皆さま、こんにちは。
2025 Miss SAKE 岡山の船戸相華です。
2025年6月17日(火)から22日(日)にかけて、大阪・関西万博「関西パビリオン」にて、一般社団法人Miss SAKEと一般社団法人Luvtelli様共催の「ウィメンズヘルスブース」に参加させていただきました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、日本が誇る発酵文化を通じて健康促進の大切さを広めるアンバサダーとして活動する私たちMiss SAKEは、特に若い世代に向けて「美とは何か?」や、「健康を見つめ直すきっかけづくり」に取り組みました。
私が参加したのは2日目の6月18日(水)。ブース案内やステージでのトークショー司会・登壇に加え、さまざまな体験を通じて美と健康に向き合いました。
「わたしの美のものさし展」では、国ごとに用意されたBMI指数に対する価値観を参加者にシールで投票いただき、さらに「美とは何か?」といった思いを付箋に書き込む参加型展示を実施。私自身が「普通体重が一番健康的で美しい」と感じる一方で、多くの方が「低体重=美」とする傾向が見え、改めて社会に根付いた「痩せ=美」という価値観について考えさせられました。
また、ヘモグロビン、骨密度、体組成計など痛みのない測定機器で健康データを可視化する体験も大変人気があり、終了後には参加者から「健康意識が高まった」という声もいただきました。
さらにステージでは、日本初となる「30,000人の生理白書から婦人科医のプレコントーク」と題したトークショーが行われました。登壇されたのは、婦人科医・産業医・スポーツドクターとして活躍される白藤寛子先生と、予防医療・栄養コンサルタントでラブテリ代表理事の細川モモ様です。
白藤先生は「若い方々には、病院にかかる前から自身の健康に向き合ってほしい」という思いから、国立スポーツ科学センターにおける女子アスリート育成プロジェクトにも参画されています。一人一人に寄り添い、その可能性を広げる姿勢に感銘を受けました。
また、細川様は10代でご両親のがん闘病を経験されたことから予防医学に目覚め、渡米後に「最初の1,000日」の重要性に気づかれたとのこと。日米の専門家と協力してラブテリを設立し、働く女性向けの「まるのうち保健室」や生理に関する大規模調査など、これまでにない視点から社会に影響を与えられてきました。
今回のトークショーでは、生理痛やPMSに関する割合、年齢や体型、食生活が及ぼす影響など、調査から見えた課題が数多く共有されました。その中で私たちMiss SAKEも当事者として参加し、各国や日本での健康・美に対する考え方、自らの体験や気づきについて等身大で語らせていただきました。
おわりに
今回の「ウィメンズヘルスブース」は、健康や美に対する既成概念を問い直すとともに、一人一人が自分らしく生きるためのきっかけとなる場となりました。美しさや健康は国や文化、年齢や性別にとらわれない多様なもの。その大切さを改めて実感する機会となり、私自身も学びと気づきにあふれる1日となりました。
この経験をこれからの活動に活かし、一人でも多くの方に日本酒文化と健康的な暮らしの魅力を届けてまいりたいと思います。
2025 Miss SAKE 岡山 船戸相華