Miss SAKE News/Blog

Seoul SAKE Festival 2026に参加させていただきました – 2025 Miss SAKE Japan 館農知里

皆さま、こんにちは。2025 Miss SAKE Japan 館農知里です。
5月23-24日(土)、SETEC(韓国)にて開催されたSeoul SAKE Festival 2026に、2025 Miss SAKE 秋田 嶋宮里紗とともに参加させていただきました。なお、当日は一般社団法人Miss SAKE 代表理事 大西美香氏にもご同行いただきました。


Seoul SAKE Festivalについて

Seoul SAKE Festivalは、2016年から始まるアジア最大級の日本酒イベントの一つとして知られています。日本酒をはじめ、本格焼酎、泡盛、ウィスキー、ビールなど、幅広い日本産酒類の銘柄がそろい、地域ごとに多種多様なSAKEの味わいを楽しめる空間として長年愛されてきました。本年度は、190以上の酒蔵が広い会場内に軒を連ねて、2日間で7000人以上の来場者が訪れました。主催は、韓国で日本酒輸入を牽引されている7社からなる「韓国地酒輸入業協会中央会」(ニホンシュコリア、ニホンサケ、地酒CYコリア、一路、CRトレーディング、サカヤコリア、熊谷酒類)。会場内は、20-30代の韓国人若年層の方々を中心に多くの方々の熱気で満たされました。韓国で高まるSAKEへの強い関心、そして両国間の友好関係の深化を肌で感じる2日間となりました。

(Photo by Sung il Kim)


鏡開きでの華やかな幕開け

会場ではまず、来場される皆様をお出迎えさせていただきました。多くの方々が足を止めて声をかけてくださり、写真撮影に応じながら、日本語や韓国語を交えつつご挨拶をさせていただきました。現地での交流を通じて、日本と韓国の文化的な距離の近さと、人々の温かさを改めて実感する機会となりました。
その後は開会式に参加いたしました。司会進行は、日本酒唎酒師・サケエキスパートなど複数の資格を持つアナウンサー 近藤淳子氏のもと執り行われました。まずは、韓国地酒輸入業協会中央会にて本年度会長を務められる株式会社CRトレーディング キム・ジェウク代表より開会のご挨拶をいただき、在大韓民国日本国大使館 次席総括公使 松尾裕敬氏より祝辞が述べられました。昨年度には国交正常化60周年を迎え、年間約1,300万人もの人々が往来する日本と韓国。今後SAKE文化を通じて、両国の友好関係がさらに深まることへの期待が語られました。
続いて、大変光栄なことに、私達Miss SAKEも会場の皆様に向けて韓国語でご挨拶をさせていただく機会を頂戴いたしました。私からは、Miss SAKEについてご紹介するとともに、日本と韓国をつなぐSAKE文化を通じて、多くの皆様と直接交流できることへの喜びと感謝をお伝えさせていただきました。その後は、韓国地酒輸入業協会中央会を構成する7社の代表者の皆様、そして松尾氏とともに、ステージ上での鏡開きにも参加させていただきました。「よいしょ!」の掛け声とともに鏡開きが行われると、会場全体は祝福ムードに包まれ、本イベントの華やかな幕開けを象徴するひとときとなりました。

(Photo by Sung il Kim)


日本酒への関心の高まりに触れて

その後は各ブースを訪問し、日本各地から参加された酒蔵の皆様へご挨拶をさせていただきました。北海道から九州まで、全国各地の酒蔵が一堂に会する中、それぞれの酒造りへの想いやおすすめの銘柄を直接伺うことができました。造り手の情熱に触れながら、多彩な日本酒を味わえる本イベントの価値を改めて実感いたしました。また、2日間を通じて限られた時間ではありましたが、酒蔵ブースに立たせていただき、日本酒を来場された方々へ振る舞う機会もいただきました。来場者の中には、特定名称酒の違いをご存じの方も多く、酒米や酵母について質問を受ける場面もありました。また、お気に入りの銘柄を見つけるために熱心に飲み比べをされる方や、多くの日本酒を購入される方の姿も見られました。こうした光景を通じて、韓国における日本酒文化の広がりと、皆様の知識や関心の高さを改めて実感いたしました。さらにお話を伺うと、近年では日本食レストランに加え、韓国料理店でも日本酒が提供される機会が増えているといいます。会場では多くの若い世代の方々が思い思いに日本酒を楽しむ姿が見られ、日本酒文化の新たな広がりを感じるとともに、日本酒を愛する一人の人間として大変嬉しく思いました。


