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2021 Miss SAKE 石川 稲垣知葉 / 第5回ナデシコプログラムレポート

2021年4月4日開催:第5回ナデシコプログラム

前井雅美様による、いよいよ最後の振袖自装講座からスタートいたしました。

第1回、着物の伊達締めまで、第2回、帯作り「ふくら雀」、そして第3回はお仕上げ。

美容学校の生徒さんにとっては試験です。緊張感を持って会場に向かいました。

私は帯作りが本当に苦手で、不器用だし家で何度やっても着付け教室に通っても私は覚えられないのかもしれないと思った時もありました。

きちんと練習して準備して挑んだ第2回の着付け講座では、前回のレポートにも記した通りうまくいかなくて落ち込みました。

でも泣いても笑っても第3回着付け稽古。
前回は何故だか焦りの気持ちがあって集中してなかった気がしたので反省を踏まえ、心を落ち着け、丁寧に丁寧に着付けに向き合いました。

まずは帯作りから。

復習とイメトレの成果あって、するすると手が動きました。わからないことがひとつもなく帯を作れたのはこれが初めてでした。物凄い集中力が働いていたのだと思います。

反省点であったガーゼと帯揚げの固定もしっかり丁寧に重ねて行いました。周りの方々がもう帯を完成させて襦袢を着ることに取り掛かっていても焦らない様に自分のスピードを守ることを心がけました。完成した帯をコンパクトに畳みます。

着物は仮畳みして自分の右後ろに。紐たちは巻いてセッティング。小物たちは取りやすい位置に整理整頓。

そうして肌襦袢に手を通しました。お尻の高めの位置に補正タオルを置いて、寸胴になる様にガーゼとタオルを巻いて、胸部はへこんでいるところにガーゼを置きます。

長襦袢を羽織って襟に全集中。角度は90度。いつも完成の頃には浮きがちなので慌てずとっても丁寧に何度も調整しました。抜きもしっかり力紐を引っ張り続けて、拳ひとつぶん入るのをを意識いたします。

座っていよいよ振袖を肩を滑らせる様な所作で羽織ります。

丈もなかなかいつもうまくいかなかったのですがこの日はゆっくり光が入らなくなるくらいまで落として、足袋の指が見えるくらい、後ろは床にぎりぎりつかないくらいの丈に調整できました。

足袋の親指の位置に脇線が来る様に下前を上げて。美しいラインを作れました。
腰紐は低くしすぎました。それでも前日よりは高くしたのですが、、。

お端折りの処理がしっかり必要だったのは、腰紐が低かったからです。もこもこしない様に中身を一重にするため布を上げていきます。
お端折りの線を真っ直ぐに調節して、手でしっかり押さえながら伊達締めを締めます。帯板をつけたらいよいよ帯!高め高めの位置で背負って紐を縛りガーゼを縛り。腕を上げすぎない様に形を整えたり背中にくっつける様に羽を引っ張ります。

体に巻くときはクックっと引っ張りながら。緩まない様に。今回も長さがちょうど良くできました。たれの裏でクリップ止めで固定。帯締めを可愛く結んで、帯揚げを結んで、忘れないように固定のためのクリップを外したらいよいよ完成!

まだまだ多くの改善点やうまくいかなかったところもあるけれど、達成感を感じるほどには綺麗に着られました。帯も着物も一度も工程に疑問を持つことなく黙々と作業を進めることができたのは、初歩的なことですが私には大変嬉しかったです。

襟も丁寧に作っただけあって着付けが終わった頃もぼこぼこすることなく。最終回らしく終わることができました。

これで私もMiss SAKEの一員として、振袖を自分で着れますと言うことができます。あとは継続して練習あるのみ。

最後に前井先生に「ありがとうございました」と礼をした時は少し感激してしまいました。次にお会いするのは最終選考会の折。必ず成長したお姿をお見せできる様に努めます。

スピーチ講座

午後からは2020 Miss SAKE 準グランプリのおふたり、福田友理子様と須山梨菜様によるスピーチ講座です。

まず、フリーアナウンサー、スピーチトレーナーなどで活躍されている福田様よりスピーチの基礎について教えていただきました。発声練習からスタート。声楽を学んできた私の得意分野がここで来ました。

