皆様、こんにちは。
2023 Miss SAKE 秋田 高橋凜です。
秋田の地酒発祥の地とされる秋田市新屋町にございます、秋田酒造株式会社様を訪問いたしました。
実は秋田酒造株式会社前取締役社長でありました野本眞子様と私の母は、秋田で初めてクラウドファウンディングをした女社長ということで、一緒に記者会見を開いたそうなのです。
そんな秋田酒造様が初めての蔵見学先となったのは深いご縁を感じました。
現取締役社長でございます、野本翔様は元々全く別の業界で活躍されておりましたが。前社長の突然の逝去により、今までのキャリアを捨て蔵の次代を担うことになったそうです。
今回は光栄なことに野本様直々に秋田酒造様の酒蔵を案内していただきました。秋田酒造様の蔵は登録有形文化財に指定されており、蔵のいたるところに長い歴史を感じました。
野本様は社長に就任し、質の高い日本酒を貯蔵するためのサーマルタンク、品質を管理するための冷蔵庫など設備を大幅に変えられたそうです。
お客様が口に日本酒を入れるまで責任を持っていると野本様はおっしゃっておりました。
秋田酒造様のある秋田市新屋町は湧水の町として知られており、今でも町のいたるところに豊富な湧水や井戸が点在しております。
また、雄物川の河口付近には船着場があり上流で取れた上質な酒米が手に入りやすく明治時代には12軒もの蔵が酒造りをしていたそうです。
しかし現在は秋田酒造様を残すだけになっており、誇りと伝統、そして技術を守るのが自分達の使命だとおっしゃっておられたのがとても印象に残っています。
この日は野本様と二人三脚でこの歴史溢れる秋田酒造様を守っておられる杜氏の小舘巌様にもお会いすることができました。
前日に秋田酒造様の「髭・眼鏡・坊主」を飲んでいた私はラベルのモチーフとなった小舘様にお目にかかることができ、とても感激いたしました。
また、待機部屋として素敵な奥座敷を開放していただき、大変温かいおもてなしを受けました。
秋田の日本酒の伝統を守り、また革新していこうとしておられる野本様のお話をお聞きし、私もこの熱い思いを一緒に発信していけるよう自分にできることは何かを考え実行していきたいと思います。
6月23日に行われる最終選考会がゴールではなく、その先で地元秋田を盛り上げ、秋田の日本酒をより多くの方々に知っていただけるようこれから精進してまいりたいと思います。
この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
2023 Miss SAKE 秋田 高橋凜
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