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2021 Miss SAKE 兵庫 川崎悠加里 / 第6回ナデシコプログラムレポート

第6回ナデシコプログラムの内容はこちらでした。

  1. タレント アントキの猪木様によるご講義 
  2. オペラ歌手 小川里美様による「La professione di cantare(歌う仕事について) 
  3. 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 主任、一般社団法人ニュースペース国際戦略研究所NGSL 岩渕泰晶様によるご講義

タレント アントキの猪木様によるご講義

タレントであるアントキの猪木様によるご講義は、太い人生を生きる方が大事にしてるいるものを垣間見ました。

例えば、「球拾いをする暇があるなら、レギュラーになるためのトレーニングをした方がいい」というお言葉です。

何事においても、見限ることをしない人のように見受けられました。

球拾いをせず、トレーニングやコーチの指導に時間をかける方がチームとしてもスキルがアップするかもしれませんが、時間や資源の制限がある100人以上の部員を持つ部に、新入部員全員を一からみっちり指導する余裕はあまりありません。

日本には、この野球部の球拾いと同じような会社がたくさんあると聞いたことがあります。

確かに、人材の育成には時間も資金も多くかかりますが、人材こそが経営資産であり、会社の成績に繋がると考えています。
加えて、新入社員を育成することは、育成される側の成長だけでなく、育成する側の成長も見込むことができます。

また、お酒を交わすことで、年齢や立場がフラットに近くというお話もありました。お酒を通して、お互いの味の趣味や、同じものに対する感じ方の違いを共有することができます。お互いの理解や共通点探しの手助けをしてくれるのです。日本酒勉強の醍醐味と言っても過言ではありません。

経営者の方は、歴史の話が好きなかたが多いです。日本酒についての理解を深めることは、歴史についての知識をインプットをすることと同じくらい、人同士の親睦を深めることに役立つのではないでしょうか。

コミュニティ開拓者であるアントキの猪木さんのお話を聞き、お酒のさらなる魅力に気がつくことができました。

小川里美様「La professione di cantare(歌う仕事について)

オペラ歌手 小川里美様による「La professione di cantare(歌う仕事について)では、プロとしての覚悟や、常にアップデートし続ける小川さんの精根を感じることができました。

一曲歌うのにも何百人もの人が関わり、自分が抜擢されればそのポジションに選ばれなかった人その分がいる。もはや、「好きだから歌う」という気持ちだけでは歌うことができない使命感があるとおっしゃっていました。
これが、プロになってからしか見えない景色だと感じました。

私も、自分が今いただいている環境に誇りを持ち、強い使命感を楽しんでMiss SAKEの任務を果たしたいと感じました。

お話の最後に、「美しい夕暮れ」を聞かせていただきました。まずは小川さんがフランス語で歌う「美しい夕暮れ」。導入で、そっと力強く近付く声と、甘美なピアノとのコラボレーションによって、まるで紺色の霧の中に裸で放り込まれたよう感覚に陥りました。音の移ろいに次第に溺れていきます。

次に英語で歌う矢野さんの「美しい夕暮れ」です。全く異なる雰囲気で、妖艶さも感じられました。こちらは、気温が突然上がった日の午後、来たことのない庭でハンモックに乗っている時の感覚に陥ります。

しかし、どちらの歌い方にも音に溺れていく感覚は、共通してありました。

後日談ですが、寝る前までこの曲を忘れることができず、もう一度聞くべく動画を探しました。すると、作曲がドビュッシーだと判明したんです。この世で最も好きなアーティストです。忘れられないはずがありません。

ドビュッシーの作品を演奏したり耳にしたりすると、音に溺れるような感覚に陥ります。私がどちらの演奏を聞いてもこの感覚を味わったのは、おそらくドビュッシーの作品だからです。

演奏会でもコンクールでもドビュッシーの作品を演奏していた私は、知らないうちに彼が作る音を身体で覚えていたのかもしれません。

また、歌詞を調べてみると、人生の儚さを感じるような詩でできていました。18才の時に作曲したそうなのですが、日本で言うところの高校3年生でこのような虚無感を感じていたと思うと、その後の人生で「Rêverie 」のような音を創ったことも少し理解できました。

JAXA 岩渕様 ご講義

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 主任、一般社団法人ニュースペース国際戦略研究所NGSL 岩渕泰晶様によるご講義では、好奇心と挑戦心が非常にお強い岩渕様と一緒に、枝葉のように話題が広がる楽しい時間を過ごすことができました。

お話を聞く中で、宇宙という未知領域が多いかつ最先端技術で詰まったフィールドで、新しいプロジェクトに携わるには、岩渕さんほどの好奇心が必要とされるのではないかと感じました。

宇宙には、ゴールを見失ってしまいそうなほど無限の選択肢が広がっています。

目の前のことを一つずつ、少しずつ取り組んで行くことが、一番の近道だという言葉は、このような領域でこそ光る言葉だと思っています。

岩渕さんも、どのような難しいことでも、ここならできるかなというところからstep by stepでやっていくことが圧倒的な近道だが、それがなかなか難しいとおっしゃっていました。ここでもやはり、自分をしっかり持つことが大切だと考えさせられました。

近年宇宙ビジネスに注目が集まっています。正直、宇宙といえば研究員の方の集まりで、理系分野に特化して宇宙を深く探っているという印象をずっと持っていました。

しかし今や、宇宙は様々な領域と交わり、新たなビジネスが生まれています。

私はこの流れを、宇宙に携わる人々の拡散的好奇心と特殊的好奇心の強さが生んだものだと感じています。

この好奇心の強さがあれば、宇宙分野でなくても様々なチャンスを見つけることが可能なはずです。宇宙はには、まだ明らかになっていないものも多く、物理的だけでなく心の距離も遠いなと今はまだ感じています。

しかし岩渕さんのような方々が、私たちの好奇心を強く刺激する新しい取り組みを、たくさん打ち上げてくださるおかげで、宇宙を身近に感じる日も遠くなさそうです。

最先端技術の可能性に触れて未来の日本を見るのが楽しみになり、長生きしてみたいと感じました。

 

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