Miss SAKE News/Blog

「想い合う」ことから始まる未来 〜生理痛疑似体験+プレ京都保健室にMiss SAKEが参加〜

皆さま、こんにちは。2024 Miss SAKE Japan 南侑里です。

2025年3月4日、3月8日の国際女性デーに向けて、生理痛疑似体験+プレ京都保健室を一般社団法人Luvtelli様と開催いたしました。今回の会場はQUESTION(京都信用金庫)。ここは、京都信用金庫が運営する「共創」の場であり、地域社会の未来を創るための様々なイベントやワークショップが行われる場所です。この空間で、企業や行政のリーダーの皆様とともに、女性の健康課題について考える貴重な機会を持つことができました。

また、今回は一般社団法人 Miss SAKE  大西美香 代表理事 、初代 Miss SAKE 森田真衣さんのご同行のもと、私 2024 Miss SAKE Japan 南侑里と、2024 Miss SAKE 茨城 井上綿乃、2024 Miss SAKE 京都 津田朋佳が参加いたしました。


「知る・体験する・考える」 生理痛疑似体験+プレ京都保健室

このイベントでは、生理痛疑似体験に加え、体組成・貧血・骨密度チェックができる「京都保健室」も実施されました。京都市長 松井孝治市長をはじめ、京都府議会からは森口亨議員、津田裕也議員、武田みつき議員、多くの企業・団体の管理職・役員・取締役など、経営層の皆様がご参加くださいました。また、日本酒業界からは、株式会社 増田徳兵衛商店の増田醇一社長、2024 Mr.SAKE である Sake World プロデューサー 上山賢司さんにもご体験いただきました。

さらに各分野でご活躍される女性リーダーの皆様、京都府議会議員 わたなべ邦子議員、京都府商工会議所女性会連合会 会長 葛城万寿子様、小丸屋住井 代表取締役 住井啓子様、にもお越しいただきました。皆様がそれぞれの分野で活躍されながらも、女性の健康課題への理解を深めるために積極的にご参加くださったことに、心より感謝申し上げます


生理痛疑似体験

我々Miss SAKE メンバーは、生理痛疑似体験コーナーを担当いたしました。この体験では、生理痛再現デバイス Perionoid を使用し、下腹部にパッドを装着して電気刺激を与えることで、生理痛に似た腹痛を疑似的に体験していただきます。

体験者の皆様には、弱・中・強の3段階の痛みを体験していただきました。

  • 弱(健康な方の生理7日目や生理前の状態)
  • 中(健康な方の生理3〜4日目の痛み)
  • 強(健康な方の生理2日目の痛み)

京都市長 松井孝治市長のご体験

松井市長も体験に挑戦され、「弱」でも相当な痛みがあることに驚かれていました。「これが1週間続く人がいるなら、本当に大変なことだ」と実感されておられました。今回の体験はあくまで「下腹部の痛み」のみでしたが、多くの女性はそれに加えて腰痛・頭痛・倦怠感・不安感など、さまざまな症状を抱えています。それをお伝えすると、これにプラスして他の症状もあるのは想像を超える辛さだと、より一層理解を深めてくださいました。


参加者のご意見

多くの男性が、弱のレベルでも「痛い!」「冷や汗が出る…」と驚いておられました。中には、「女性はよくこの痛みを声も出さずに耐えているんですね…」と、想像以上の痛みに衝撃を受ける方もいらっしゃいました。

また、「チクチクする痛みだと思っていたけれど、鈍く重い痛みで、ずっと続くのは想像以上に辛い」「この痛みなら仕事は休みます」との声もありました。

企業幹部の方々からは、「会議中にこの痛みが続いたら集中できない」「休憩時間を長めにとったり、お手洗いに行きやすい環境を整えたほうがいい」「オフィスに鎮痛剤を常備したい」と、具体的な対応策についての前向きな意見もいただきました。「まずは今回の体験を社内で共有し、理解していることを女性社員に伝えたい」この言葉がとても印象的でした。

女性の体験者様の中には、「私の生理痛はこのレベルよりももっと痛い」とおっしゃる方もいらっしゃいました。普段、自分の痛みがどの程度のものなのかを他人と比較する機会は少なく、体験を通じて「自分がどれほど痛みに耐えているのか」を改めて認識される方も多かったです。

また、男女が同じチームで体験し、痛みの感覚を共有する姿がとても印象的でした。「ただ知識として知る」のではなく、「実際に体感しながら対話をする」ことが理解を深める大きな一歩になると感じました。


「知る」ことから始まる変化

今回の取り組みを通して、私たち20代の女性の声が、社会にどのように届くのかを改めて考えさせられました。経営層や企業のリーダーの皆様が、女性のリアルな声に耳を傾けていただける機会を持つことで、働く環境の改善につながることもあるのではないかと思います。我々にできることは特別なことではなく、一人の女性として、自分たちの経験や気持ちを伝えること。その積み重ねが、少しずつでも変化を生むきっかけになると信じております。

生理痛は決して小さな痛みではなく、日常生活に支障をきたすほどの苦痛を伴うこともあります。
この現実への理解が広がり、誰もが安心して声を上げられる社会へ。

そして、今回のような機会が今後も続き、より多くの方と共に学び、考える場が生まれることを心から願っております。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

2024 Miss SAKE Japan南侑里

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