皆様こんにちは。
2023 Miss SAKE 岡山の中島咲希です。
春の気配を随所に感じる3月半ば、岡山県北西部に位置する新見市高梁川水系にてチョウザメの飼育及びキャビア製造・販売を行っているMS ファーム様を訪問させて頂きました。
当日は一般社団法人キャビアソムリエ協会の出口様にアテンドしていただき、MSファーム株式会社様へ伺いました。
MSファーム様では 長尾様、飯田様がお出迎えくださいました。
MSファーム株式会社:https://msfarm.co.jp/
一般社団法人キャビアソムリエ協会:https://caviar-2021.com/company/
MSファーム様は岡山県の北西部に位置する新見市にあり、チョウザメの養殖からキャビアの製造・販売までを一貫して行なわれています。
養殖場沿いにある高梁川は澄んで川辺には河津桜が咲いており、美しい景色の中でチョウザメが飼育されていましたよ。
キャビアを作ってくれるチョウザメですが、サメではないことをご存知ですか?
チョウザメは、実は約2億7000万年前から地球上に存在していたとされる魚で、古代エジプトのファラオたちが食用として重宝していたそうですよ。
ヒレや全体の形がサメに似ていること、そして背中にある美しい鱗が蝶に見えることからチョウザメと呼ばれています。
チョウザメはサメのように獰猛ではなく大人しく臆病な性格だそうですので、ご存じなかった方も怖がらないでくださいね。
岡山県新見市における国産キャビア生産の取り組みは約20年前に遡ります。
高梁川の清流を活用した新しい特産品の開発を目指し新見漁業協同組合がチョウザメの飼育を始め、12年の試行錯誤を経てキャビアの生産に成功しました。
2015年からはさらなる生産規模拡大と品質向上のため、MSファーム株式会社様が運営を引き継ぎ、より美味しいキャビアの生産や新商品開発に工夫を凝らされています。
国産のキャビアはほとんどフレッシュタイプのキャビアで、とろけるような味わいを楽しむことが出来ます。
MSファーム様の特色として醤油味のキャビアを製造されており、和食に合う味つけとなっています。魚卵なので日本酒とも合いそうですよね。
もっと食卓にキャビアをということで、キャビアバターなども製造販売されていました。私も友人への手土産にキャビアバターを持っていってみたいと思います。
▼販売所またはこちらの通販サイトより購入できます
https://chouzameya.thebase.in/
また、岡山市内のお店でMSファーム様のキャビアを召し上がれます。
後日私もこちらで塩分濃度3.5%、5%、醤油味のキャビア三種食べ比べを頂きました。
濃厚なとろける食感でコクのある深い味わいでした!みなさまもぜひお試しくださいね。
蝶鮫屋 ザ・コートヤード表町店
086-232-1511
チョウザメは雌雄の判別が難しく、大きくなるまで判別ができないのでオスもメスも最低3年間は肥育する必要があるそうです。
メスのみを選別したあと更に4年間、合計で7年間育て、やっとキャビアを取ることができるサイズになります。
最大2mにもなるそうで、大きいほど粒の大きいキャビアが取れます。何年間も手間暇をかけて育てる必要がある事がわかりました。
一般社団法人キャビアソムリエ協会の出口様はこれまでに全世界60種類のキャビアを食べ比べられ、美味しいキャビアを広めていきたいとの思いで活動をされています。
普段は料理人をされていることから、日本酒とキャビアの味わい方など色々と教えて頂きました。
出口様とは、今後Miss SAKEとコラボ企画を考案中です!
最後に、ご多忙にもかかわらず養殖場見学やインタビューを快く受け入れてくださった長尾様、飯田様、スタッフの皆様、そしてアテンド頂いた出口様この度は誠にありがとうございました。
またお目にかかれる機会を大変楽しみにしております。
2023 Miss SAKE 岡山 中島咲希