリキュラム
「見た目が若いは、武器になる。」という著書を出版しているベレックスホールディングス株式会社 代表取締役 八藤浩志様に「美」についてご教授いただきました。
- 若くあるために
八藤浩志様は体を壊した際に「若返り」に目覚めたそうです。働き詰めで病にかかった八藤様は退院後に美と健康を自分で追及するとして、「若返り」の方法を自身で研究されたそうです。最初に立てた目標は「永遠の38歳」。著書を出された後の今も若々しく、実年齢を伺った際はとても驚きました。八藤様の人生経験と若さを保つノウハウをご教授いただきました。
- 美意識の基本
年齢を重ねても若々しくいられる方は、ネイルをしている方のようです。ネイルをすることは手足の先まで気にしているということであり、「美意識が高い人」といえるそうです。しかし、美意識は持ちすぎもよくないそうで、適度な美意識が美しく若々しくいるポイントとおっしゃっておりました。最終的には「自分の部屋が綺麗かどうか」ということが最も美意識に関係するそうです。いくら自分の身だしなみをお金をかけて整えても、本質的な部分が整っていないと美意識があるとは言えないということだと思います。人から見えない部分も磨くことを、今後意識して実践していきたいと思います。
- ビューティーウィンドウ64
ビューティーウィンドウ64とは、株式会社原田教育研究所原田隆史様が編み出したオープンウィンドウ64を参考にしたものです。オープンウィンドウ64はメジャーリーガー大谷翔平さんが高校時代に実施していたことで注目されている、目標達成メソッドです。64マス書かれた紙の中央に自分の最大の目標を記載し、その周りの8マスに基礎目標を記載し、そのまた周りの8マスに具体目標を記載していくというものです。目標達成のためにしなければならないことを洗い出すことができるため、目標達成への近道として紹介していただきました。今回は「2024 Miss SAKE Japan でグランプリをとる」ことを中心の目標として考えていきました。
2024 Miss SAKE 埼玉に選出いただいてから、ここまでしっかりと自分の目標に向き合う機会がなかったため、マスを埋めることに時間がかかりました。今回はMiss SAKEとしての目標を立てましたが、簡単に目標達成に向けた行動を洗い出すことができるため、仕事や趣味の目標をしっかりと分析してみるのもよいと思いました。
- 自己肯定感を高めるために
自己肯定感を高めるためには、自分をほめる時間が大切であると教えていただきました。そのためには、1日1回3分でもその日1日の自分の振り返りが重要だそうです。ノートに自分が頑張ったこと、その日の自分をほめたいポイントを書くことで自然と自己肯定感が上がっていくとおっしゃっておりました。人からほめてもらうことも嬉しいですし、欲しますが、まずは自分をほめること、自分を好きになることが重要だと学びました。
リンパの流れについてご教授いただきました。八藤様は青山のサロンで施術を行っているようで、実際に講座を受講していたメンバーにリンパを流すマッサージを実践してくださいました。普段PCや座りっぱなしといった行動は、リンパのつまりを起こすようです。実際にマッサージをしていただいていた、2024 Miss SAKEメンバーは悶絶しておりました。リンパマッサージは、リンパ節を刺激することで自分でも簡単に実施できるそうです。私も体のメンテナンスの一環としてリンパの滞りを解消させるマッサージをしたいと思います。
今回の講義で、美しくい続けるためには美意識を当たり前のように持ち続けることが要になると学びました。美意識と聞くと常に気を使っていなければならないと思ってしまいますが、日々の積み重ねで1日の振り返りや指先まで気を使うこと、また部屋の掃除など習慣化していればそれほど難しいことではありません。今回教えていただいたことを継続し、美を磨いて行きたいと思います。また、最終選考までの残り1ヶ月間で、最高の自分に持っていけるよう日々邁進していきたいと思います。