未来の住職塾塾長 光明寺僧侶 松本紹圭様によるご講義
〜習慣〜
光明寺僧侶 松本紹圭様は、東京大学のご出身、世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダー、「未来の住職塾」の塾長として8年間で650名以上の宗派や地域を超えた僧侶を輩出されております。
また、お家柄ではなくご自身のお考えで僧侶になられたお方です。未来を見据えた生き方、習慣の素晴らしさなど、多くの学びをいただきました。
日々の生活に追われて過ごすことの多い現代。
そんな中、松本様は【お寺】は忙しい日々の中で生きる意味を問い【自分自身を取り戻す】舞台環境とおっしゃっていました。
その一つとして朝の【掃除の習慣】を提唱されています。
誰もが行う掃除。掃除には全ての仏道においての修行が詰まっており、掃除をすることで役割や達成感を感じ、心が整うというのです。
私自身この3ヶ月間、Miss SAKEとして、リポーター、書道家として日々、新たな発見、変化の毎日でした。
環境の変化が大きく、最初はそれぞれの場で「こうで在らなければいけない」という概念を作ってしまっていました。
そんな日々を精一杯過ごす中で、次第に【全ては結び合っている】と思えるようになりました。
肩書き、立場は違えども、どんな時でも全てが私です。
この感覚を持ち始めてから、自然とどれ一つ欠けてはならないと思える、これまでにない素晴らしい出来事が舞い込むようになりました。
【習慣は人を成長させてくれる】と感じております。
松本様のお話を伺い、朝起きて一番にお手洗いの掃除をすることにしました。
まだほんの数日ですが、一日が始まるといった【活力】が湧き、またと無い今日について考える時間ができました。
何よりとても気持ちがいいです。
日本は【老舗の数が世界一】というお話がありましたが、これも古き良きものを大切にする習慣が時代を超えて受け継がれ、また、それぞれの時代に生きる日本の人々が心地よいと感じる物であるからこそ伝統が繋がっているのではないかと思いました。
日本文化、日本酒・書道は、共に原材料、道具、偉人の方々の知識、伝統や技術が残されているからこそ、現世の私たちが活動することができます。
ロングタームの考え方を持ち、100年後の祖先に素晴らしい日本の文化を伝えられるよう、環境・伝統様々な面からお力添えができるよう尽力してまいります。
心の拠り所となる素晴らしい【依存先】、日本文化に関わる者、一人の人間として考えていかなければならない事柄、多くの【言葉】をありがとうございました。
2021 Miss SAKE 長崎 樋口友紀