Miss SAKE News/Blog

「快生館 鹿の湯酒まつり in 古賀市薬王寺」に2022 Miss SAKE 福岡 白石萌莉が参加いたしました。

皆さま、こんにちは。
2022 Miss SAKE 福岡 白石萌莉でございます。

過日、福岡県古賀市にて開催されました「快生館 鹿の湯酒まつり in 古賀市薬王寺」に参加いたしましたのでご報告をさせていただきます。

快生館は福岡県古賀市の山間部、薬王寺温泉内にある、元温泉旅館「快生館」をリノベーションして開設されているインキュベーション施設です。

薬師寺温泉は、1918(大正7)年発祥という歴史ある温泉地。
そこで地元から長く愛されてきた温泉宿「快生館」は、2020年に新型コロナウイルスの影響で休業となっていました。

地元の大切な資源である温泉旅館を古賀市が活用する形で再生され、2021年10月に新しくスタートすることになりました。
古賀市と連携し、株式会社SALT様により運営されています。

今回、この「快生館」をお借りして開催された「鹿の湯酒まつり」

快生館のオープニングイベントで、「宗像日本酒プロジェクト」を仕掛けるプロデューサーの谷口氏と

SALTの代表の須賀氏が地域を超えた価値づくりについてトークをしたことがきっかけとなり、地元の人気の酒店「ノミヤマ酒販」様が全面協力する形で、今回の「鹿の湯酒まつり」が開催されることになったそうです。

単にお酒を楽しんでもらうだけでなく、原料となる米作りと、米作りの大切な要素である「水」を取り巻く環境に目を向けて頂こうという、日本酒を取り巻く「循環」をテーマにしたイベントとのことで、興味深く参加させて頂きました。

イベント当日は午前の自然や災害に関するトークイベント、午後の日本酒トークイベントに始まり、日本酒の販売や地域のお店の出店、蚤の市での酒器の販売など盛り沢山の一日となりました!

午前のトークイベントでは「川上から川下まで。食べ物や災害、僕らの暮らしについて」と題し、下記専門家の方々とのトークイベントを実施。
私はMCを担当させていただき、それぞれのお立場からお話をお伺いいたしました。

  • 宗像自然栽培推進会代表 福島 光志 氏
  • 雨の森代表 轟 まこと 氏
  • NPO法人SOMA代表理事 瀬戸 昌宣 氏

SDGsなど環境問題の文脈では、海に焦点を当てて語られることが多いですが、遡ると川上、山間部の環境が実は大きく影響していること。

ここに目を向け、人の手が入ることで防災や災害抑止につながることは多々あること。
また、山から流れてくる水がなければ、日本酒もさることながら全ての農作物は作ることができないこと。

そんなお話をお伺いし、普段あまりにも当たり前に生活していて忘れそうになる「自然と私たち」について考えることができるお時間になりました。

では、その中で私たちはどのようなことを心掛けたら良いのか?

トークの中では「特別なことをしなくても、少しの積み重ねで良い」というお話がありました。

例えば、山の中に行ったらきた時よりも美しく帰ることを心掛ける。
通り道にゴミが落ちていたら、見過ごさずに拾って捨てる。
朝、少しの時間散歩をし、周りの環境に目を向ける時間を作る。

一朝一夕で偉大な自然は変えられない、ただ、そんな少しの積み重ねが大きな力になるのではという示唆を頂戴いたしました。

美味しい日本酒を飲むためには、綺麗な水や米作りは切り離すことができない話題です。
私自身も環境との関わりについて再考することができる、貴重な機会でございました。

午後の部では、ノミヤマ酒販様と日本酒のトークイベントを実施いたしました。

今回のイベントでは、福岡県の日本酒がずらり!

その中で数本をピックアップし、日本酒についてお話をするという形式で、実際に会場にいらっしゃる皆様にもお酒を飲んでいただき、インタラクティブな進行ができました。

畳の上で自由に座っていただける場所での開催でしたので、参加者の方との距離が非常に近く、アットホームな雰囲気でお話ができ温かい気持ちになりました。

会場には、福岡県久留米市の蔵元「杜の蔵」からは蔵人の方もお越しいただき、このようなイベント形式では珍しくお燗酒も楽しんでいただくこともできました。

「自分の好みの日本酒」と言われても、なかなか見つけることが難しいかと思いますので、こういった場が自分のお気に入りの一本と出会う機会に繋がればとても素晴らしいことですし、また地元である福岡のお酒について知る一つのきっかけになれば良いなと考えております。

イベント当日はお子様を含めおよそ460名もの方々にご来館いただき、「快生館に一度にこれだけの人が集まったのは、歴史上初めてではないか」というお声も頂戴いたしました。

地域や世代を超えたクロスオーバーの実現に参画できる機会をいただきましたこと、快生館の皆様を始め携わっていただいた全ての皆様に心より御礼申し上げます。

今後も隠れた地域資源を日本酒や日本文化の力で発掘し、盛り上げるお手伝いに尽力して参ります。

2022 Miss SAKE 福岡 白石萌莉

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