Miss SAKE News/Blog

Miss SAKEと行く、日本酒とお寿司の体験ツアー「石川酒造見学ツアー」に2023 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤ひかりが参加してまいりました [*English follows]

皆さま、こんにちは。

2023 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤ひかりです。

寒さがひとしお身にしみるころとなりました12月中旬、東京都福生市の石川酒造様にて酒蔵見学ツアーが開催されました。本ツアーは、2023 Miss SAKE 宮城 千田瑞穂さんが以前より交流している、アメリカ・アラバマ大学からの留学生の皆様に、日本酒を通して日本の食文化をさらに知っていただける機会として設けられました。現在日本で日本語を学んでいる学生を中心とした24名の方にお越しいただき、2023 Miss SAKEと2023 Mr. SAKEの皆様にも参加していただきました。

アラバマ大学の皆様が日本酒も出てくる神話「やまたのおろち」の読み聞かせを行った、「Miss SAKE×教育 PART.2 日本酒授業編」の詳細はこちらからご覧いただけます。

https://www.misssake.org/misssake-sakelesson-2023miyagi/

 

石川酒造見学ツアー

1日目:ゲストハウス 酒坊多満自慢

・日本酒講座(2023 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤ひかり)

・燗酒の付け方・江戸前豆腐について(株式会社北村商店 北村公克様)

・手巻き寿司体験

2日目:石川酒造

・石川酒造 敷地内見学

・日本酒試飲

 

日本酒講座

初日の夕食前、日本酒について理解を深めていただき、日本酒とお食事をより楽しんでいただけるよう、日本語と英語の両方で日本酒の講座を行いました。

同じ醸造酒であるワインと比較しながら、日本酒造りの工程やペアリングについて説明した後、この夜頂いた石川酒造様の日本酒をご紹介しながら日本酒の種類や酒米による味わいの違いについてもお話させていただきました。

日本酒の奥深さに初めて触れる方も多く、私のお話に熱心に耳を傾けていただき、とても嬉しく思いました。

 

燗酒の付け方・江戸前豆腐について

ゲストハウス 酒坊の創設者でもある、株式会社北村商店 代表取締役 北村公克様にもお越しいただき、温める温度によって感じられる日本酒の香りや味わいの違いや魅力についてお話いただきました。

今回は東京ならではの木綿豆腐を使った江戸前 湯豆腐に合わせ、石川酒造様の多満自慢 「熱燗純米」を人肌燗(35℃)と飛び切り燗(55℃)で頂きました。

徳利でお燗をする際、効率よく温めるためには、一度に入れるお酒の量を7分目から8分目程度にするのがおすすめです。

 

手巻き寿司体験

燗酒と湯豆腐を楽しんだ後、石川酒造様の美味しい様々な日本酒と共に手巻き寿司を頂きました。 

手巻き寿司は、日本では家庭でよく作られる料理であるため、今回が初めてという学生も多く、自分の好きな具材を好きなだけ入れて作れるお寿司に、皆様興味津々でした。また、キットを使った握り寿司にも挑戦し、とても盛り上がりました。

 

今回ご用意した日本酒:

  • 多満自慢 「佳撰 白辛口」
  • 多満自慢「純米大吟醸」「たまの慶」
  • 多満自慢 純米生原酒 「あらばしり」
  • 多満自慢 「純米吟醸 さらり・やわらか」
  • 多満自慢 「熱燗純米」
  • 「山廃仕込 純米原酒 2021」

一緒に参加していたMiss SAKEとMr. SAKEのアドバイスを受けたり、日本酒の種類や温度帯を自分好みに選んだり、皆様思い思いに日本酒を堪能していました。

 

石川酒造 敷地内見学・試飲

2日目は、石川酒造の酒蔵を見学させていただきました。

石川酒造

東京都福生市熊川にある石川酒造は、日本酒のほか、地ビールやワインを製造している酒造会社です。石川酒造の歴史は文久3 年(1863年)に始まり、多摩川の水を利用して清酒を製造していました。代表銘柄である「多満自慢」は、「多摩の心をうたいつつ、多摩の自慢となるよう、多くの人達の心を満たすことができたら」という願いをこめて命名されています。敷地内にある歴史ある6つの蔵は、国の登録有形文化財に指定されております。

 

