皆さま、こんにちは。
2025 Miss SAKE 秋田 嶋宮里紗です。
2025年5月13日、株式会社秋田県酒類卸 本店を訪問し、取締役 執行役員 営業部長 広域第一担当の今 正善様、取締役 執行役員 営業部長 広域第二担当の佐々木 泰彦様、営業部 広域営業課サブマネージャーの能登谷 博文様、美酒王国秋田サケナビまるごと市場店 店長の川村 理江子様にお時間をいただき、2025 Miss SAKE秋田としての就任報告をさせていただきました。
このたびの訪問では、秋田県酒類卸様の秋田に根付いた商品の流通・販売・アンテナショップ運営の取り組みに対する理解を深めるとともに、今後の秋田県内で開催される日本酒イベントへの参加のご相談、さらには6月13日(金)にウェスティン都ホテル京都「瑞穂の間」で開催される「2025 Miss SAKE Japan 最終選考会」についてもご案内いたしました。
また、美酒王国秋田の魅力を県内にとどまらず、国内外に広く発信するために、秋田の酒蔵の皆様との信頼関係を築き上げ、銘柄や商品の背景にある“物語”を、自分の言葉で伝えていきたいという想いもお話しさせていただきました。
今様と川村様との対談で特に印象に残ったことは、「新鮮で美味しい秋田の日本酒をお客様にお届けしたい」というお二方の強い想いです。複雑化する日本酒を取り巻く課題──消費量の減少、後継者不足、酒米確保の難しさ、価格変動など──が山積する中でも、品質を守り抜きながら“美酒王国秋田”の名にふさわしいお酒を届けようとされている姿勢に、胸を打たれました。
その具体的な取り組みの一つとして、まるで酒蔵で飲んでいるかのような新鮮さを追求した“真空酒”をお届けする「真空サーバー」の商品化を挙げられております。この「真空サーバー」は、世界一の真空率99.5%を達成された専用バックが内蔵されており、空気や光による品質の劣化を防ぎます。また、30年の歳月をかけて開発された「逆止弁」を採用することで、酒蔵で詰めた新鮮さをそのまま閉じ込め、最後の一滴まで美味しい日本酒が楽しめるのです。
実際にこの「真空サーバー」で生酒の量り売りをしているのが、川村様が店長を勤められている、美酒王国秋田サケナビまるごと市場店です。こちらの運営も株式会社秋田県酒類卸様がされており、「真空サーバー」の商品化に向けた取り組みを実践されているのです。
美酒王国秋田サケナビまるごと市場店に移動し、お話をいただいた「真空サーバー」を使用した「生酒の量り売り」の様子を見学させていただきました。
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今回は、川村様のおすすめである、秋田県由利本荘市の佐藤酒造店様が醸造する限定生酒、出羽の冨士の「特選 出羽の冨士 大吟醸 無濾過生」の量り売り300mlを入れていただきました。こちらの量り売りでは、300mlのほかに、720mlの容器での販売もあるため、その時々の気分に合わせてお好みの量を選択できるのも魅力の一つです。
酒蔵で詰めたような鮮度を保ったまま、繊細で奥行きのある味わいを体感できるこの取り組みは、新たな日本酒の楽しみ方である「蔵出し真空酒」体験を提供しており、ついお店に足を運びたくなる仕組みづくりが徹底されていると感じました。
帰り際には、ペン立てとして置くことができる升や、“美酒王国秋田”のロゴ入りグラス、さらには秋田県大館市の伝統的な“曲げわっぱ”があしらわれた器など、心のこもった贈り物までいただきました。ご多用中にも関わらず、私を温かく迎え入れてくださった皆様のご厚意に、心より感謝申し上げます。
今回の訪問を通じて、温かいおもてなしに感謝するとともに、皆様のご意見・ご見識をいただきながら「“美酒王国秋田”を共に盛り上げていきたい」という気持ちがより一層強くなりました。秋田の地方創生におけるキラーコンテンツとして「日本酒」を確立すべく、誠意を尽くしてMiss SAKEの活動をさせていただきます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
🔶株式会社 秋田県酒類卸様ホームページ:https://asok.jp/
🔶地酒セレクトショップ『美酒王国秋田 Sake-Navi 秋田まるごと市場店』
住所:秋田県秋田市卸町2丁目2-7(秋田まるごと市場1階)
営業時間:9時30分~19時
定休日:年中無休
駐車場:あり
2025 Miss SAKE 秋田 嶋宮里紗