先日、キャプラン株式会社石田社長に、社団Miss SAKE 大西代表理事と共に表敬訪問に伺いました。
キャプラン株式会社は、教育・研修事業、HRテック導入支援サービス等を手掛け、その一つにロンドンに本部を置く世界的なワイン教育機関WSET(Wine & Spirit Education Trust)の公式認定スクール「キャプランワインアカデミー」も運営していらっしゃいます。
▼WSETとは?
WSETとは、ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関で、ワイン産業をサポートする英国のワイン商組合『Vintners Company』により1969年に創設されました。現在では世界70カ国でWSETの教育組織が運営され、年間約95,000人が認定試験を受験するなど、国際的に認められている認定資格です。
日本ではソムリエ協会の認定する資格の方が有名かもしれませんが、世界的な認知度の高い資格はこちらのWSETになります。ワイン部門はもちろん、日本酒に特化したSAKE部門も開講されています。
SAKE部門は二つのコースに分かれており、一般消費者向けの基礎を学べるのが、Level 1(日本語、英語で受講可能)、日本酒エキスパート向けで専門的な造りやテイスティングについて学べるのがLevel 3(英語で受講)です。
私たちMiss SAKEは、ナデシコプログラムの中でワインとSAKEのLevel1の講座をそれぞれ受講する機会をいただき、どちらも無事に合格することができました。さらには最終選考会でグランプリを頂いた賞の一つに、キャプランワインアカデミーにてLevel 3の日本酒講座を受講させていただく機会もいただくことができたので、次はLevel3に向けて勉強を頑張りたいと思います。
WSET SAKE Level 3 <Advanced Course>の詳細(ウェブサイトより引用)
日本酒について十分な知識、テイスティング能力をお持ちの方を対象に、日本酒の主要成分と生産技術の違いがもたらす酒のスタイルや品質評価について「なぜその結論になったのか?」を理論的に導き出せる力を養います。本質を見分ける力をつけ、グローバルな日本酒の「今」を知る講座です。
そして、前述の通りWSETはグローバルな教育機関のため、なんと日本以外でも講座を受講することが可能です!私は現在仕事の関係で日本とフランスを行き来しているため、なかなか日本でまとまった期間を確保して講座を受講することが難しかったので、パリで講座を受講したいと思っております。海外の講師の方々によって海外の受講者向けにどのように日本酒のことを教えられているのか、フランスで実際に見られるのが楽しみです。
この度は、グローバルの認定資格取得の機会をご提供くださっただけでなく、受講場所までも柔軟にご対応頂き、誠にありがとうございます。
そして訪問後には、17階にあるコミュニティスペースにもお邪魔させて頂きました。
カラフルなデザインの椅子やテーブルが飾られているおしゃれな空間で、ビルから見渡す景色も綺麗で、いつでもここに来て仕事をしたり休憩できる社員さんがとても羨ましいです。
では、フランスでのWSET 日本酒レベル3 受講の様子は、また後日ご共有させて頂きたいと思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
2022 Miss SAKE 磯部里紗