皆さま、こんにちは。
2023 Miss SAKE Japan 山田琴子です。
春の日差しがきらめく頃となった3月7日、外務省にて開催されました令和5年度中南米大使会議の蔵元交流会に弊社団顧問 平出淑恵さま同行の元、2023 Miss SAKE Japan 山田琴子が伺いました。
<中南米大使会議 蔵元交流会>
中南米大使会議では、毎年年に一度中南米各国駐在大の方々があつまり、日本と対中南米外交等について幅広く議論が行われていらっしゃいます。
この中南米大使会議の中で、大使の方々に日本酒について知識を深めていただき、蔵元の方々と交流を行っていただくため、平成23年(2011年)から始まった赴任前研修日本酒講座を運営する在外公館課の主催で昨年から蔵元交流会が開催されております。
会は、外務省大臣官房 在外公館課長 吉田昌弘様のご挨拶より始まりました。外務省でも、日本の代表として海外にてご活躍されます大使の方々が日本の國酒であります日本酒を知っていただき、外交の場にて日本酒を活用いただくということに大変重要性を感じているということで、交流会を開催されているという旨をお話いただきました。
その後、この会をコーディネートくださった株式会社コーポ・サチ 代表取締役でMiss SAKEの顧問も務めてくださっております平出淑恵様より蔵元の紹介がございました。
この日いらしていた酒蔵は以下の通り。
- 櫻正宗株式会社(兵庫県、代表銘柄 櫻正宗・瀧鯉)
- 月桂冠株式会社(京都府、代表銘柄 月桂冠)
- 関谷醸造株式会社(愛知県、代表銘柄 蓬莱泉)
- 旭酒造株式会社(山口県、代表銘柄 獺祭)
- 鍋店株式会社(千葉県、代表銘柄 不動、仁勇)
- 株式会社豊島屋(長野県、代表銘柄 神渡)
また、この日は先日スペイン語の日本酒の本「EL MUNDO DEL SAKE」を執筆された笹山繭子様、元Miss SAKE 岩手で現在は株式会社横浜君嶋屋さまにて銀座店の店長をなさっている大塚愛美様と、私がお手伝いで伺わさせていただきました。
会では、大使の方々が各酒蔵様の日本酒の輸出状況やそれぞれの日本酒に込められた思いや酒蔵の歴史を伺っておられました。私からも、大使の皆様にMiss SAKEの海外活動や、マレーシア、インドで行わさせていただいた日本酒講師のお仕事での海外の方の反応、Miss SAKE 世界大会などについてお話をさせていただきました。
会の最後には、元イラク・カタール・ユネスコ・カナダ大使で、弊社団 顧問でもいらっしゃいますの門司健次郎様から今後の日本酒の世界への拡大に向けた期待のお言葉をいただきました。「日本酒は日本の文化である」ということを、世界中の方に知っていただきたいという門司様のお言葉に会場にいた皆さまも賛同されていらっしゃりました。
この交流会をきっかけに、日本酒の販路拡大や日本酒を是非飲みたいと今後思ってくださる海外の方が生まれるきっかけをいただきましたこと、開催をいただきました外務省の吉田様をはじめとした皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
是非、この日ご挨拶をさせていただきました大使の皆様と今度はそれぞれの国にてお会いできますよう、これからもMiss SAKEの活動を頑張っていきたいと気持ちを新たにする会となりました。
外務省の皆さま、平出さま、酒蔵の皆さま、この度はこの大変日本酒にとって大切な場に私も同席させていただきましてありがとうございました。
2023 Miss SAKE Japan
山田琴子