  • 人差し指を蝋燭に見立てるロングブレスで行う腹式呼吸
  • 「Ah〜」の全力ロングトーンで発声練習
  • 変速五十音で滑舌練習

の3種類を、ファイナリストが左右分かれて向き合い行いました。自分にとって1番遠い人に届けるイメージで。

腹式呼吸は歌うためのものだと思っていたので、これが出来ると「長い時間喋っても疲れなくなる」のは初めて知りました。

滑舌練習はもしかして外郎売が来るのかとドキドキしておりましたが変速五十音、それも丁寧にというバージョンだったので少しだけ安心いたしました。しかし左耳から聞こえてくる福田様の声は本当にしっかり子音と母音が発せられていて(それも滑らかにガタつかずに)、音符をつけても勿論つけなくても私もその様な滑舌で出来たら良いなと感じました。

次にナレーターのお仕事をされていて空手初段の須山様よりスピーチ作成についてお話しいただきました。

欲張らずに「伝わることはひとつだけ」というお言葉が大変印象に残っています。

その「ひとつ」には自分にしかできないこと、自分ならではの視点、自分の環境だからこそ見つけたこと、などから厳選しなくてはなりません。どんな情報でも、自分視点、自分の言葉で伝えることが大切なのです。

伝えるためのテクニックとしては、目線を線ではなく点で動かす練習を皆でいたしました。
一人一人にちゃんと届けるイメージで。近い審査員の方々ではなく、1番後ろのお客様に届く様に。これも歌と同じです。説明などの文はひとりひとりのお客様に目線を送り、キメの台詞は正面にを向いて堂々と言い放つ。メリハリが大切です。

姿勢に関しては、マイクに合わせないことが大切と教えていただきました。もし自分の直前の人が背の低い方だったら私にマイクの高さが合わないことは充分あり得ることです。動揺せず、自分のベストな姿勢で臨むことが大切です。

1番難しそうだと思ったのは手の所作です。お振袖を着ているから何をするのにも難しいのですが、いつでも指の先まで意識を集中させるというのはなかなか大変なことだと感じました。

ウォーキングなどの際の手についてはわざわざ指導などはないそうなので自分を表す美しい手はいったいどの様な形、角度なのかを鏡を見て研究する必要があります。

後悔しないための緊張対策として、

  • 自分リハーサル
  • 繰り返し練習
  • 暗唱を分節+半端言葉

を行うと仰っていました。

自分リハーサルは「本域」「本意気」「本息」で行います。
振袖を着ないで、須山様は長いタオルを両手にかけてやられたそうです。これはこなしたことによりイメトレもできて自信につながるなと納得いたしました。

繰り返し練習は、お風呂や通勤中にぶつぶつ唱える方法です。私は愛知大会の1分スピーチはこれをずっとやっていました。何をしていても口が覚えるまで刷り込ませてしまえば、どれほど緊張していても口が勝手に動いてくれるのでとても安心感を得られるある練習です。

最後の暗唱法は、「こんな方法があったのか」と驚きました。舞台のセリフも長いと、文章はひとつひとつ覚えていてもひとつ飛ばしてしまったりとか、順番がぐちゃぐちゃになったりなどしてしまいがちです。でもこの方法なら、半端なところまで言ってしまうので次のセリフがすぐ出てくるわけです。なるほど!スピーチに限らず、セリフや歌詞でも実践していきます。

須山様の自己PR動画を鑑賞いたしました。

歩く時は麗しく、お話始めと同時に凛々しく空手の型を披露されるお姿、芯のあるお声に、1分間でこれほど自分を出し切れるのかと驚かされます。

私が大好きなのは、須山様のお話終わり、後ろを向く際の顔の残し方です。美しい笑顔と力強い目が強く見る人の印象に残ります。盗ませていただこうと存じます。

また、おまじないのお話が大変おもしろかったです。

須山様は緊張の折、「みんな私のことが大好き!私はみんなのことが大好き!」と唱えられていたそうです。そうすることで会場にいらっしゃる皆様を自分の中で味方につけていたのですね。最高のマインドでパフォーマンスに向かえます。そしてその気持ちでいると、自然に笑顔が生まれ、所作も丁寧になる。気持ちが大切なのです。本懐にあるのは「心」。納得です。

