Miss SAKE News/Blog

令和6年新春酒蔵ツーリズムセミナー・懇親会にMiss SAKEが参加させていただきました [*English follows]

Miss SAKE attended the “2024 Spring/ Brewery Tourism Seminar”

皆様、こんにちは。

2024 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤ひかりです。

 

木の芽起こしの雨に、春の訪れを感じた2月21日(水)、AP 虎ノ門 会議室にて開催されました、日本酒蔵ツーリズム推進協議会主催の「令和6年新春酒蔵ツーリズムセミナー」、およびその懇親会に参加してまいりました。

 

日本酒蔵ツーリズム推進協議会は、令和元年より公益社団法人日本観光振興協会に事務局が務め、国内外の方々を対象とした「酒蔵ツーリズム」の振興を通じて、酒蔵とその周辺地域の観光振興および経済的発展に寄与することを目指しています。また、この取り組みを通じて、日本産酒類の消費拡大と価値向上を促進することも重要な目標としています。

 

<プログラム>

「開会挨拶」

日本酒蔵ツーリズム推進協議会 会長 細野 助博 様

「山形県酒造組合 GIの取り組み」

山形県酒造組合 特別顧問 小関 敏彦 様

「資源、エネルギー、ヒトを循環させる サステナビリティ・ブリュアリーの挑戦」

尾畑酒造 五代目蔵元 尾畑 留美子 様

「郷土料理、100年フードと酒」

文化庁 参事官(生活文化連携担当)付専門官 飯島 隆 様

「事務局より、協議会活動内容のご紹介」

日本酒蔵ツーリズム推進協議会 事務局長 杉野 正弘 様

「閉会挨拶」

日本酒蔵ツーリズム推進協議会 副会長 脇本 利紀 様

 

山形県酒造組合 GIの取り組み

山形県酒造組合にて特別顧問を務めていらっしゃる小関 敏彦 様より、山形県酒造組合のGI(地理的表示)に関するお取り組みついてお話いただきました。

 

山形県の日本酒は全国的な傾向とは異なり、普通酒が全体の50%以下を占め、代わりに純米酒や本醸造酒の割合が高い特徴があり、独自の優れた酒造文化を反映しています。また、山形県は酒造好適米の使用量が多く、地域で開発された出羽燦々雪女神などの酒造好適米を積極的に活用することで、他の地域との差別化を図っています。

 

また、山形県は「DEWA33」キャンペーンやGI山形の推進など、独自の取り組みを通じて山形らしい味わいを確立し、国内外での認知を高めています。しかし、現在の課題として、山形県の酒に興味を持った訪問者が現地で満足いく体験を得るためには、酒蔵での対応において人手が不足しているそうです。これに対処するために、観光客が山形県を最大限に楽しむための提案や、酒蔵での受け入れ体制の強化が求められています。

 

GI山形の詳細につきましては、こちらの動画をご覧くださいませ。

YouTube『地理的表示(GI)紹介動画(地理的表示「山形」編)

https://youtu.be/ayDOotDo53w?si=XIml8Yc9u7Z3zDCc

資源、エネルギー、ヒトを循環させる サステナビリティ・ブリュアリーの挑戦

新潟県佐渡島にある酒蔵、尾畑酒造の五代目蔵元である尾畑留美子様より、「学校蔵」のプロジェクトなど、地元佐渡の振興を目指した様々な取り組みについてお話を伺いました。

 

尾畑様は酒蔵の次女として佐渡で生まれ育ち、慶應大学を卒業後、映画配給会社で働いていらっしゃいました。再び佐渡に戻った1995年は、ちょうど日本酒消費量がピーク時の三分の一まで減少したタイミングでしたが、新潟はまだその影響をそれほど受けていなかったそうです。尾畑様は海外市場への進出を試みましたが、売上が伸び悩む中で、佐渡の個性や魅力を活かした日本酒造りの必要性を感じました。

近隣の小学校が2010年に廃校になることを知り、酒造りを通して佐渡の文化や魅力を発信するため、廃校で酒造りを行う「学校蔵」のプロジェクトを始動しました。

現在は、「一週間の酒造り体験プログラム」など様々な体験プログラムを開催しています。その参加者にはお客様としてではなく、当事者として佐渡での暮らしを体験してもらい、佐渡の地酒について学ぶだけでなく、その地域についても学んでいただく機会を提供しています。この取り組みには国内外から多くの参加者が集まり、佐渡に変化や進化をもたらし、地域の活性化に寄与しています。

 

単なる「おもてなし」ではなく、「お裾分け」という意識を持つことで双方向で継続的な関係を築くことが可能であり、これが佐渡の地域活性化に寄与するとのお考えが非常に印象的でした。

 

郷土料理、100年フードと酒

 

文化庁 参事官(生活文化連携担当)付専門官の飯島 隆 様より、食文化振興の現状・課題や「100年フード」の取り組みなどについて事例をご紹介いただきながらお話いただきました。

 

和食がユネスコ無形文化遺産に登録されて以降、国内外での日本の食文化への評価は高まっており、日本国民も和食が誇るべき文化であることを認識してきています。しかし、国民にとって和食は日常的な存在でもあるため、食を文化として捉える意識が低く、地域外への発信が弱いという課題もあります。

