Miss SAKE News/Blog

愛知県酒造組合様へ2021 Miss SAKE 松崎未侑がご挨拶に訪問致しました。

皆さま、こんにちは。
2021 Miss SAKEの松崎未侑です。

先日、愛知県酒造組合様へご挨拶に参りました。

全国的にも「モノづくり県」としても認知される愛知県。
伝統産業から次世代産業、繊維や陶磁器から自動車、航空機まで様々なモノ作り産業が盛んで、全国で大きなシェアを占めています。

また、木曽川や矢作川などの副流水、奥三河の湧水といった豊かな水源。濃尾平野では良質な酒造適合米が育まれるなど、酒造りに適した風土に恵まれています。

そんな豊かな愛知の水は、全国的に見て軟水であるため、醸される日本酒はまろやかで芳醇な味わいが楽しめます。

愛知の酒造りは40以上の酒蔵様が担っていますが、大きく分けて「名古屋」「尾張」「知多」「三河」の4地域で醸されています。
*参考:愛知県酒造組合HP「愛知の地酒MAP

200年近い伝統を誇る「名古屋エリア」

政令指定都市でもある名古屋市には5つの酒蔵があります。

時は奈良時代に遡り、日本最古の歴史書『古事記』(712年)『日本書紀』(720年)にも、名古屋市熱田区での酒造りが書かれているほどの史ある酒造りが継承されています


モノづくりの伝統を活かす「尾張エリア」


かつて繊維産業で日本の経済を牽引し、現在は航空機産業で世界の注目を集める尾張エリア。

この地域では、古来からの貪欲な技術探求の精神が酒造りにも垣間見れ、木曽川の伏流水を用いる酒造様も多く、どの日本酒も人気を博しています。


高い醸造技術を活かした「知多エリア 」


知多半島の酒蔵では、お酒の腐造を防ぐ活気的な酒母(もと)造りである「速醸もと」が開発された歴史があり。
日本酒だけでなく、みりんや酢など醸造文化が古くから馴染むエリアです。

知多半島が位置する伊勢湾、知多湾で、毎朝水揚げされる新鮮な海の幸とともにいただく日本酒に、多くの方が魅了されています。


地域ごとに異なる多彩な酒造り「三河エリア 」


このエリアの最大の特徴は、県内1000m級の山々から、三河湾を有する渥美半島と豊かな自然があり、個性豊かな酒造りが行われています。

奥三河の湧き水や、超軟水の「神水」(かんずい)を用いる酒蔵様。米作りが盛んな地域にて地産地消を推進するため、契約農家との共同で作られる日本酒などこだわりは多酒多様です。

日本酒の仲間「味醂(みりん)」の生産量 *全国3位

また、愛知県は日本酒の仲間である「みりん」の生産量が*全国3位でもあります。
*国税庁「統計年報」から

みりんは甘い高級なお酒、もち米のリキュールです。
本格派のみりんは調味料としてだけではなく、ストレートで飲んでも大変美味しいのです!

私が初めて飲んだ時には、その凝縮感と程よい甘さ、そして濃厚な風味に感動いたしました。

全国清酒出荷量第7位の愛知の地酒は、全国でその味を楽しめるお店が沢山ございますので、ぜひご賞味ください!

愛知の地酒については、こちらでは書ききれない魅力がまだまだございます。
今後も日本全国の地酒と併わせて、Miss SAKE 公式サイト・SNSにて皆様にお伝えさせていただきます。

愛知の地酒やモノづくり文化についてご教示くださった愛知県酒造組合 事務局長 纐纈 繁延様。
この度は誠にありがとうございました。

2021 Miss SAKE Japan 松崎未侑

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