①“Miss SAKEとは?”
シンプルかつ1番難しい問い。
そして、私たちMiss SAKEが最も求められる問いです。
わたしは、Miss SAKEの存在を知った日からこの数か月間、何十回もホームページやパンフレットを拝読し、その問いの解を考え続けています。
ナデシコプログラム最初の講義は2021 Miss SAKE グランプリの松崎未侑さんに ”Miss SAKEとして” のご講義をして頂きました。
主にMiss SAKEの活動内容、Miss SAKEとしてのふるまい、Miss SAKEらしさについて学びました。
まず、講義を受けて率直に感じたMiss SAKEに必要不可欠なものは、”相手を大切にする心”です。
松崎さんは、Miss SAKEに求められることは、その場の華となることだとおっしゃっていました。
相手の求めるものをくみ取るためには、相手を心から大切に思わなければできません。
Miss SAKEとは、”伝統ある日本酒と日本文化の魅力を日本国内外に発信する美意識と知性を身につけたアンバサダー”であり、この美意識も知性も自分のためだけではなく、これからMiss SAKEとして関わる全ての方のために、磨く必要があるのだと強く感じました。
また、講義内容だけでなく、松崎さん自身のふるまいや言動からも Miss SAKEとしての本質が垣間見え本当に素敵でした。私も自分らしいMiss SAKEを探してまいりたいと思います。
②自分らしさとは
事務局長 中村信次郎様の講義では、自分らしさを見つける方法を伝授していただきました。
まずは、人生のカルテ作り!
自分があと何年生きるかを想定し、自分の人生の目的から今の自分を客観的に評価するというものです。
そして、CORE(自分の核となる欲求)とRESOURCE(私の提供できる価値)から生まれる自分らしさを探求しました。
実際に紙に書き起こしていくと、漠然と不安に思っていたことや潜在的な思考を顕在化することができ、頭の中がすっきりしたように思います。
自宅で資料を振り返るとまだまだ深堀りすることができ、COREに近づいているように感じました。
正直、COREに近づけば近づくほどコンプレックスや自分の悪い習慣などにも向き合わなければならず、自分に対しても偽りたくなるような気持ちにもなります。
逆に本当の価値観や信念にも触れることができるように思います。自分のCOREに真に触れるようになるためにはまだまだ時間がかかりそうです。
しかし、きっとその暁には、人として成長した自分がいると確信しています。
中村事務局長は、多忙な中でも1人1人に向き合って下さり、本当に温かい方でした。私もそんな人間になりたいと思いました。なにからなにまで、本当にありがとうございました。
③Miss SAKE Channel 動画作り
三つ目の講義は、初めての動画作りです。
切ったり張ったり、思っていたよりとても楽しくできました!
ここでプライベートとは違う重要なことは、オーディエンスを意識すること。
どんな人にどの部分を見てほしいのか、どうしたら見てもらえるのかを考えながら、構成を考えることが大切だと学びました。
どんなときも、相手がいることを意識するということは、実際の現場でもSNSでもいつだって同じなんですね。
上達は、手を動かしてtryするのみです!早速作ってみようと思います。
④熱燗講座
いよいよお楽しみの夕食時のご講義です。
今回お世話になったゲストハウス”酒坊 多満自慢”の発案者である、北村商店の北村公克社長に教えていただきました。
江戸時代からの伝統的な湯豆腐を頂いたのですが、ゆっくり丁寧に作られた湯豆腐は普段口にしているものとは別物!
80度程度で沸騰させないように温めると一番柔らかく温かく食べられるそうで、鰹節とねぎの入った土佐醤油につけたらこちらの顔がとろけてしまうほどおいしかったです。
そして、石川酒造の多満自慢をぬる燗で一緒に頂きました。Miss SAKEとしてお猪口と徳利の持ち方や注ぎ方も伝授していただき、どんな場面を切り取られても美しいMiss SAKEであることを普段から意識しようと心に決めました。
また、北村社長とお話させていただき、「人の良いところを見なさい。人間には必ず良いところがある。人からそれを学ぶことで自分の成長につながる。」ということを学びました。
北村社長は、まだまだ未熟な私たちにも可能性を見出して下さり、その期待に絶対に応え、必ずやご恩をお返しできるよう成長してまいりたいと思います。
最後に
石川酒造様をはじめとした多くの方々のお力添えいただいたおかげで初回のナデシコプログラム開催を無事に終えることができました。本当に感謝してもしきれません。
石川社長の率いるジャズの演奏も本当に素敵で、生き生きとした演奏と笑顔に緊張もほぐれました。これから3か月間お世話になりますが、できるだけ多くのことを吸収し成長してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。