Miss SAKE Association Presents Rice Planting Event for Omachi, Okayama’s Sake Rice Variety [English follows]
皆様こんにちは。
2021 Miss SAKE の松崎未侑です。
6月15 日(水)に、一般社団法人Miss SAKE主催、2022 Miss SAKE 岡山大会実行委員会共催、「岡山の酒米品種『雄町』の酒米の田植えイベント」に参加いたしました。
イベント公式記事:https://www.misssake.org/okayama-rice-planting-omachi
「岡山の酒米品種『雄町』の酒米の田植えイベント」概要
■ご協力
有限会社 国定農産(岡山県岡山市南区藤田 339、代表取締役 国定豪)
株式会社中四国クボタ(岡山県岡山市東区宍甘 275、代表取締役社長 林繁雄)
岡山県酒造好適米協議会(岡山県岡山 市北区磨屋町 9-18、会長 藤原一章)
全国農業協同組合連合会岡山県本部(岡山県 岡山市北区磨屋町 9-18、県本部長 伍賀弘)
■共 催
2022 Miss SAKE 岡山大会実行委員会(株式会社トータルセッティング内)
■共 催
岡山市内、国定農産様の田んぼ
■内 容
手植え
クボタ自動運転農機「アグリロボ田植機 NW8SA」デモ
■参加Miss SAKE一覧
2022 Miss SAKE 岡山 安藤恵(あんどうめぐみ)
2022 Miss SAKE 岡山 準グランプリ杉原未来(すぎはらみらい)
2022 Miss SAKE 岡山 ファイナリスト 皆木日和(みなぎひより)
2022 Miss SAKE 岡山 ファイナリスト 小林梨沙(こばやしりさ)
2021 Miss SAKE Japan 松崎未侑(まつざきみゆ)
■プレスリリース
https://prtimes.jp/a/?f=d56502-20220613-5db5d2fe8690c7340d156be2aef43e99.pdf
岡山県と雄町米
日本古来の原生種酒米「雄町」、その誕生は1859年まで遡ります。
発見された土地名(備前国上道郡高島村字雄町)が付けられた山田錦の祖先でもあるこの「雄町」は、
栽培が難しいことから一時期生産量が激減し「幻の米」と呼ばれるようになりました。
全国的にまだ作付けは少なく、収穫量の約9割を岡山県産が占めています。
全国農業協同組合連合会岡山県本部HP:https://www.zennoh.or.jp/oy/product/rice/omachi/
雄町米から造られる日本酒は大地の力強さを感じさせる、ふくよかなお米の味わいが特徴で、
稲刈り時には全長170cm程度にまで成長するため、広大な土地と肥沃な農地が必要な品種です。
当日は恵みの雨の中開催されましたが、
田植えを開始する際には雨も止み、田んぼの神様に歓迎を受けているようでした。
本イベントのために会場の田んぼにお集まりいただいた関係者、報道者は総勢50名ほど。
お足元が悪い中、このように多くの方々に見守れながら、本イベントを開催できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
手植え体験
株式会社クボタ中四国様のご好意で、全身スカイブルーの新品Kubotaユニフォームに身を包み、いざ、岡山市の田んぼで手植え実演。
今年で3回目の田植え体験。
田んぼに入った感触は、どこの土地よりもねっとり、粘土質。
その質感からは、土地に宿る多くの栄養と、雄町米を倒さないで支え続ける土の力強さを感じました。
あまりの粘土感に、足を何度も掬われかけるMiss SAKEたちの姿が印象的でした。
参加者の2022 Miss SAKE 岡山 安藤さんはご実家で米作りをされており、
準グランプリ杉原さんは、学生時代農学部で学んでいたことから、稲作体験が初めての皆木さんと小林さんに田植えのコツを教えてくれました。
苗を一束ずつ丁寧に植える体験を通して、昔の方々がどれだけの汗をかきながら、日本の伝統的稲作文化をはじめとした食文化、日本酒文化、田園風景を守ってこられたのかが伺え、先人が繋げてきてくれた伝統に感謝の念が込み上げて参りました。
クボタ自動運転農機「アグリロボ田植機 NW8SA」
本ロボットは人が乗車していなくても自動で動く、高速自動田植え機。
私たちが手植えを行うすぐ側で、デモンストレーションが実施されました。
あっという間に広大な田んぼが苗で埋め尽くされ一同圧巻。
農業の担い手の減少と、請負による特定の農家に対する面積の集中の傾向に伴い、今後の農業を守っていく存在である無人農業機械が輝かしく見えました。
クボタ様はこの他にも農家様ごとの機械のカスタマイズや、震災時にも破損しない水道管(耐震型ダクタイル管路)など、多分野において最先端かつ合理的で安全な技術革新を続けていらっしゃいます。
この度は、日本の農業の伝統と未来を体感するイベントになりました。
酒米の一大生産地「晴れの国、岡山」。
全国の中でも一年間の日照時間が長く、豊富な水量、穏やかな風といった気候風土から、栽培が難しい酒米の生産が続けられてきたこの地で、Miss SAKE雄町米田植えイベントを執り行えたことは一生の思い出として参加者の心に刻まれました。
イベント開催にあたりご尽力を賜わりました、有限会社 国定農産、株式会社中四国クボタ、岡山県酒造好適米協議会、全国農業協同組合連合会岡山県本部をはじめとして、取材陣、関係者各所の皆様に心からお礼申し上げます。
松崎未侑
Miss SAKE Association Presents Rice Planting Event for Omachi, Okayama’s Sake Rice Variety
Hello everyone.
My name is Miyu Matsuzaki, 2021 Miss SAKE.
I participated in the “Rice Planting Event for Omachi Sake Rice, Okayama’s Sake Rice Variety,” hosted by the Miss SAKE Association and co-hosted by the 2022 Miss SAKE Okayama Conference Executive Committee.
▪️Date and Time
June 15, 2022 (Wednesday) 13:00-15:00
▪️Location
Rice farm of KUNISADA Co.,Ltd, in Okayama City, Okayama Prefecture
▪️ Sponsor
Miss SAKE Association
▪️ Co-sponsor
2022 Miss SAKE Okayama Conference Executive Committee (Total Setting Co., Ltd.)
▪️ Cooperation
KUNISADA Co.,Ltd,
Chushikoku KUBOTA Co.,Ltd,
Okayama Prefecture Sake Brewing Rice Council
Okayama Prefecture Headquarters of National Federation of Agricultural Cooperative Associations
▪️ Contents
Hand-rice-planting
Demonstration of KUBOTA’s automatic rice transplanter “Agri-Robo Rice Transplanter NW8SA”
▪️ List of Participating Miss SAKE
2022 Miss SAKE Okayama Megumi Ando
2022 Miss SAKE Okayama Runner-up Mirai Sugihara
2022 Miss SAKE Okayama Finalist Hiyori Minagi
2022 Miss SAKE Okayama Finalist Risa KOBAYASHI Risa
2021 Miss SAKE Japan Miyu Matsuzaki
This event was a great opportunity to experience the traditional style and futuristic development of Japanese agriculture.
Okayama, the “Land of Sunshine,” is a major producer of sake-specific rice.
We are honored to hold the event in such a place where sake rice, which is difficult to cultivate, has been produced because of the long hours of sunshine, abundant water, and gentle winds.
We would like to thank everyone involved for their efforts in organizing this event.
2021 Miss SAKE
Miyu Matsuzaki