Miss SAKE News/Blog

『2018西条酒まつり』に2018 ミス日本酒 須藤亜紗実が参加して参りました。

Asami Sudo, 2018 Miss SAKE, joined the Saijo SAKE Matsuri in Saijo, Higashi-hiroshima City.

[English Follows]

皆様、こんにちは。2018 ミス日本酒の須藤亜紗実です。

10月6日(土)・7日(日)、東広島市西条で行われた『西条酒まつり』に両日参加して参りました。

東広島市西条は「兵庫の灘」「京都の伏見」と並ぶ「日本三大銘醸地」のひとつと言われており、古くより酒の都(酒都)と呼ばれ親しまれてきました。西条駅からすぐの酒蔵通りには所狭しと7つの酒蔵様が並んでおり、「並び立つ赤れんがの煙突や、なまこ壁と白壁からなる蔵の外壁が織りなす景観」は昨年12月に「日本の20世紀遺産20選」の一つにも選定されております。

 

そんな西条で今年29回目の開催を迎える『西条酒まつり』は、年々その規模・知名度を増し、今や日本最大級の日本酒のお祭りとなっております。今年は台風による強風の影響から、一日目は屋内イベントのみの開催となりましたが、そうした状況にも関わらず当日は多くの方々がお越しになっており、会場は大変な賑わいを見せておりました。

この度私達は、東広島市観光協会専務理事の上向隆様にご案内をして頂き、『酒まつり』会場内を回らせて頂きました。

【6日(土)の様子】

6日(土)朝には、酒造りの神、大山咋神を祀る松尾神社にて、神事に参加させて頂きました。

神事の後は西条酒造協会理事長・賀茂泉酒造㈱蔵主 前垣壽男様より御神酒も頂戴いたしました。

 

そして神事に参加させていただいた後は、地元・西条小学校の皆さんによる、オペラ「白壁の街」を鑑賞させて頂きました。「白壁の街」は1981年に西条小学校の教員の方々に作られて以降、毎年、西条小学校の6年生の全員参加のもと公演されてきた伝統ある創作オペラです。

『酒都』西条ゆえ、オペラのテーマは「お酒造り」。寒い冬に日本酒造りに打ち込む蔵人の皆様の様子や、日本酒の完成を祝うお祭りの様子が描かれています。今年で38回目の開催を迎える「白壁の街」は、西条小学校の皆さんにとって6年間の集大成と言えるもので、児童の皆さんは4・5年生の頃から酒蔵見学等を行い、西条の誇る「日本酒造り」への理解を深めてきたのだそうです。

西条の街の歴史ある一大行事とあり、会場は入場開始早々に超満員となっておりました。開演を見守る皆様の緊張感も高まる中、舞台が始まると、児童の皆様の真剣な演奏・ナレーション・お芝居に一気に引き込まれてしまいました。

 

そしてフィナーレのお祭りのシーンでは児童の皆さんの生き生きとした表情、そして溢れ出るエネルギーに思わず目が潤むほどの感動を与えて頂きました。

小学生の皆さんが一丸となって『酒』をテーマにした舞台を作り上げる。そんな『酒都』西条ゆえの歴史あるオペラを鑑賞させて頂き、地域の誇る産物としての日本酒の魅力、そして文化としての日本酒造りの価値をあらためて感じさせて頂きました。

西条小学校6年生の皆さん本当にお疲れ様でした。大きな感動を有難うございました。

そしてオペラ「白壁の街」の鑑賞後は、酒蔵通りに立ち並ぶ酒蔵様を回らせて頂きました。この日はそれぞれの酒蔵様で様々な催しがなされておりましたが、どの会場も終始大変多くの方々で賑わっており、『日本最大級の酒まつり』の勢いを実感することができました。

賀茂泉酒造様

 

福美人酒造様

 

賀茂鶴酒造様

 

亀齢酒造様

 

西条鶴醸造様

白牡丹酒造様

 

山陽鶴酒造様

 

【7日(日)の様子】

7日目の朝には西条酒造協会理事長 前垣壽男様が蔵主を務めていらっしゃる賀茂泉酒造様に伺わせて頂きました。賀茂泉酒造様のご自宅の庭園「前垣氏庭園(寿延庭)」は国の指定文化財に認定されていらっしゃる枯山水庭園です。

