皆様こんにちは。
2022 Miss SAKE 準グランプリ 横田早紀です。
9月22日、「+PLUSファイナル~音楽と日本酒のマリアージュ~」のイベントに参加させていただきました。
会場は、赤坂駅目の前にある、プラス株式会社様のショールーム「+PLUS」(プラス・プラス)。
こちらは、オフィス家具や文具など、ショールームで現物に触って使い勝手やデザインを確認できるというコンセプトの空間です。
広い空間におしゃれな家具、明るい照明に照らされた素敵な会場。
今回のイベントは、そんな+PLUSが、2022年11月8日に恵比寿ガーデンプレイスへ移転されることに際し、「ファイナル」として開催されました。
東京フィルハーモニー交響楽団様によるチェロとハープの生演奏
テーマは、「音楽と日本酒のマリアージュ」。
東京フィルハーモニー交響楽団の現役奏者様方によるチェロとハープの生演奏に耳を傾けながら、このイベントのためにセレクトされた3種類の日本酒を味わっていただくという、優雅なひとときでした。
金木博幸様(東京フィルハーモニー交響楽団 首席チェロ奏者)と、梶彩乃様(東京フィルハーモニー交響楽団 ハープ奏者)のお二方の素敵な生演奏を私も拝聴し、心地よい気分に包まれました。
中でも印象的だったのが、無伴奏チェロのための『BUNRAKU(ぶんらく)』という楽曲。
作曲家の黛敏郎(まゆずみ としろう)様が、日本の三大芸能のひとつである文楽を、西洋楽器のチェロで表現して作られた楽曲です。
太棹三味線のバチさばきが、チェロの弦を指で強くはじく方法で表現されていたり、浄瑠璃の義太夫節を彷彿とさせる音色など、西洋楽器からこんなにも和を感じさせる表現が生まれるのかと感動いたしました。
チェロ奏者である金木様のお言葉で印象的だったのは「間(ま)の大切さ」。
『BUNRAKU』を演奏するにあたって気を付けてらっしゃることが、楽譜通りに弾くだけでは伝わりきらない、日本人の感じる「間」だそうです。
まさしくそんな「間」の美しさと、静と動の表現、内に秘められた激しい情熱などを感じた演奏でした。
日本酒とのマリアージュ
地域社会交流の場を目指し「+PLUS」様では、2011年より「赤坂コミュニティカレッジ」が開催されてきました。
弊社団代表の大西美香も、数年にわたりそのカレッジに講師として登壇させていただいたというご縁があります。
今回そんな大西と、2022 Miss SAKE 神奈川である私が用意させていただいた日本酒は、こちらの三種類。
(写真左より)
新潟県 北雪酒造 「北雪 純米大吟醸 鬼夜叉」
神奈川県 中沢酒造 「松みどり純米吟醸 S.tokyo 2022」
長野県 大信州酒造 「手の内 純米吟醸 生詰め」
北雪酒造様の鬼夜叉は、遠心分離という非常に手間のかかる絞りの手法を取っているため、限られた本数しか市場に出回らないという代物。
中沢酒造様の松みどり S.tokyoは、ドイツの研究所で見つかった、世界で2番目に古い清酒酵母を蘇られて造られた、奇跡のお酒。
大信州酒造様の手の内は、大信州様の技術の高さが詰まった生詰め。上品でふくよかな味わいは、ファンの多い一品。
どれもこの場にふさわしく、本当においしい贅沢な日本酒でした。
東京フィルハーモニー楽団の皆様と、音楽とお酒をテーマにしたトークセッションもさせていただきました。
音楽とお酒は、切っても切れない関係。
ライブ会場を併設する蔵や、モーツァルトを聞かせながら醸した日本酒を販売する蔵など、音楽好きな蔵元様も多くいらっしゃいます。
中沢酒造様の「松みどり純米吟醸 S.tokyo」の酵母が発見された研究所がある場所ドイツもまた、音楽家ゆかりの地です。
東京フィルハーモニー交響楽団様の現役奏者お二方と、お互いに音楽と日本酒への思いや共通点、それにまつわるエピソードなどお話ができたのは、大変貴重な経験でした。
さいごに
今回の会場、プラス株式会社様のショールーム「+PLUS」は2022年11月8日に恵比寿ガーデンプレイスへ移転され、「CREATORE with PLUS」(クリアトーレ ウィズ プラス)として生まれ変わります。
参照リンク:https://www.plus.co.jp/news/202208/0004647.html
移転先でも素敵な空間になることを確信するとともに、ご来場くださった皆様と素敵な時間を共有できたことを、大変ありがたく思います。
最後になりましたが、お世話になったご関係者の皆様、本当にありがとうございました。
2022 Miss SAKE 準グランプリ 横田早紀
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