Miss SAKEとして伝える地域の魅力

午後には、ステージイベント「Miss SAKEと一緒に楽しむ酒蔵産地当てクイズ」を開催いたしました。
各都道府県を代表する銘柄の写真をもとに、その地域の特産品や名所など3つのヒントから産地を当てるクイズ形式で進行しました。会場には多くの来場者の皆様にお集まりいただき、銘柄の写真が映し出された瞬間から次々と手が挙がるなど、大変な盛り上がりを見せました。中には手を振ったり、ユーモアを交えてアピールしたりしながら回答権を待つ方もおり、その熱意と日本酒への関心の高さに大変驚かされました。正解者には酒蔵限定の景品が贈られ、会場は問題が進むにつれてさらに熱気を帯び、終始活気あふれる雰囲気包まれました。中でも、私の出身地である北海道の銘柄「三千櫻」が出題された際には、雪、海鮮丼、ラベンダーというヒントが出るたびに次々と手が挙がり、最後にはほとんどの方が挙手されていました。その様子を目の当たりにし、地元北海道の魅力が韓国の皆様にも広く認知されていることを嬉しく感じるとともに、地元を愛する一人として大変誇らしく、ありがたい気持ちになりました。

(Photo by Sung il Kim)


女性杜氏の想いと酒造りへの情熱

開催2日目には、女性杜氏として活躍される、今田酒造本店 代表取締役 今田美穂氏、林本店 代表取締役社長 林里栄子氏、霧島町蒸留所 代表取締役社長 古屋明子氏によるトークセッションも開催されました。司会は、韓国日本酒専門YouTubeチャンネル「ユキエハル(유키의 하루)」/酒匠として知られる立花由紀氏が務められました。かつては「女人禁制」とされた時代もあった酒造業界において、新たな時代を切り拓く女性杜氏ならではの視点から、貴重なお話の数々を伺うことができました。特に印象的だったのは、女性ならではの感性や繊細さを活かしながらも、「女性だから」という枠にとらわれることなく、「一人の酒造家」として真摯に酒造りと向き合う姿勢でした。トークセッションの最後には、Miss SAKEを代表して、私からも「日本酒と韓国料理とのペアリングの可能性」について質問させていただきました。キムチやチゲなどの唐辛子を用いた料理と、日本酒が持つ酸味・旨味・甘味との相乗効果について、各蔵自慢の銘柄とともにご紹介いただき、思わず試してみたくなるペアリングを伺うことができました。個人的には、前夜に初めて味わった「カンジャンケジャン」が特に強く印象に残っています。濃厚な海鮮の旨味や韓国料理特有のごま油や辛味調味料などと、日本酒の米の旨味やキレの良さは非常に相性が良いのではないかと感じました。今後、韓国の食文化の中に日本酒がより自然に溶け込み、日常の一杯として親しまれていく未来を心から願っております。


参加酒蔵一覧(一部抜粋)

今回のSeoul SAKE Festival 2026を通じて、韓国における日本酒への関心の高さと、その文化が着実に根付いていることを改めて実感いたしました。特に印象的だったのは、多くの来場者の皆様が日本酒について深い知識を持ち、それぞれの好みや価値観をもってSAKEを楽しんでいたことです。日本酒は単なる飲み物ではなく、人と人をつなぎ、地域の魅力や文化、そして造り手の想いを伝える架け橋となる存在であることを改めて感じました。

今後もMiss SAKEとして、日本酒の魅力はもちろん、その背景にある風土や歴史、そして日本人が大切にしてきた精神性を国内外へ丁寧に発信してまいります。また、日本と韓国の食文化や価値観を結びつける存在として、日本酒を通じた新たな交流や相互理解の輪を広げていけるよう、一つひとつのご縁を大切にしながら活動を続けてまいります。

なお、このたびこのような貴重な機会をいただきました熊谷酒類 代表取締役社長 熊谷謙氏をはじめ、韓国地酒輸入業協会中央会ならびに関係者の皆様、会場へお越しくださった多くの来場者の皆様、温かく迎え入れてくださった酒蔵の皆様、そして2日間にわたり活動を支えてくださった通訳の皆様に、改めて心より御礼申し上げます。今後もSAKE文化を通じて、日本と韓国、さらには世界各国との相互理解と友好関係の発展に微力ながら貢献できるよう、一つひとつのご縁を大切にしながら活動を続けてまいります。

2025 Miss SAKE Japan 館農知里

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