今回の見学では、酒造りの歴史や敷地内に残る仕込み水や御神木などをご紹介いただきながら、敷地内を散策しました。明治20年(1887年)にビール造りを始めた時に使用していたビール釜は、第二次世界大戦時に武器の材料回収を免れたため、現存しています。この理由は、先祖が釜を地中に埋めたためです。参加者の皆様は、この理由を知ると、ビール釜を大変興味深く観察していました。

見学の最後に、本蔵にて造りが行われている日本酒を3種類試飲しながら、皆様からのご質問に答えていただきました。日本酒造りの季節を迎え、蔵の中は醸造過程で立ち上る華やかな香りに包まれていました。

今回ツアーのアテンドをさせていただき、日本酒や日本の食文化の魅力をさまざまな切り口から伝えることができることを実感いたしました。また、日本に興味を持ち、日本語や日本の様々な文化を学んでくださっている留学生の方に出会い、大変嬉しく思います。今後も、私たちの伝統ある日本酒の魅力を、より多くの方に知っていただけるよう機会を増やせるよう、精一杯活動してまいります。

ツアーにご参加いただきました皆様

この度はご参加いただきまことにありがとうございました。皆様と一緒に日本酒を楽しむことができて、大変嬉しく思います。皆様にとっても、日本酒の魅力を知っていただく機会となれば幸いです。

 

北村様、酒坊の皆様、石川酒造の皆様

参加してくださったMiss SAKEとMr. SAKEの皆様

皆様のご尽力により、ツアーは成功裏に終えることができました。心より感謝申し上げます。

For English Speakers

 

Hello, everyone.

I’m Hikari Saito, 2023 Miss SAKE Japan runner up.

On December 9th, we hosted a guided SAKE Brewery tour at Ishikawa Brewery, a renowned sake maker in Futtsu, Tokyo. This tour was designed as an opportunity for international students from the University of Alabama in the United States, to learn more about Japanese food culture through sake. 

 

Read more about how Miss SAKE and the University of Alabama exchange students got started.

 “Miss SAKE × Education PART. 2 Japanese Sake Class Edition”

https://www.misssake.org/misssake-sakelesson-2023miyagi/

 

Sake Lecture and “Yudofu” in Edo-Style

To deepen the understanding of sake, to enjoy sake and food more, we held a quick sake lecture in both Japanese and English. First, I explained the brewing process and how to pair sake with food, comparing it with wine, which is also brewed like sake. After that, I talked about the type of sake and the difference in taste depending on the sake rice, introducing sake from Ishikawa Brewery.

Mr. Masakatsu Kitamura, founder of Guest House Shubo, explained how to enjoy sake in different temperatures. We tried “Atsukan Junmai” by Ishikawa Shuzo in 35℃ (Hitohadakan) and 55℃ (Atsukan), to match Edomae Yudofu, Yudofu in traditional Tokyo style. 

Yudofu is a traditional Japanese dish made with tofu, water, and kelp. The tofu is cut into cubes and simmered in the kelp-flavored water until heated through. It will be served with a dipping sauce made of soy sauce, mirin, and dashi. 

About the different temperature to enjoy sake:

https://www.urbansake.com/sake-101/sake-temperature/

After enjoying hot sake and Yudofu, we enjoyed Temaki Sushi (Hand Rolled Sushi) with various delicious sake from Ishikawa Shuzo.

Since Temaki Sushi is a dish that is often made at home in Japan, this was the first time for many students. We also tried out Nigiri Sushi using kits, which was very exciting.

 

Brewery tour at Ishikawa Brewery

We visited the Ishikawa Brewery, which is located next to Shubo.

During this tour, we took a walk around the area, with an introduction to the history of their sake brewing and buildings. The participants listened intently to our guide and looked at the historic buildings with great interest.

 

At the end of the tour, we tasted three kinds of sake made in the Honzo, and answered questions from everyone. As the season of Japanese sake brewing began, the brewery was filled with spectacular aromas that rose during the brewing process.

After attending this tour, I realized that it is possible to introduce the charm of sake and Japanese food culture from various perspectives. I am also very pleased to meet international students who are interested in Japan and studying Japanese language and various Japanese cultures. We will continue working as hard as we can to increase opportunities for more people to learn about the charms of our traditional sake.

 

To those who participated in the tour, thank you very much for your participation. I am so glad to enjoy sake together with you. I hope this gives everyone a valuable opportunity to learn about the charm of sake.

I am looking forward to Kampai with you again!

 

2023 Miss SAKE Japan Runner Up

Hikari Saito

 

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