Miss SAKE News/Blog

「第12回和酒フェス@大阪ベイタワー」に参加いたしました – 2025 Miss SAKE Japan 館農知里

皆さま、こんにちは。2025 Miss SAKE Japan 館農知里です。
今回、10月25日(土)・26日(日)の二日間にわたって開催された「第12回 和酒フェス@大阪ベイタワー」において、初日となる25日(土)にゲスト参加させていただきました。


和酒フェスについて

「和酒フェス」は、東京と大阪を拠点に年3回(春・夏・秋)開催され、全国各地の酒蔵が自慢の銘柄を披露する「日本酒の祭典」です。今回のテーマは、「年末年始にオススメのお酒を探そう!秋あがり、燗酒、プレミアム酒を楽しもう!」。合計28蔵が出店し、149種類を超える和酒が一堂に会しました。各蔵のブースでは、熟成により味わいが深まった秋限定の季節酒「ひやおろし」や、米の旨味をしっかり感じられる燗酒向けの銘柄など、肌寒くなるこの季節にぴったりのラインアップが揃いました。

さらに今回は、新サービス「AI和酒フェス・コンシェルジュ」が登場。パンフレットに記載されたQRコードを読み取ると、「こんな風味のお酒が飲みたい」や「この料理に合うお酒を探している」といった要望に合わせて、AIがおすすめの銘柄を提案してくれる便利なサービスです。会場内では、特別な一杯との出会いを求めて多くの方々が訪れ、終始賑わいに包まれていました。


一杯に込められた技と自然の恵み

今回も、毎回恒例の出展ブース紹介に参加させていただきました。冒頭 Miss SAKEとして、ステージで自己紹介とご挨拶をさせていただき、一日目MCである吉川亜樹さん(タレント/日本酒学講師)とともに、各酒蔵ブースを巡りながら蔵元の皆さまにインタビューを行いました。それぞれの酒蔵におすすめの銘柄を伺う中で、秋限定の季節酒、熟成古酒、それらに加えて、今月仕上がったばかりの新酒までを出品されている蔵もあり驚きました。また、各蔵自慢の「ひやおろし」一つをとっても、味わいや香り、余韻の異なる個性が際立ち、日本酒の持つ多様性に改めて感銘を受けました。
日本酒は、まさに「四季」を通して楽しめる奥深いお酒であり、その味わいを支える職人の方々の長年にわたる経験と知恵、そして日本ならではの豊かな自然の恵みに支えられているのだと改めて実感するひとときとなりました。

今回出店された酒造様は、以下の通りです。

 

【日本酒】
秋田銘醸(秋田県)
木村酒造(秋田県)
六歌仙(山形県)
須藤本家(茨城県)
松井酒造(栃木県・※25日のみ)
岩瀬酒造(千葉県)
君の井酒造(新潟県)
宮尾酒造(新潟県)
遠藤酒造場(長野県)
千曲錦酒造(長野県)
七笑酒造(長野県)
奥飛騨酒造(岐阜県)
福井酒造(愛知県)
清水清三郎商店(三重県)
丸彦酒造(三重県)
小山本家酒造灘浜福鶴(兵庫県)
本田商店(兵庫県)
大谷酒造(鳥取県)
熊屋酒造(岡山県)
酒井酒造(山口県)
幸姫酒造(佐賀県)
光武酒造(佐賀県)
河津酒造(熊本県)
千代の園酒造(熊本県)
【クラフトサケ】
足立農醸(大阪府)
【焼酎】
大口酒造(鹿児島県)
【シードル】
カモシカシードル醸造所(長野県)
【紹興酒】
若耶渓(中国・浙江省)