質疑応答について

福田様に、ずっと気になっていた質疑応答についてお話しいただきました。

2020 Miss SAKE Japan 最終選考会の動画を拝見していて、質疑応答は皆様素晴らしい回答をなされていて「一体どうなっているんだ?」という疑問が少しずつ解消されていきました。

5つの事前準備がとてつもなく大切なのです。

内容は、「ゴール、自分らしさ、内容、受答え、気持ち」の5つです。

  • ゴール:目的、目標を落とし込む
  • 自分らしさ:特技、考え方、個性、魅力を整理する
  • 内容:理由、具体例「何故なら〜」の部分
  • 受け答え:端的にズバッと!相手との会話を意識
  • 気持ち:楽しむ、自信、気配りを大切に

この自己分析をしっかりして、更に「5つの軸に肉付け」するとしっかり質問に対応できるようになるそうです。

口ではそう仰るけどなかなか時間もかかるし自己分析って本当に難しいことだと感じます。途中までやって投げ出しそうになっていたCORE発掘のプリントに再度向き合う時が来ました。私の軸って何でしょう。早く見つけないと。

それにしても、福田様の最終選考会での質疑応答は素晴らしいものを感じました。

ニコニコされていて、緊張は少しも見せずに質問に驚かれた様子もなく、考える隙もなくすらすらと素晴らしいコメントが出てきて、、。

応答の間に、質問者様に答えるだけでなく、プラスアルファで福田様の軸でもある地元PRまでこなされて。このようなお話を聞いてから再度見てまた感激です。

また、「きてくださった方に楽しんでいただきたい」というお気持ちも素晴らしいものだなと思いました。それほど気持ちに余裕があるのは、やはり事前準備を完全にこなされているからなのだなとも感じました。

Q&Aの際、あまりにおふたりが聞き取りやすいお声で話されるので「どのような声のトーンで話すのを意識されてますか?」と質問させていただいたのですが、私が音楽をやってるとは全く知らないはずの福田様が「音階のソの音が話すようにしています」と話してくださり二重に驚きました。

Gの音が頭の中で鳴ります。私の普段の話し声に比べて少し高めですが、もしかしたら舞台上ではちょうどいいかもしれない。喉も痛くならない程度の音程です。

そうか、音で決めてしまえば私は必ずそこから話せるなとも発見でした。自分で自分の音を探してみます。

Miss SAKE Channel特訓講座

最後にMiss SAKE Channel特訓講座が Miss SAKEメディアディレクターの方により行われました。

今回は、事前に用意しておいたシナリオで実際に短い動画を撮り、編集してサムネイルを作り、ドライブに提出するまでをこの2時間でやってのける内容。

編集にまだ時間のかかる私は、ファイナリスト発表会に用意していた自己PRを引用いたしました。

使えるかな?と思い簡易的な三脚とスタンドをふたつ用意していたのですが、お陰でペアの方のお時間を頂戴することなく作業が出来ました。お互いに撮影することはタイムロスかもしれないと思っておりましたので。備えあれば憂いなしでした!

Videoleapですと、テロップのレイヤーをどんどん重ねることができ、BGMも入れられて、様々なバリエーションも増加しました。

不要な間はカットして、テロップは「言いたいこと」をはっきり表現するために使うことでわかりやすい動画が作れたのではないかと思います。

しかしナデシコプログラム会場の中で大きな声を出して撮影に挑めなかった私はまだまだ弱いなぁと思いました。イヤフォンマイクを使ったので声が聞き取りにくいことはないと思いますが、ハキハキさに欠けました。

また、撮ってみて思ったのですが私、話をする時の瞬きの数多すぎでした。元々薄い目の印象がさらになくなってしまっていました。これ対人の時もそうなのかな…必ず改善するべき点でした。ドライアイの治療から始めようと思います。

シナリオ、動画、編集、サムネイルの全てに「自分らしさ」を盛り込むことが大切というところで、スピーチ講座とも重なりますが、いったい私にしか出来ないこと、私にしか伝えられないことは何だろうと考えます。

早くCOREを発掘することが全ての道に繋がるのだろうな。一番最初に中村事務局長の講座を受けられたのは素晴らしいことだったなと感じました。

とりあえず見つけられた私の軸は今のところふたつ。

「音楽は誰とでも通じ合える最高の言語である」
「人や機会との出会い、縁を大切にする」

まだまだ仲間を見つけてあげて、ここにお肉も加えてあげて、「私」を表現する言葉を構築していきたいです。

前井雅美様、2020 Miss SAKE 準グランプリ 福田友理子様、2020 Miss SAKE 準グランプリ 須山梨菜様、Miss SAKE メディアディレクター様、ありがとうございました。

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