Miss SAKE News/Blog

2021 Miss SAKE 千葉 阿部さくら / 第十回ナデシコプログラムレポート

第十回ナデシコプログラム

  1. 白鶴酒造株式会社 広報・営業サポート部 福本和美様による『白鶴天空農園講義』
  2. 歌舞伎俳優  市川九團次様による『歌舞伎・所作』
  3. 俳優 辰巳琢郎様による『日本ワイン』

『白鶴天空農園講義』

銀座から、世界に。

”日本酒のあるライフスタイルを発信する”

というコンセプトの下、2007年から白鶴天空農園が始まりました。

白鶴酒造様独自に開発された酒米「白鶴錦」は、酒米を代表する「山田錦」の兄弟米。

最初はプランター栽培から始まり、田んぼを作ったり土を選定したりと、地道な試行錯誤により、米の品質も向上し、2013年には天空農園の米100%で作られたお酒を発売されるまでになったそうです。

酒米の品種改良や、前例のない都会の屋上での栽培は私が想像するよりも遥かに大変なことだったと思います。

そして2019年には、白鶴米の他社供給が10社になるなど、今ではたくさんの日本酒に使われ、日本国内だけでなく世界に出る日本酒に使われています。

”大都会銀座、ビルの屋上で〈米作り〉ができるのか?”という声も少なくなかったそうですが、実際にやってみて、試行錯誤していくことで成し遂げられるのだと思います。

講義の中で、

  • MADE IN 銀座のお酒
  • 別鶴(べっかく)シリーズのお酒3種

を試飲させていただきました。

MADE IN 銀座のお酒はなんと講義の前日に搾られたもの。とてもフレッシュでジューシーな美味しいお酒でした。

また、若手のプロジェクトチームが、「若者にもっと日本酒を楽しんでもらいたい」という想いから生まれた別鶴シリーズ3種類は、”本当にお米だけで作られているの?!”と感じるほどフルーティーな香りやそれぞれの個性があふれるお味で、是非、私も同世代の友人に飲んでもらいたいと強く思いました。

近年話題になっている〈日本酒コスメ〉にも参入しておられ、”米の恵みシリーズ”を実際に手の甲で使わせていただき、塗った瞬間からお肌が柔らかくなった感覚があり、驚きました。

日本酒は元々体の中に入るものであり、成分もお肌にいいものが多く含まれているので、外側からのアプローチにもいいのだなと思いました。

【白鶴天空農園を見学している様子】

【白鶴天空農園での集合写真】 

【講義を受けている様子】

【別鶴シリーズ3種のボトル】

 

『歌舞伎・所作』

「歌舞伎とは、なんですか?」

日本で生まれ継がれてきたものですが、いざシンプルにそう聞かれると私はすぐに答えが浮かびませんでした。

日本の伝統芸能であり、日本酒と共に世界に誇る歌舞伎。

今回、市川九團次様のお話を伺って「歌舞伎をもっと同世代と楽しみたい!」「外国の方に聞かれたとき答えられる人でありたい」と思いました。

「板につく」「黒幕」「なあなあの仲」など、聞き覚えのあるこれらの言葉は、歌舞伎から来た言葉。

何気なく使っている単語も、由来を知ると言葉を使う楽しみが増える気がいたします。

日本で約400年ほど前から続く伝統的な歌舞伎ですが、若者には、敷居を高く感じてしまったり難しいものというイメージがあったりします。

私は、過去2回ほど市川海老蔵様の歌舞伎を拝見したことがあり、生の声、音、迫力に圧倒されたのを今でもはっきりと覚えています。

歌舞伎の魅力も、日本文化として日本酒と共に多くの方々へ伝えていきたいです。

  • 外の明かりとろうそくの弱い光でやっていたために生まれた「おしろい」
  • 青は”悪人”、赤は”正義”、茶は”動物”を意味する「隈取」
  • 物語の一番盛り上がるとき、感情の盛り上がったときの「みえ」

少し知るだけで、難しいと感じていた歌舞伎が身近に思えてきます。

またお話の中で驚いたことは、公演の中で”だれ場”があること。

いいところだけでは飽きてしまうため、あえて眠くなるような場面を作っていることに伝統芸能と呼ばれる分野にもそのような考えがあるのか、ととても驚きました。

男社会で、女性の役も男性がやっている歌舞伎。

女性らしい仕草や雰囲気の作り方、所作の練習の仕方を「男性が女性らしく演じるものを、女性が女性らしい振る舞いを身に付けたら、、、」というお言葉にハッとしました。

様々な方面から、”魅力的な女性”を研究して惹きつけられる人になりたいです。

【市川九團次様と2021 Miss SAKE ファイナリスト】

【市川九團次様と一緒にみえ】

 

『日本ワイン』

3講義目は、『日本のワインを愛する会』会長でもあり、俳優の辰巳琢郎様のご講義で「日本ワインも日本酒です」という捉え方でお話を伺いました。

日本では140年ほど前からワイン作りが始まっており、Try&Errorが繰り返されてきました。

初めは辛口が好まれず、赤玉ポートワインの甘口な味わいが売れたそうです。

そしてこの赤玉ポートワインが売れたことで、サントリーのジャパニーズウイスキー「山崎」や「白州」などの生産にお金があてられたそうです。

世界の五大ウイスキーと呼ばれるほどになったジャパニーズウイスキーの後ろ盾になったのが日本のワインの始まりだったことに驚きました。

ここ数年は、ジャパニーズウイスキーが海外(主に中国ですが)に多く輸出されており、値段が高騰したり、入手困難になったりしています。

この人気も、日本にワインという文化が入ってきて製造が始まらなかったらなかったものだと思うと不思議な感じがします。

日本ワインは世界で見ると、5~6%しか飲まれておらず、数字で見ると少なさが一目瞭然です。

講義の中で、日本ワインを三種類ほど試飲させていただきましたが、どれも美味しく、味わいや香りの違いも楽しむことができました。

日本の和食文化を彷彿とさせる優しい香りや味わいは、食中や普段飲むのにぴったりで、近年、海外で和食が流行っているということは「日本酒に加えて日本ワインもペアリングとして最高の選択」だと感じます。

また、日本酒よりも圧倒的に消費者の多いワインの中で、日本ワインがもっと海外に認知されたら、同じ日本で作られているワインと同じ醸造酒である日本酒に興味を持つ方も増えるのではないかと思いました。

食料自給率が低いと言われている日本。

ワインも輸入のものばかり飲むのではなく、自国で葡萄を栽培したもので作るということをしていくのが、未来にも繋がっていくのではないかと思います。

また、栽培する葡萄も海外品種ではなく、日本独自の品種でワイン作りをしていくのがとても合理的だということもおっしゃられており、その通りだと思いました。

国酒である日本酒を広めるアンバサダーとして、日本で作られているものや日本ワインのことも勉強し、様々な分野から会話や提案ができるよう教養を高めていきたいです。

【辰巳琢郎様と2021 Miss SAKE ファイナリスト】

白鶴酒造株式会社 広報・営業サポート部 福本和美様、歌舞伎俳優  市川九團次様、俳優 辰巳琢郎様、貴重なお話をありがとうございました。

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