「食欲の秋」を彩る、和食と和酒のマリアージュ

会場にはフードブースも併設されており、まさに「食欲の秋」にふさわしい香ばしい香りが漂い、日本酒を楽しむ手が自然と進みました。今回も、地元大阪から出店された名物料理やおつまみとともに、日本酒とのペアリングを楽しまれる方々の姿が多く見られました。特に、どて煮や馬肉、海鮮焼きなど、旨味が凝縮された和の食材が集結し、「和食」と「和酒」のマリアージュを堪能できる空間となりました。

また、体験ブースでは、これからの季節にぴったりの「燗酒」が多くの注目を集めていました。第一部の終了時点には、ほとんどの銘柄が完売してしまうほどの大盛況ぶり。多くの来場者が、お燗によって広がる日本酒の旨味と余韻を楽しまれました。温度による味わいの変化を楽しめるのも、日本酒ならではの魅力のひとつ。温めることで旨味がふくらみ、豊かな香りが体を包み込むように広がる―まさに熱燗の醍醐味です。秋の訪れを告げる寒さの中で味わう一杯は、日本酒の奥深さを再発見させてくれました。


「秋の夜長」を彩るステージ

今回はステージパフォーマンスとして、素晴らしい出演者の皆さまが登壇されました。
ステージ上には、力強く凛とした「共創」の文字が掲げられ、書を手がけた書家・中西咲葉さんも会場にお越しくださいました。

一日目のステージでは、「千北祐輔×矢藤亜沙已(コントラバス×ピアノ)」のお二人によるジャズミュージックが会場に響き渡りました。 テーマの一つである「秋の夜長」に寄り添うような優しい音色に、多くの方々が足を止め、耳を傾けられていました。また、会場を訪れていた2024 Miss SAKE Japan 南侑里さんは、「酒と泪と男と女(河島英五)」を即興で披露され、会場中が温かな拍手に包まれました。

イベント終了直前には、私もMiss SAKEとしてステージ上で中締めのご挨拶を務めさせていただきました。 今回は、夏に続き3度目の和酒フェス参加となりましたが、改めて日本酒が持つ「季節の魅力」と、自分だけの特別な一杯との「一期一会」の出会いの尊さを肌で感じることができました。 多くの皆さまを前に想いを共有し、素晴らしいイベントの締めくくりを務めさせていただけたことを、大変光栄に思います。


最後になりますが、イベントにお越しいただいた来場者の皆さま、温かく迎え入れてくださった蔵元の皆さま、そして素晴らしいイベントを企画・運営してくださった関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

次回開催は、2026年4月11日(土)・12日(日)の二日間を予定しております。テーマは「新酒、生酒、スパークリング、プレミアム酒で花見酒を楽しもう!」です。開催まで期間は空きますが、この間に各蔵では丹精を込めた特別な一杯を生み出す仕込みの時期を迎えます。まさに、日本酒造りの真っ最中といえる時期です。その先に待つ「新たな味わい」の日本酒に想いを馳せながら、皆さまと再びこの和酒フェスでお会いできる日を心より楽しみにしております。

2025 Miss SAKE Japan 館農知里

関連記事

  1. 2023 Miss SAKE Japan 山田琴子(やまだ ことこ)です

  2. 第67回日本小児神経学会「鳥取・島根の山陰エリアを巡る日帰りツアー」に2024 …

  3. 善光寺本坊 大勧進にて『2025 Miss SAKE 長野大会』が開催されました…

  4. 上野 ミュラー 佳子様の新作出版記念パーティーにてMiss SAKEが司会を務め…

  5. 「第18回 埼玉酒蔵大試飲会」に2023 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤…

  6. 「藤見の会」にて日本美術刀剣保存協会岡山県支部主催の「第三回春季名刀展」に202…

2025 Miss SAKE Japan ファイナリスト
2024 Miss SAKE 最終選考会 Full Movie
2024 Miss SAKE 最終選考会 ダイジェスト
Miss SAKE 応募詳細はこちら

Miss SAKE出演・講演・取材依頼

Mrs SAKE

Mr SAKE

Mr SAKE

最近の記事
PAGE TOP
Translate »