 

そのような課題を解決するため、文化庁では「100年フード」プロジェクトを通して、文化庁と共に世代を超えて受け継がれてきた食文化を100年続く食として宣言する自治体や団体を募集しています。このプロジェクトでは、伝統的な郷土料理だけでなく、今後100年続く地域のソウルフードも対象とされているのが特徴です。

今回は実際に100年フードに認定されている、山形県の「むぎそば」と新潟県の「鮭の酒びたし」をそれぞれの地酒と共に頂きました。

 

お話を伺う中で、各地域を訪れる方にその土地でしか味わうことのできない郷土料理を、その土地のお酒と伝統文化と合わせて体験していただくことで、訪れた方の体験自体の希少価値を高めていく重要性を感じました。

「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産登録に向けて、各種イベントやシンポジウムでPR活動も行われています。

 

事務局より、協議会活動内容のご紹介

セミナーの最後には、日本酒蔵ツーリズム推進協議会 事務局長である杉様より、昨年度の活動についてご紹介いただきました。

 

大変光栄なことに、私もMiss SAKEを代表して、私たちの活動の中での酒蔵ツーリズムに関する取り組みについて発表させていただきました。ご紹介させていただいた活動の詳細につきましては、以下のリンクよりご覧いただけます。

 

①酒蔵見学をメインに据えた、酒蔵見学ツアー

 

②日本酒✖️美食の体験ツアー

 

③列車での日本酒試飲ツアー

 

懇親会

セミナー終了後、講演者と参加者が交流を深める機会として懇親会が催されました。会場では、日本酒蔵ツーリズム推進協議会の会員である蔵元様の日本酒が振る舞われ、参加者は楽しいひと時を共有し、お酒や食事を通じて有意義な対話が繰り広げられました。

 

今回のセミナーに参加させていただき、各地域で展開されている取り組みや事例を通じて、その土地ならではの魅力を知ることができました。その中で共通して感じたのは、地元の方にとってその土地の独自性は当たり前の日常風景となっており、その中に潜む素晴らしさに気づかないことがあるという点です。これは、私自身も日常的に接しているものに対して、素晴らしい機会を見逃しているかもしれないと、考えさせられるものでした。

 

引き続き、私も日本各地の魅力的な日本酒や食の文化を通して、その土地ならではの魅力を積極的に発信していくことで、国内外の人々にその土地を実際に訪れ、自ら体験してみたくなるようなきっかけを作り出せるよう一生懸命活動して参ります。

 

この度は、セミナーに参加させていただきまして、誠にありがとうございました。

今後ともご指導とご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

2023 Miss SAKE 準グランプリ

齋藤ひかり

 

[ For English Speakers ]

 

Hello everyone. 

I am Hikari Saito, 2023 Miss SAKE Japan Runner-up.

 

On February 21st, I had the pleasure to attend the “2024 Spring/ Brewery Tourism Seminar” organized by the Japan Council for Promotion of Sake Brewery Tourism.

 

The Japan Council for Promotion of Sake Brewery Tourism aims to promote “Sake Brewery Tourism” for domestic and international tourists, and to contribute to the promotion of tourism and economic development in the areas surrounding Sake Breweries.

Through these efforts, the council also emphasizes the importance of expanding the consumption and enhancing the value of Japanese sake products.

 

“Approach to the Geographical Indication (GI) by Yamagata Sake Brewers Association”

By Mr. Toshihiko Koseki (Special Advisor of Yamagata Sake Brewers Association)

YouTube “GI Yamagata promotion “

https://youtu.be/fdYZRFX1T88?si=lb7LvF0FG1W_v5IA

 

“Challenges of  a ‘Sustainability Brewery’ to Cycle Resources, Energy, and Humans”

By Ms. Rumiko Obata (Owner of Obata Shuzo Brewery)

About “Gakkogura“, sake brewery renovated from a closed Elementary school. 

https://www.obata-shuzo.com/home/gakkogura/pdf/infoeng.pdf

“Local Cuisine: ‘100 Years Food’ and Sake”

Mr. Takahshi, Iijima (Assistant Director of Counsellor of the Agency for Cultural Affairs)

About “100 Years Food” and a list of the local food.

https://www.drivenippon.com/foodculture/

 

By attending this seminar, I was able to learn about the unique charm of each region through initiatives and examples developed in each region. What I felt in common was that the uniqueness of the local area has become a natural part of their ordinary life for those who have taken root in the area, and they sometimes don’t realize the magnificence that lies within. This made me think about how many opportunities we’re missing out on for what we deal with on a daily basis.

 

att. Japan offers a wide range of information about Japan, including various aspects, such as travelling, sightseeing, and culture, as well as the latest trends.

 

I would like to continue working to create inspiration for people in Japan and overseas to actually visit and experience the local area by actively promoting its unique charms through the fascinating sake and food cultures of various parts of Japan.

 

I appreciate the pleasure of participating in this seminar.

 

We appreciate your continued guidance and encouragement.

 

Best Regards,

2023 Miss SAKE Japan Runner-up

 Hikari Saito

 

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