Miss SAKE News/Blog

『第一回ナデシコプログラム』に2020 Miss SAKE 松井詩が参加して参りました。

The 1st Nadeshiko-Program.

[English follows]

皆さま、こんばんは。

2020 Miss SAKEの松井詩です。

ご報告が遅れておりましたが、3月21日、第1回ナデシコプログラムが開催され、私も参加して参りました。

元治元年(1864年)創業。
この日は、自然豊かな愛知県設楽町にて日本酒の可能性を柔軟に追求し、伝統の技と革新的な技術を用いた高品質の酒造りを行う関谷醸造様の『ほうらいせん 吟醸工房』にお伺いし、酒蔵見学をさせて頂きました。

関谷醸造様の『ほうらいせん 吟醸工房』の外観

吟醸工房に到着すると、まず初めに関谷醸造株式会社 代表取締役社長 関谷健様から関谷醸造様の歴史と、吟醸工房でのお酒造りについてのお話を賜りました。

元治元年(1864年)創業の『田口本社蔵』では【伝統を引き継ぐ為の革新】をモットーに、蔵の機械化を行い蔵人の労力の軽減を図ることで、細やかな手作業を加える余裕を生み出し、蓄積したデータをもとに再現性のある酒造りを可能としております。

一方で、この日お伺いした『吟醸工房』は【酒文化の魅力を発信する蔵】として全て手作業で酒造りを行っておられます。

機械化を施した蔵・手作業で行う蔵、二つの蔵を有することで蔵人への酒造りの技術継承を、相互の酒造りへの理解を深め達成するという目的がそこにあるのです。

『吟醸工房』の利点はそこで働く方々だけに留まらず、少量多品種を用いたお酒の醸造を可能にし、顧客ロイヤリティ向上に起因しております。『吟醸工房』ではご来店いただいた方に向けて『日帰り酒造り体験コース』や『お酒のオーダーメイド』など、ここでしか体験できない特別な時間を皆様にご提供されており、酒文化の魅力を、その人それぞれに合わせた方法で提供していきたい、という関谷醸造様の最高級のおもてなしの心に、私自身大変感銘を受けました。

関谷様のご講義を受ける真剣に受ける2021 Miss SAKEファイナリスト達。

関谷醸造様は、お酒造りだけでなく農業にも大変熱心に取り組まれており、平成17年より酒造好適米『夢山水』の栽培を始められました。
6反(6アール)の田んぼから始まったお米作りはその後、高齢化や後継者不足などさまざまな事情で離農する地元の農家の方から田んぼや遊休農地を預かりながら耕作地を増やし、平成19年からは、種籾からの育苗と収穫後の籾の乾燥も自社で行えるように設備を充実し、令和元年には27ヘクタールの面積を耕作するに至りました。

その他にも酒粕・ぬか・もみがらを肥料として肥育農家様へお渡しすることで、地元肉牛肥育農家様と共に循環型農業への取り組みを行い、地域の農業を守り、地域の特色を生かした食の豊かさを追い求めておられます。

また消費者の方々へ直接自社のお酒を提供する場として、空襲を免れた米問屋を改装し2013年より『Sake Bar圓谷』と『糀 Marutani』をオープン。

2021 Miss SAKE愛知大会は関谷醸造様のSake Bar圓谷にて執り行われました

日本の國酒『日本酒』の美味しさやお酒造り歴史はもとより、日本酒の生み出す豊かな時間と、人と人との酒縁を紡ぐ包括的な酒文化の魅力を発信し続けておられます。

 

お話の後には『吟醸工房』の酒蔵をご案内頂きました。
モダンでスタイリッシュな吟醸工房での酒蔵見学では、華やかな吟醸香に心を踊らせながら、酒造りの工程や醪が発酵している様子を直に拝見させて頂き、酒造りの複雑さや繊細さ、杜氏をはじめ蔵人の皆様の技術の素晴らしさを改めて感じることができました。

酒蔵見学の様子

酒蔵見学後には、大変光栄ながら利き酒のお時間を頂戴し、関谷醸造様の素晴らしい日本酒の数々を堪能させて頂きました。使用されるお米、水、お酒が作られる土地の空気の違いによって大きく味わいが異なる日本酒。利き酒ではその一つ一つ異なる味わいを舌全体でしっかりと感じることができました。

そして、その地の自然を感じ、造り手の方々の想いを伺いながら口にする日本酒に、言葉にならない感動を覚えました。

ファイナリストの皆さんも意見を交換しながら利き酒を楽しんでおり、有意義な時間を過ごしていただけたのではないかと思います。

利き酒させて頂いた日本酒

本日の講義で学んだことを、一人一人が今後の活動に大いに活かして頂けることを願っております。

関谷醸造株式会社 代表取締役社長 関谷健様、この度は実り多き学びの時間を誠にありがとうございました。

2020 Miss SAKE 松井詩

[for English Speakers]

Hello, everyone. This is Shihori Matsui, 2020 Miss SAKE Japan.

On the 21st of March, I participated in the 1st Nadeshiko-Program with 2021 Miss SAKE finalists.

On this day, we visited Sekiya Brewery Co., Ltd, a SAKE brewery in Aichi Prefecture, and had lectures by Mr. Takeshi Sekiya, the executive director of Sekiya Brewery.

The goal of Sekiya Brewery is to brew high-quality sake that explores the possibility of sake flexibly. Sekiya Brewery holds 2 different breweries, Taguchi Brewery and the Ginjo Kobo.

The Taguchi Brewery has been actively implementing machines and does not have the atmosphere of a traditional brewery. Mr. Sekiya decided to mechanize so to proactively rationalize the process that takes labor and closely monitoring the details that take a lot of work to pass down the traditional sake brewing skills to the future.

They are putting continuous effort into controlling the machines as tools for the brewers and collecting elaborate amounts of data to utilize in the next brewing.

On the other hand, sakes brewed in Ginjo Kobo are all hand-made. It is to spread the charm of sake culture, offers a course of creating your own sake that is individually tailored to your specific tastes.

The hand-on Ginjo Kobo brings out the attractiveness of sake and its rich potential.

Furthermore, Sekiya Brewery has begun growing “Yumensansui” to take charge of their cultivation process.

For their product, they have been searching for the best method of delivery and sales, so to  manage the product quality until it reaches the hands of customers, and to aim the goal of “Wajoryoshu”-beautiful sake created by the harmony of people, and put effort into cultivating the future of Japanese sake.

After Mr.Sekiya’s interesting lecture, he had shown us his brewery.

Sekiya Brewery was founded in 1864 (Taguchi Brewery), and the Ginjo Kobo we visited on the day has opened its doors in 2004. Mr. Sekiya has explained to us the method for making sake, and we were able to learn how delicate sake making is and the greatness of Brewers’ skills.

After the sake brewery tour, we enjoyed the sake tasting flights. Sake’s taste differs greatly depending on rice and water used for making sake.

I hope finalists will make the most use of what they learned from the lectures on the day.

Once again, I extend my deep gratitude to Mr. Takeshi Sekiya, the executive director of Sekiya Brewery Co., Ltd for a valuable time.

Thank you very much for reading.

Shihori Matsui, 2020 Miss SAKE Japan

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『2021 Miss SAKE Japan 最終選考会』開催及び、参加チケットのご案内

『第二回ナデシコプログラム』に2020 Miss SAKE 松井詩が参加して参りました。

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