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第8回ナデシコプログラムレポート~Miss SAKEを武器に日本に貢献~2024 Miss SAKE 千葉 寺崎千波

皆さま、こんにちは。
2024 Miss SAKE 千葉 寺崎千波です。

4月14日(日)に第8回ナデシコプログラムを受講して参りましたので、ご報告いたします。

第8回ナデシコプログラムの講義内容は以下の通りです。

  • 「国民の義務:税理士による租税教室」 uc&i税理士事務所 代表 税理士 小池俊様
  • 「貴方にとってのMiss SAKEの可能性を考えよう」Exa Innovation Studio, Inc. 方健太郎様 2022 Miss SAKE Japan 磯部里紗様
  • 「Sakeから観光立国」株式会社コーポ・サチ代表取締役 平出淑恵様

国全体を考える「税」について

午前中は、税理士法人プレアス 税理士 小池俊様より税に関する講義をしていただきました。国民として重要な義務である納税。

レクチャー形式のインプットと2つのグループワークを通じて、「税」に対する当事者意識が芽生えました。

日本の税金は、約50種類あります。それらの税金を組み合わせることで、できるだけ「公平」と感じられるような仕組みになっているのだそうです。立場や収入の違いによって平等が必ずしも公平にはならないため、ここでは平等性ではなく公平性を重視していることが国民の安心に繋がると感じました。

国内外の様々な税の種類についてご教示いただきましたが、今回はその中でも印象に残っているものを紹介いたします。 

日本と異なるヨーロッパの特殊な税。日本では飲食料品をテイクアウトするときは8%の軽減税率が適用されますが、ヨーロッパでは同じように持ち帰るときでも、軽減税率が適用される時・されない時があるそうです。この判断軸となるのが「温度」です。「販売時点で気温より高い食べ物」については、標準税率の対象となります。作りたての熱々のものや冷蔵が必要なアイスなどは、贅沢品と見なされ、標準税率がかかります。温度調整の必要性が税率に影響する観点は自分にはなかったため、そのような視点からも消費について考えたいです。

グループワークでは、

①自分がとある国を運営しているという前提で、所得の異なる国民からどのように徴税するべきか 

②今後の日本の税制赤字どのように解決するか について考える時間がありました。

ファイナリスト同士の発表を聞いて学んだ事は正解はないこと。
だからこそ、最適解を模索しながらそのとき国全体への影響を考えることが重要であると思いました。明るい未来のために、Miss SAKEの活動に限らず、私たちにできることはきっとあると信じています。

私にとってのMiss SAKEとは

午後はExa Innovation Studio, Inc. 方健太郎様より「貴方にとってのMiss SAKEの可能性を考えよう」という題材で講義をしていただきました。

ディスカッションベースで進んだ講義は、方様の鋭いポイントにハッとさせられる場面が多く、大変勉強になりました。

・パリやNYはどのような点で日本より優れているのか

・世界をターゲットにブランディングするには何が必要なのか

・本当の富裕層はなにを求めているのか

など、多角的に日本やツーリズムについて考える中で、「Miss SAKEをどのように武器にするか」が重要であるということを教えていただきました。

自分にできることを深掘り、

Miss SAKEという武器を客観的に捉え、

具体的にどのようなMiss SAKEとなりたいのか。

 

Miss SAKEに選出していただいたことで得られるものは沢山列挙できますが、自分が提供できる価値はまだ片手で数えられるほどです。今後の活動を進めていく上で、お酒業界や日本に還元できるようにより戦略的に考え実行していきたいです。

日本酒の飽くなき挑戦

この日の最後の講義は、日本酒の国際化や地方創生に多大なる貢献をなさった株式会社コーポ・サチ代表取締役 平出淑恵様をお迎えしました。

平出様は世界を代表するワイン鑑評会 IWC(International Wine Challenge)の日本酒部門創設や教育機関WSET(Wine and Spirits Education Trust)にSAKE(日本酒)部門の創設に第一人者として携わっていらっしゃいました。その経緯や全国各地での酒蔵ツーリズム推進活動について、事例やビデオを交えながらご教示いただきました。

マスターオブワインのサム・ハロップ氏との出会いから、日本酒が外務省の在外公館赴任前研修にて必須講座になったことまで、どのエピソードも衝撃的でつい前のめりになってしまいました。

どのお話も大変勉強になりましたが、本日は中でも特に心に刺さった言葉を紹介させていただきます。

巨大すぎる夢こそが私の武器

これはJALを退職し起業する際に弟さんからいただいた言葉とのことですが、巨大な夢だからこそ多くの人を巻き込み、大きなインパクトを与えられる。それが平出様の最大の武器になったそうです。

私も平出様の挑戦する姿勢、そして周りの人に応援される人情の厚さを身につけられるよう見習わせていただきたく存じます。

最後に・・・

↑観光客にMiss SAKEの活動についてお話させていただきました

本日の3つの講義を通して、

日本酒を世界に紹介することは、日本の国土の価値を世界的に上げていける可能性がある

ということを再確認出来た一日となりました。Miss SAKEという武器を駆使しながら、今まで以上に私にしかできないことについて深く考え、具体的な行動に移してまいりたいと思います。

本日も貴重な学びをありがとうございました。

2024 Miss SAKE 千葉 寺崎

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