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Wine & Co./CASA Domecq/NANAを表敬訪問させていただきました – 2025 Miss SAKE Japan 館農知里

皆さま、こんにちは。2025 Miss SAKE Japan 館農知里です。

4月24日(木)、Wine & Co./CASA Domecq (コロンビア)を表敬訪問させていただき、同社代表取締役社長/酒類関連産業会議所(CABA)会長 Rafael Piccioto氏らとともに、ランチをご一緒したほか、社屋の見学をさせていただきました。またその後、日本食レストランNANAを訪問し、ディナータイムに同席されたお客様に日本酒を振舞わせていただきました。なお、一般社団法人Miss SAKE 代表理事 大西美香氏にも同行いただきました。


Wine & Co/Casa Domecqについて

Wine & Co/Casa Domecqは、コロンビアを代表する酒類専門企業です。Casa Domecqは、独自ブランデー「Domecq」の自社製造を行う蒸留所を有し、製造・輸入・流通・販売までを一貫して手がける総合酒類企業として、約70年にわたり同国酒類産業を牽引してきました。一方、2012年設立のWine & Coは、世界各国の酒類の輸入・販売に特化したディストリビューターとして、より現代的なマーケティング戦略を強みとしています。こうした伝統と革新の双方の強みを背景に、同社は厳選したワインの輸入・販売を行いながら、レストランやホテルへの供給、さらには一般消費者向けの教育やテイスティングイベントなども積極的に展開しており、コロンビアにおける酒類文化の発展を後押ししています。

また、コロンビア国内で初めて日本から直接日本酒を輸入した企業としても知られ、過去には在コロンビア日本国大使館主催の天皇誕生日祝賀レセプションに日本酒を提供するなど、現地における日本酒普及の中心的な役割も担っています。今回の表敬訪問では、社屋を見学させていただきながら、コロンビアにおける日本酒文化の現状や今後の可能性について貴重なお話を伺いました。


「日本酒」と共に楽しむコロンビア料理

まずは、Wine & Co/CASA Domecq 代表取締役社長 Rafael Piccioto氏、同社輸出担当 Nathan Piccioto氏らとともに、日本酒と料理を囲むランチに同席させていただきました。

社屋に隣接する中庭では、ちょうど季節を迎えた葡萄が屋根いっぱいに実をつけていました。そんな空間に置かれたテーブルでランチを楽しみながら、長い歴史の中で家族経営されてきたPiccioto家がコロンビアで酒類産業を築いてきた歩みや、現地における酒類の生産・消費の現状、さらには日本酒普及の可能性について、和やかな雰囲気の中で活発な意見交換をさせていただきました。 特に驚いたのは、コロンビアの首都・ボゴタは標高2600mの高山都市として知られ、果実が育たないためにワインなどの果実酒はあまり生産されないという点です。その一方で、食事と合わせて日常的にお酒が消費されています。特に、日本酒に関しては、最近の日本食ブームと米食文化が根付く同国の食文化の中で、徐々に認知を集めていると言います。

今回、ご用意いただいた料理に日本から持参した日本酒をペアリングしました。 

まず、ペルーの伝統料理である魚介のマリネ「セビーチェ(Ceviche)」には、「梵 艶 純米大吟醸(加藤吉平商店・福井県)」を合わせました。魚介の旨味とマリネの爽やかな酸味に、日本酒の繊細でフルーティーな香りが美しく調和し、相乗効果を感じる組み合わせでした。当日は、日本酒に合わせて、通常のセビーチェにはあまり見られないクリーミーな要素も加えられており、細やかなホスピタリティとペアリングへの配慮に感銘を受けました。

続いて提供されたのは、コロンビアの伝統的なスープ料理「アヒアコ(Ajiaco)」です。鶏肉、じゃがいも、とうもろこしを用いた素朴で温かみのある味わいに、「満寿泉 純米(桝田酒造店・富山県)」を合わせました。ポタージュのような濃厚さと素材の香ばしさに、純米酒ならではの米の甘みと奥行きが重なり、見事なマリアージュを生み出していました。

酒と食という文化を通じて、国境や言語を超えて深く繋がる機会となり、「酒縁」が持つ一期一会の出会いの価値を強く感じました。 


ブランデー樽に囲まれて

その後は、同社を代表するブランデー銘柄「Domecq」の貯蔵庫を見学させていただきました。オーク樽を中心に、ブランデーを貯蔵する数え切れないほどの樽が整然と連なるその空間は、まさに圧巻でした。それぞれの樽には、コロンビアを代表する政治家やアーティストなど著名人のサインが記されており、同社の築いてこられた伝統の積み重ねを実感いたしました。実際にブランデーを試飲させていただきながら、一つひとつ丁寧にご案内いただき、同社が長い歴史の中でコロンビア国内のみならず世界において確固たる存在感を築いてこられた歩みに触れて深い感動を覚えました。

その後、誠に光栄なことに、私たちMiss SAKEも樽にサインを記させていただく機会を頂戴いたしました。「コロンビアと日本をSAKEで繋ぐ(Connect Colombia and Japan through “SAKE”)」という言葉とともにサインを残させていただき、コロンビアに、そして世界に日本酒文化を広めていきたいという想いを、改めて深く胸に刻む貴重な機会となりました。また帰り際にはお土産として、コロンビアの伝統的な製法で作られたラム酒「Quimbaya」と同社を代表するブランデー銘柄「Domecq」をいただきました。


コロンビアで味わう日本食文化

その後は、コロンビア屈指の日本食レストラン「NANA」にお邪魔しました。「日本食普及の親善大使」に任命された小川晃司氏がシェフを務められており、新鮮な海鮮を使用した握り寿司をはじめ、しゃぶしゃぶ、お茶漬け、フリットなど、創意工夫が凝らされたおまかせディナーコースをいただきました。当日は、同席されたお客様に日本酒文化について簡単にご紹介しながら、「北雪 大吟醸 YK35-北雪酒造(新潟県)」を振る舞わせていただきました。華やかで繊細な味わいが海鮮の旨味をより一層引き立て、多くの方々にお楽しみいただけたことを大変嬉しく感じました。

日本から遠く離れた南米・コロンビアの地で、このように日本食や日本酒文化を広め続けている方々の情熱に触れ、日本文化が国境を越えて人々をつなぐ力を改めて実感する貴重なひとときとなりました。


今回のWine & Co./CASA Domecq/NANA 表敬訪問を通じて、国境や言語の違いを越え、酒と食を通じて人と人とが心を通わせることの意義とその奥深さを深く感じました。

今後もMiss SAKEとして、日本酒の魅力を単なる飲料としてではなく、食文化や人と人とをつなぐ存在として世界へ発信してまいりたいと存じます。また、それぞれの国や地域が持つ食文化や価値観を尊重しながら、日本酒との新たな調和や可能性を見出していきたいと改めて実感いたしました。

最後になりますが、このような貴重な機会を賜りましたWine & Co/Casa Domecq/NANAの皆さまに、心より御礼申し上げます。

2025 Miss SAKE Japan 館農知里

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