Miss SAKE News/Blog

「ProWein 2024」の日本酒造組合中央会ブースを2023 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤ひかりが訪問しました [*English follows]

Miss SAKE visited the booth of the Japan Sake and Shochu Makers Association of “ProWein 2024”

*German version of this Blog/ Deutsche Ausgabe dieses Blogs

皆様、こんにちは。2024 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤ひかりです。日増しに暖かくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

3月9日から11日まで行われた「ProWein goes city」イベントのために、ドイツ・デュッセルドルフを訪れました。

滞在中、時間に少し余裕がありましたので、同時期に開催されていた「ProWein 2024」の日本酒造組合中央会さまのブースを、弊社団事務局の森田真衣さんと訪問しました。

ProWein

ProWein(プロヴァイン)は、毎年3月にドイツのデュッセルドルフで開催される世界最大の国際ワイン・アルコール飲料展です。開催30周年を迎えたProWein 2024では、65か国から5,400社がブースを出展し、さらに135カ国から47,000人以上の業界の専門家が来場し、大成功を収めました。

ワインおよびスピリッツ業界の専門家、生産者、販売業者、輸入業者、マーケティング担当者などが一堂に会する機会となるため、出展者にとっては世界各地からの来場者との新規販路開拓のチャンスがあります。

一方、来場者にとっても最新の業界動向を把握し、ビジネスを差別化するために必要な新しいワインやアルコール飲料の生産者と出会う貴重な機会になります。

日本酒造組合中央会さまも2019年以降、近年の日本のお酒の海外輸出の好調を更に後押しするため、ProWeinに本格的にブースを出展するようになりました。

今年も20社の日本酒および焼酎の製造元が、それぞれの自慢のお酒と共に参加されていました。

〈在デュッセルドルフ総領事 河原節子様もブースにお越しになっていました〉

 

出展ブース

各蔵元は、来場者を自社の自慢のお酒で歓迎し、テイスティングを通じて自社製品やその特長について詳細に説明しました。また、各蔵元が英語でプレゼンテーションを行い、自社のお酒のアピールをする時間も設けられました。

ワインなどの専門家が多く集う展示会ということもあり、来場者の1ブースあたりの滞在時間が長く、蔵元のお話を聞く真剣な眼差しが非常に印象的でした。

ブースを見つけた瞬間に、満面の笑顔で歩み寄ってくださる方もいらっしゃる一方で、和食は食べたことがあるけれども、日本酒はまだ飲んだことがないと興味津々な方もいらっしゃいました。

来場者とお話する機会があったため、日本酒についての印象を伺ったところ、温めて飲む熱燗のイメージを持っている方が多く、大変驚きました。

今回は、スパークリングや古酒、濁り酒など多様なラインナップがご紹介されていたため、改めて日本酒の新たな一面を知っていただく機会にもなったのではないでしょうか。

マスタークラス

ProWeinでは、展示ブースに加えて、大規模なテイスティングエリアやワークショップ、マスタークラスなど、より専門的な知識を深められる機会が提供されています。

今回のマスタークラスでは、日本酒造組合中央会の東南アジアサポートデスクを務めるショーン・オウさんによる日本酒と焼酎のテイスティング・ペアリングクラスがそれぞれ開催され、多くの方が参加されていました。

日本酒はもちろん、ワインやウィスキーなど幅広い知識を持つショーンさんの講義は、日本酒や焼酎が初めての方にとっても、すでに知識がある方にとっても、大変有意義なセッションとなりました。

参加者の中には、試飲の途中で拍手でお気に入りの一杯を知らせてくださる方もいらっしゃいました。思わぬ素敵な表現に、私も思わず笑みがこぼれました。

これまでMiss SAKEの活動の中で様々なイベントや展示会を体験させていただきましたが、今回のProweinへの訪問は、今までにないグローバルで専門的な体験となりました。

展示会名にも「ワイン」という名が付くように、ワインを専門とする企業の展示ブースが多いなか、日本のお酒を最前線でPRされている蔵元や営業担当の方々の姿を拝見し、一人の日本人として非常に誇りに思いました。

それと同時に、日本酒に興味を持ち始めた方に、今後さらに日本酒のファンになっていただくために、私自身がどのような形で貢献できるかを考えさせられる機会でもありました。

また、ブースにいらっしゃった方の中には、「SAKE」が日本酒のみを指す言葉ではなく、焼酎やワイン、ウイスキーなどのアルコール含有飲料全般を指す用語であることをご存知だった方もおられました。

今回の滞在期間中、日本酒の基本的な説明から入る機会が多かったため、日本酒に関する深い知識や理解を持っている方々との出会いはとても印象的でした。この体験は、これまで多くの方が日本酒の海外進出に向けて尽力された成果を感じた瞬間でもありました。

 

日本酒造組合中央会の皆様

この度は、ProWeinの入場パスをご手配頂きまして、誠にありがとうございました。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

2023 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤ひかり

 

[ For English Speakers ]

 

Hello everyone. 

I am Hikari Saito, 2023 Miss SAKE Japan Runner-up.

From March 9th to 11th, I visited Düsseldorf, Germany for the “ProWein goes city” event. 

Since we had a little time to spare during our stay in Düsseldorf, I went to “ProWein 2024” to visit the booth of Japan Sake and Shochu Makers Association there.

ProWein

ProWein is the world’s largest international wine and alcoholic beverage exhibition held every March in Düsseldorf, Germany. 

Celebrating its 30 year anniversary, ProWein 2024 was a huge success with 5,400 exhibitors from 65 countries and more than 47,000 industry professionals from 135 countries.

Since 2019, the Japan Sake and Shochu Makers Association has been participating in ProWein to further promote the recent strong overseas export of Japanese Sake. This year, 20 Sake and Shochu manufacturers joined the booth.

At the exhibition, breweries showcased their specialty Sake by explaining their products through tastings and English presentations. 

Some visitors were surprised by the diverse types of Sake, which included sparkling and aged varieties, and spent significant time at each booth.

ProWein also offers opportunities for specialized learning through tasting areas, workshops, and masterclasses.

 Mr. Sean Ou, who is the official SEA Support desk for Japan Sake and Shochu Makers Association since 2022, conducted a Sake and Shochu tasting and pairing class, which was well-attended. 

His extensive knowledge in various beverages made the session valuable for both beginners and experienced attendees. 

Some participants expressed their favorites with applause during the tasting, which brought smiles to everyone’s faces.

This exhibition was the most global and professional experience I have had since being elected as Miss SAKE.

While there were many exhibition booths specializing in wine, it was an occasion for me to see breweries and sales representatives who are actively promoting Japanese Sake on the front lines. 

As someone whose mission is to promote Sake, it made me think about how I will contribute in the future.

I would like to express my sincere thanks to the Japan Sake and Shochu Producers Association for arranging the admission pass and this valuable opportunity.

Best Regards,

Hikari Saito

2023 Miss SAKE Japan Runner-up

 

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