皆様こんにちは。
2024 Miss SAKE Japan南侑里です。
2024年9月28日に行われた「うまいもんと伏見の酒まつりin天満橋駅・京阪シティーモール」に私南侑里が参加いたしました。このイベントは、伏見の歴史ある素晴らしい日本酒と、それに合う美味しい料理を楽しむことができるまさに「うまいもん」尽くしのイベントです。
イベントの幕開けとして、私は北川本家14代目当主北川幸宏様、車椅子女子の牧野美保様と共に、鏡開きを行いました。イベントが始まる前から多くの方々が集まっており、皆様と共にこの特別な瞬間を共有できたことは、非常に感動的でした。
今回のイベントは、ハイパー縁側とコラボレーションをし、「ハイパー縁側@天満橋」として車椅子女子として精力的に活動している牧野美保様がご登壇されトークセッションが行われました。「立たない立ち飲み?!同じ目線で交流ができる場を創り続ける車椅子女子の思い」をテーマにお話しされておられました。
牧野様は立たない立ち飲みバルを始められたお方です。
「立たない立ち飲みバル」とは店には車椅子が準備され、スタッフも客も全員車椅子に乗ることがルールの飲食店です。今回のイベントでも会場は全ての座席を車椅子にし、皆様に車椅子に座っていただき伏見のお酒をお楽しみいただきました。車椅子の方もそうでない方も、同じように自由に、そしてリラックスして日本酒を楽しむことができる空間が実現されていました。私もご来場された皆様とお話しさせていただき大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
トークセッションの牧野様のお話の中で特に印象的だったのは、「車椅子だから可哀想ではなく、それが当たり前で、それを楽しむことが大切」という言葉です。
牧野様は、自身が車椅子を使う生活を「制約」として捉えるのではなく、それを前向きに受け入れ、より豊かな人生を築くための一部として大切にしている姿勢を示されました。
この視点は、私にとっても勇気を与えてくれるものでした。彼女のポジティブな姿勢には、自分の状況や環境を受け入れることの大切さ、そしてそこから楽しみを見出す力があると感じました。日常の中で立ち止まってしまうこともありますが、そのような時こそ、どう楽しむかが大切であると学ばせていただきました。
その後白井大輔様による音楽ライブが行われ、私も歌手としてご一緒させていただきました。
「乾杯」と「涙そうそう」を歌わせていただき、会場全体が一体となって盛り上がる素晴らしいひとときとなりました。
今回のイベントを主催したのは、「伏水酒蔵小路」様。
伏水酒蔵小路は、歴史ある「伏見の日本酒」を最大限に楽しめる複合施設であり、伏見十八蔵元の日本酒を扱う日本酒のテーマパークです。このテーマパークには、日本酒専門店「酒蔵」と、「うまいもん専門店」8店舗が集まっており、合計9店舗が運営することで、訪れた方に多彩な味覚体験を提供しています。
伏見酒蔵小路の取り組みによって、日本酒の文化とそれに合う料理の魅力が多くの方々に伝えられています。今回のイベントも、その魅力を広く発信するために企画されたものであり、伏見の文化と伝統が込められた素晴らしいひとときとなりました。
日本酒と美味しい料理、そして人とのつながりを感じながら過ごしたこの日は、私にとっても非常に特別な体験となりました。
伏見酒蔵小路の皆様をはじめ、参加されたすべての皆様に感謝申し上げます。これからも日本酒の魅力をより多くの方に伝えられるよう、活動を続けてまいります。
2024 Miss SAKE Japan南侑里