皆さん、こんにちは。2022 Miss SAKE 京都 大国桜です。
秋の気配が感じられる京都。青々とした緑が心地いい南禅寺 菊水様の庭園。
そんな素敵な場所で佐々木酒造株式会社 代表取締役社長 佐々木晃様と植治 次期十二代 小川勝章様によるトークイベントが催され、2022 Miss SAKE 京都 大国桜が司会を務めさせていただきました。
会場である南禅寺 菊水様の庭園は、近代庭園の先駆者といわれる作庭家「七代目 小川治兵衛氏」によって作庭されました。
今回はその屋号「植治」を引き継ぐ小川勝章様と、京都の洛中で唯一の酒蔵を構える佐々木酒造の佐々木晃様お二方が共演された貴重な会。
天候にも恵まれ、日差しに照らされたお庭を眺めながら、佐々木酒造様の日本酒3種と菊水様の懐石料理をいただける大変贅沢な会となりました。
なんと今回で6回目のご参加となるお客様もいらっしゃるほど、毎年人気だそうです!
様々な質問をさせていただいたなかで、特に印象的だったお言葉をご紹介させていただきます。
大国「次世代に残したいことや思いはなんですか?」
佐々木様「酒造りを続けてほしい。既存のものだけでなく、新しい感覚も取り入れながら蔵を残してほしい。」
小川様「庭の移り変わりや目に見えないもの、日々変化している木々の様子を感じてほしい。庭も人間と同じように生きていて、毎日表情を変えます。そんな変化に少しでも気づいてもらえたら嬉しい。」
ものづくりだけでなく日常においても、日々変化していくことに敏感になり、目の前の情報だけでなく、裏側に隠れていること、知らなかったことを取り入れていくという姿勢が大切であると気付かされました。
お二人の掛け合いをそばで体感させていただき、自然とお互いを尊敬し合い、気を配りあっておられるのが印象的で、様々なことを学ばせていただきました。
初めての司会でしたが、開始前のお二人の優しいお声がけやユーモア溢れるお話に助けていただき、無事に努めることができました。
お食事が終了したあとは、小川治兵衛氏によって作庭された一階のお庭を小川様の解説を聞きながら鑑賞いたしました。
お部屋のどの位置から見ることが贅沢なのか、様々な楽しみ方を教えていただいて鑑賞するお庭は一段と美しく、皆様喜ばれているご様子でした。
佐々木様、小川様の優しいお人柄で、終始和やかな雰囲気に包まれ、無事にイベントが終了いたしました。
残暑の中ではございましたが、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
そして、佐々木晃様、小川勝章様、南禅寺 菊水様、京都市観光協会様、このような素晴らしい機会にご一緒させていただきましたこと、心より感謝申し上げます。
2022 Miss SAKE 京都 大国桜