皆さまこんにちは。2023 Miss SAKE 長野 中島菜々です。
去る9月20日水曜日にホテルメトロポリタン長野で開催された「YOMOYAMA NAGANO」に参加してまいりました。
蔵元や杜氏、日本酒ファンと「よもやま話」を楽しめる、長野県最大級の日本酒試飲会である本イベントは、東京・名古屋・福岡会場での開催を経て、今回の長野会場がフィナーレを飾りました。
長野県は全国でも二番目に多くの酒蔵様がありますが、そのうち58の酒蔵様が一堂に集結し、会場は大盛況に包まれておりました。
二部完全入れ替え制で、第1部は13:30~16:00、第2部は16:30~19:00と長時間にわたっての開催となりましたが、それでもすべて周りきることはできないのではと思うほど、広々とした会場にずらりと並んだ各銘柄は圧巻の一言。
ご来場の方にお話を伺うと、「今回は〇〇地域を中心に」「同じ酒米を比べてみる」「蔵元のおすすめを試したい」など、思い思いに飲み比べや作り手の方との交流を楽しんでいらっしゃるのが印象的でした。
私も各ブースにて提供のお手伝いをさせていただき、9月に解禁されたばかりの秋酒「ひやおろし」などをおすすめいたしました。
全国4番目の面積を誇り、3000m級の山々に囲まれた長野県は、地域ごとに水質や酒米の種類など、さまざまな土地の個性を日本酒から感じ取ることができます。
近年では「美山錦」「金紋錦」「ひとごこち」「山恵錦」など、長野県生まれの酒造好適米を使用した酒造りも盛んです。2021年には、日本酒・ワインで「GI長野(地理的表示)」が指定されました。
また、先の「インターナショナルワインチャレンジ2023(IWC)チャンピオン・サケ」受賞を始めとして、国内外の日本酒鑑評会・コンテストでも存在感を放っています。
当日は各酒蔵様のブースだけでなく、GI長野ブース、IWC受賞酒ブースも用意され、さまざまな角度から長野県の日本酒の個性を堪能することができました。
二部の冒頭は、阿部守一長野県知事の乾杯の発声からスタートし、会場はさらなる盛り上がりとなっておりました。
終盤には長野県酒造組合会長である宮坂直孝様より、ご挨拶と最後の乾杯での締めくくりにて、まだまだ楽しみたい!という声もありつつ閉会となりました。
世界的なパンデミックの影響で、直近4年間はこのような試飲会を開催できないという苦しい状況が続きました。
ですがそれを乗り越え、日本酒を愛する皆さまが、思い思いに楽しんでいらっしゃる笑顔をたくさん拝見することができ、大変感激いたしました。
僭越ながら「Miss SAKEにお酒を注いでもらえて嬉しい」とのお声もいただくことができ、この素晴らしいお時間を作り上げる一助となっていればと嬉しく思いました。
引き続き、長野県の日本酒の魅力をたくさんの方に味わっていただけるよう、精進してまいります。
長野県酒造組合の皆さま、長野県酒造協同組合様の皆さま、蔵元の皆さま、関係者の皆さま、この度は貴重な機会をご一緒させていただき誠にありがとうございました。
2023 Miss SAKE 長野 中島菜々