庭園研究家 重森三玲様により作庭された庭園からは、いつまででも眺めていたくなるような飾り立てぬ美しさが感じられ、心を清められるような素敵なひと時を過ごさせて頂きました。 

 

そして台風が去り、屋外イベントが開催されたこの日は、主に屋外会場を回らせて頂きました。KIZUNA会場では1000人の乾杯リレーにも参加させて頂きました。

 

全国の地酒が集結する『酒ひろば』には溢れんばかりの人々が集まっており、熱気に溢れておりました。

 

西条酒つくり唄全国競演大会では、ミス日本酒の活動にたくさんの応援のお声を頂戴いたしました。

東広島芸術文化ホール 『くらら』のお茶席では、仕込み水を使った美味しいお抹茶を頂戴いたしました。

 

この度、2日間に渡り西条酒まつりに参加させて頂き、『日本最大級の酒まつり』としての勢いを感じるとともに、このお祭りが地域一丸となって作り上げられる『地域の誇る文化行事』であることを実感させて頂きました。

西条酒まつりにはオペラ「白壁の街」をはじめ、お酒を飲める人も飲まない人も皆でお祭りを楽しむことができる催しやコンテンツがたくさん用意されておりました。そして実行委員会の皆様に加え、展示や屋台のお手伝いをする学生の方々の姿、県内の学生ボランティアの方々の姿も数多くみられました。

30年前、酒都・西条の魅力を届けるべく始められた『酒まつり』は今では老若男女を問わず、そしてお酒を飲める飲めないにによらず、多くの方々が集う日本最大級のお祭りとなっています。

 

日常の中に自然に日本酒造りがある街、西条。だからこそ、こうして多くの方々が集い・愉しめる『文化行事』が実現されているのだろう。今回の訪問を通じ、強くそう感じることができました。

地域の誇る伝統としての日本酒造りの魅力、そして日本酒がつなぐ人々の縁の大きさに深く感銘を受けるとともに、「こうした魅力をもっと多くの方にお伝えできたら。」そんな思いを大変強く感じさせられた2日間となりました。

東広島市観光協会専務理事の上向隆様、西条酒造協会理事長 前垣壽男様をはじめ、たくさんのお心遣いをいただきました全ての皆さまに感謝申し上げます。この度は素晴らしい経験を誠に有難うございました。

2018 ミス日本酒 須藤亜紗実

[for English Speakers]

Hello, everyone. This is Asami Sudo, 2018 Miss SAKE.

On October 6th and 7th, I joined the Saijo SAKE Matsuri in Saijo, Higashi-hiroshima City. Saijo has been known as one of the most famous SAKE brewing areas in Japan. When you exit the Saijo station, you can soon find 7 SAKE breweries standing in a row on the Breweries Street. The scenery was selected as one of the “20 Japanese heritages of the 20th Century.”

The Saijo SAKE Matsuri is one of the biggest sake festivals in Japan, where you can enjoy a lot of events and recreations, of course, including local sakes.

On October 6th, I attended the Shinto ritual to wish the success of this year’s sake brewing. 

After that, I watched the Opera “My hometown with White Walls”, which has been played by local elementary school students since 37 years ago. The theme of the opera is SAKE 

brewing, the most important industrial content of Saijo. The passionate and energetic performance of all the students impressed me so much. I could feel that the SAKE brewing is truly part of the everyday lives in Saijo. 

After the Opera, I went to the 7 breweries. Every brewery was filled with so many visitors that I could feel I did join one of the biggest sake festivals in Japan! 

On October 7th, I went to various entertainment booths that I could’t visit on the previous day. Every place I visited, I could see so many people to find it hard to thread my way. I could feel so many people have been looking forward to the annual big festival.

By joining Saijo SAKE Matsuri,  one of the biggest sake festivals in Japan, I could realize it is an important cultural event created and build up by so many local people. The festival taught me the attraction of SAKE as a local  traditional culture and a tier of people.

I extend my deep appreciation to all the people involved in the festival. Thank you smooch for the valuable time. 

Asami Sudo, 2018 Miss SAKE

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