「伝統美に触れる」
4月16日㈯第5回ナデシコプログラムに参加して参りましたので、報告致します。
講義内容
- 藤間流勘右衛門派 藤間身美都也(ふじまみつや)様 日本舞踊体験稽古
- 2021 Miss SAKE 松崎未侑様、事務局長 中村信次郎様 Miss SAKE Channel特訓2
- 石川酒造様 見学
- 鍋&SAKE:酒粕チーズ鍋(発酵鍋)
日本舞踊から学ぶ美しく可愛らしい所作
今回、藤間流勘右衛門派 藤間身美都也(ふじまみつや)様に
- 美しいお辞儀の仕方
- 美しい歩き方
- 日本舞踊「さくら」の踊り方
など、お着物を着た時の美しい所作から、簡単な日本舞踊まで教えて頂きました。
お辞儀や歩き方で共通して重要なのは、頭の高さを意識すること。
座ってお辞儀をするときは頭を下げすぎない。
歩くときは頭の高さが変わらないように腰を据えて歩く。
これらを少し意識をするだけで見違えるように美しい姿勢になりました。
そして日本舞踊「さくら」
伝統的な日本の歌曲「さくら」に合わせて踊るのですが、講義では短い時間で習得できる踊りを教えて頂き、最後に石川酒造様のお庭で開催されているJazz Liveの会場で、藤間身美都也(ふじまみつや)様の三味線の生演奏に合わせてお客様の前で披露させて頂きました。
最初に抱えていた手を開く形で音楽に合わせて袖を開いて見せる動きがあるのですが、ファイナリストの皆で並んで一斉に袖を開く動きは圧巻でした。
この投稿をInstagramで見る
今回講師をしてくださった藤間身美都也(ふじまみつや)様は、凛とした美しい佇まいの中に可愛らしさが滲み出ていらっしゃる方。
美しい所作を教えてくださる時に印象に残ったのが、「こういう動きをした方が可愛いよね!」というお言葉。美しさだけでなく、可愛らしさが自然と出てくることでより周りの人に愛していただける存在になれるのだということを教えていただきました。
また、講義内で教えて頂いたことで2つ心に残ったことがあります。
1、続けることが大切。
藤間身美都也(ふじまみつや)様が一番長く続けていることはお稽古。『日常の生活でどうしても時間が捻出できないなど数々の試練を掻い潜り、今日まで続けてきました。“長く続けることを大切に、自信を持ってください。』というお言葉が心に響きました。
2、好きなことは誰にどんな風に言われても続けること。
私も現在酒匠(SSI認定)の資格を生かして週に1回、岡山県の日本酒を仕入れから提供まで行う形で飲食の現場に立たせてもらっています。
私の好きなことは日本酒を通して人を笑顔にすること。どんなに忙しくても、信念をもち好きなことを続けていきたいと思います。
Miss SAKE Channel特訓2~実際に動画を撮影して仕上げるまで~
今回は
- 石川酒造様
- ゲストハウス酒坊―多満自慢―様
- ナデシコプログラム
と、3つのテーマでチームに分かれて2分程の動画を撮影、編集しました。
私は石川酒造様チームで撮影をしたのですが、短い時間で動画撮影、編集まで行うのは至難の業でした。
以前2021 Miss SAKE 松崎未侑様が仰っていた“準備が大切”というアドバイスを思い出しました。次は『This is Me』という自己紹介動画を作成する課題を頂いたので、しっかり準備して臨みたいです。
石川酒造様の酒造りの歴史から見えてきたもの
十八代目当主・石川 彌八郎社長のご案内のもと、酒蔵や雑蔵史料館などを見学させていただきました。
石川 彌八郎社長は、現在の日本酒の国内での消費が下がってきていることに対し、丁寧に作って提供するだけではいけない時代になってきていると危機感をもたれたそうです。
そこで、“酒飲みのテーマパーク”をコンセプトに石川酒造の大改革が打ち出されました。
現在日本酒とビールを主力に、蔵の敷地内にお食事を楽しめる『福生のビール小屋』や商品が購入できる『直売店 酒世羅』、購入した商品を楽しめる古井戸のスペースなど、敷地内を移動しながらお酒の歴史やたくさんの美味しい!楽しい!に出会える空間になっています。
また、敷地内にある雑蔵史料館は、石川酒造様の歩んできた歴史を学べるだけでなく、酒造りに対する『挑戦』と『誇り』を感じられる場所です。
是非このブログを読まれた方は、一度石川酒造様の“酒飲みのテーマパーク”へ遊びにいらしてください!
石川酒造様ホームページ:https://www.tamajiman.co.jp/about/
今回石川 彌八郎社長のお話を聞かせて頂いたことで、日本酒だけでなく、日本酒を作られている蔵の歴史や携わられている皆様の思いもしっかりと伝えることができるアンバサダーになりたいと思いました。
鍋&SAKE:酒粕チーズ鍋(発酵鍋)
今回の鍋&SAKEはなんと!撮影にも参加させていただきました。
酒粕チーズ鍋の主役は、出羽桜酒造様の吟醸香にうっとりする酒粕。
そちらが贅沢に使用されたお鍋と、一緒に頂く日本酒はもちろん【出羽桜 雪女神 四割八分】山形の酒米の集大成と言われる『雪女神』を使用した香り高い純米大吟醸酒です。感想は是非鍋&SAKEをご覧になってください。
出羽桜酒造:https://www.dewazakura.co.jp/
鍋&SAKE:https://www.japansake.or.jp/sake/nabecp/
そして今回も各県のファイナリスト持ち寄り企画があり、全国の美味しいお酒を存分に頂きました♪
【最後に】
今回も、ナデシコプログラムにご尽力くださいました、石川酒造十八代目当主・石川 彌八郎社長をはじめ、藤間流勘右衛門派 藤間身美都也(ふじまみつや)様、2021 Miss SAKE 松崎未侑様、事務局長 中村信次郎様、おいしいお酒やお料理を提供してくださった皆様、応援してくださっている皆様に感謝申し上げます。
2022 Miss SAKE 岡山 安藤恵